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JNO018111

【Frank Patania Sr.】Gem Turquoise Nugget Pendant/Pin c.1940~

【Frank Patania Sr.】Gem Turquoise Nugget Pendant/Pin c.1940~
89,100 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DEkA6AfzKYK/
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られた作品。美しいターコイズナゲットが大変魅力的なアンティーク/ビンテージのペンダントトップ/ピンブローチです。

ピンブローチとしてのニードルパーツと共にペンダントトップとしても使用も可能とするバチカンパーツ(フックタイプ)を備え、2WAYで使用可能な作品となっています。(ディアスキンレザーレースが付属)


裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。

上記のホールマーク等から、1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われ、円盤型の立体的なラウンドシェイプをベースに、Frank Pataniaの代表的なデザインが構成された作品です。
同作者らしい造形の作品ながら控えめなサイズ感が珍しく、日常に取り入れやすい印象のジュエリーとなっています。

また、全体に柔らかな曲面/アールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。
これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


そのようなドーム状のラウンドシェイプをベースとして、センターから少し上に外れた位置に一回り小さいリング状のアップリケが施され、そこには正確に連続したスタンプが刻まれる事で、歯車やロープの様な印象が生み出されています。
そのリングの内側にはスタンプによるテクスチャー/エンボスが施される事で影が作られ、マウントされたターコイズの美しさを際立たせています。

また本作にマウントされた石は、ターコイズナゲットと呼ばれるワイルドで高さを持っており、大きなターコイズではありませんが、雄大な自然の一部をそのまま切り取ってジュエリーにマウントかの様な迫力となっています。


そのターコイズは、濃いブルーグリーンに強くワイルドなブラウンウェブが入る上質なターコイズです。
鉱山を特定することが出来ませんが、ナゲットターコイズでは希少な強い透明感を持ち、それほど大きなターコイズではありませんが、発色と高さのあるカットにより、際立った存在感を示します。

最大の特徴は、原石のシェイプを活かしたラフカットと、それを可能にする厚みのあるナゲット(塊状)で産出されたターコイズであることです。数あるターコイズの鉱山の中でも塊状で産出するターコイズは限られており、多くの鉱山において、脈状(薄い層の様な状態)で発見、採掘されます。

さらに、その塊の厚みを残したカットとなっています。こちらの様な質の高いターコイズではほとんどの場合、薄くカットして裏に『バッキング』と呼ばれる樹脂による補強施し、出来るだけ多くのルースに分割します。本作では、天然石の持つ凹凸を残した厚みのあるラフカットによって、ナチュラルでアーシーな印象が与えられています。

またそのワイルドなカットや上質な石の硬度、美しい透明感や艶により、宝石としての存在感と煌めきを感じさせるジェムクオリティのターコイズとなっています。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



内側に施された『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
本作の様に1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作はPatania Thunderbird styleの代表的なデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と伝統的でエスニシティなナバホ・プエブロジュエリーのマテリアルを活かしたデザインや技術が融合した作品です。

際立った美しさを持つターコイズナゲットと重厚で完成されたシルバーワークによって、小さなトップながら際立った存在感を示すトップとなっています。
しかしながら、仰々しい印象はなく性別を問わず多くのスタイルに馴染みやすいネックレスであり、日常のコーディネイトにさり気なくも効果的なアクセントと成りえます。
また、ピンブローチとしてもアウターやバッグのアクセントやハットのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。


控えめなボリューム感の中にも、インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Pataniaらしさが詰まった作品であり、ターコイズの質を含め大変コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が確認できますが、特にダメージの無い良好な状態を保っています。

ターコイズにはマトリックス部分に僅かな凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸であり、現在も素晴らしい艶と発色を保っています。
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られた作品。美しいターコイズナゲットが大変魅力的なアンティーク/ビンテージのペンダントトップ/ピンブローチです。

ピンブローチとしてのニードルパーツと共にペンダントトップとしても使用も可能とするバチカンパーツ(フックタイプ)を備え、2WAYで使用可能な作品となっています。(ディアスキンレザーレースが付属)


裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。

上記のホールマーク等から、1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われ、円盤型の立体的なラウンドシェイプをベースに、Frank Pataniaの代表的なデザインが構成された作品です。
同作者らしい造形の作品ながら控えめなサイズ感が珍しく、日常に取り入れやすい印象のジュエリーとなっています。

また、全体に柔らかな曲面/アールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。
これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


そのようなドーム状のラウンドシェイプをベースとして、センターから少し上に外れた位置に一回り小さいリング状のアップリケが施され、そこには正確に連続したスタンプが刻まれる事で、歯車やロープの様な印象が生み出されています。
そのリングの内側にはスタンプによるテクスチャー/エンボスが施される事で影が作られ、マウントされたターコイズの美しさを際立たせています。

また本作にマウントされた石は、ターコイズナゲットと呼ばれるワイルドで高さを持っており、大きなターコイズではありませんが、雄大な自然の一部をそのまま切り取ってジュエリーにマウントかの様な迫力となっています。


そのターコイズは、濃いブルーグリーンに強くワイルドなブラウンウェブが入る上質なターコイズです。
鉱山を特定することが出来ませんが、ナゲットターコイズでは希少な強い透明感を持ち、それほど大きなターコイズではありませんが、発色と高さのあるカットにより、際立った存在感を示します。

最大の特徴は、原石のシェイプを活かしたラフカットと、それを可能にする厚みのあるナゲット(塊状)で産出されたターコイズであることです。数あるターコイズの鉱山の中でも塊状で産出するターコイズは限られており、多くの鉱山において、脈状(薄い層の様な状態)で発見、採掘されます。

さらに、その塊の厚みを残したカットとなっています。こちらの様な質の高いターコイズではほとんどの場合、薄くカットして裏に『バッキング』と呼ばれる樹脂による補強施し、出来るだけ多くのルースに分割します。本作では、天然石の持つ凹凸を残した厚みのあるラフカットによって、ナチュラルでアーシーな印象が与えられています。

またそのワイルドなカットや上質な石の硬度、美しい透明感や艶により、宝石としての存在感と煌めきを感じさせるジェムクオリティのターコイズとなっています。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



内側に施された『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
本作の様に1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作はPatania Thunderbird styleの代表的なデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と伝統的でエスニシティなナバホ・プエブロジュエリーのマテリアルを活かしたデザインや技術が融合した作品です。

際立った美しさを持つターコイズナゲットと重厚で完成されたシルバーワークによって、小さなトップながら際立った存在感を示すトップとなっています。
しかしながら、仰々しい印象はなく性別を問わず多くのスタイルに馴染みやすいネックレスであり、日常のコーディネイトにさり気なくも効果的なアクセントと成りえます。
また、ピンブローチとしてもアウターやバッグのアクセントやハットのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。


控えめなボリューム感の中にも、インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Pataniaらしさが詰まった作品であり、ターコイズの質を含め大変コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が確認できますが、特にダメージの無い良好な状態を保っています。

ターコイズにはマトリックス部分に僅かな凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸であり、現在も素晴らしい艶と発色を保っています。
Size

縦 約3.75㎝   横 約3.75㎝   レザーレースは最大で82.0㎝程度

ターコイズ  縦 約14.1㎜  横 約12.2㎜

Material

Sterling Silver, Gem Quality Turquoise Nugget, Leather Lace (Deer Skin)