ITEM CODE:
JBO001820

【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~

【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
297,000 円(税込)
297,000 円(税込)
【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Banded Overly Cuff c.1950~
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DAYl3KXzUp1/
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られた非常にシンプルなアンティーク/ビンテージバングルです。

2インチ(5㎝)を超えるワイドな幅を持つブレスレットで、オーバーレイ技法によって6連のバンデッド(ボーダー)が構成されており、土台とオーバーレイされたシルバーの双方が厚く、総重量が100gを超える重厚感も特徴的な作品となっています。


内側に刻印されたホールマーク(作者やショップのサイン)は【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されています。

そのホールマークのデザインから、1950年代に作られたピースと推定され、同作者らしさと共にミッドセンチュリー期の時代背景やプロダクト、美術様式の影響も感じさせるデザインです。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



本作もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と、インディアンジュエリーの造形スタイルが見事に融合した作品。その製法などはインディアンジュエリーの伝統を踏襲し、トラディショナルでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせるブレスレットとなっています。


本作のバンデッド/ボーダーのパターンは、非常にシンプルでクリーンな表情となっており、ビンテージインディアンジュエリー独特のエスニシティで骨太な印象と、モダンでエレガントな気品を感じさせるという相反する二面性を備えています。

また、このようなプレーンなシルバーの質感と美しさを際立たせた作品は、着ている服の色や天気・環境、そして周辺の景色を映し出します。
その為、ワイドな幅を持ったバングルですが、色々なスタイルやあらゆるシーンに溶け込みながら、特別なアクセントとして個性を主張できるジュエリーです。


インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、コレクションとしても十分にその価値を感じることが出来るハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド独特の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られた非常にシンプルなアンティーク/ビンテージバングルです。

2インチ(5㎝)を超えるワイドな幅を持つブレスレットで、オーバーレイ技法によって6連のバンデッド(ボーダー)が構成されており、土台とオーバーレイされたシルバーの双方が厚く、総重量が100gを超える重厚感も特徴的な作品となっています。


内側に刻印されたホールマーク(作者やショップのサイン)は【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されています。

そのホールマークのデザインから、1950年代に作られたピースと推定され、同作者らしさと共にミッドセンチュリー期の時代背景やプロダクト、美術様式の影響も感じさせるデザインです。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



本作もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と、インディアンジュエリーの造形スタイルが見事に融合した作品。その製法などはインディアンジュエリーの伝統を踏襲し、トラディショナルでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせるブレスレットとなっています。


本作のバンデッド/ボーダーのパターンは、非常にシンプルでクリーンな表情となっており、ビンテージインディアンジュエリー独特のエスニシティで骨太な印象と、モダンでエレガントな気品を感じさせるという相反する二面性を備えています。

また、このようなプレーンなシルバーの質感と美しさを際立たせた作品は、着ている服の色や天気・環境、そして周辺の景色を映し出します。
その為、ワイドな幅を持ったバングルですが、色々なスタイルやあらゆるシーンに溶け込みながら、特別なアクセントとして個性を主張できるジュエリーです。


インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、コレクションとしても十分にその価値を感じることが出来るハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド独特の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ SM - M 程度
レディースサイズ M - L 程度

内径最大幅 約54.7㎜    正面幅(高さ) 約45.8㎜
内周 約136㎜    開口部 約34㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 3/8inch

※バングルはサイズ調整可能です。また、本作はワイドな幅となっておりますので通常よりもゆとりのあるフィット感にてご検討下さい。

S~Mサイズ以下の男性、SM~Lサイズ以下の女性であれば多くの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Sterling Silver    約108.6g