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JRH018608

【Ralph Tawangyaouma】Hopi Silver Ring w/Turquoise c.1950~

【Ralph Tawangyaouma】Hopi Silver Ring w/Turquoise c.1950~
85,800 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DBtdd_PTSV0/
【Hopi】ホピの偉大な作家である【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)による作品で、オーセンティックなシルバーワークとグリーンターコイズが美しいアンティーク/ビンテージリングです。

ナバホジュエリーの基本を踏襲した作品ですが、フェイス内側に刻印されているホールマーク(作者のサイン)により、ホピ族の初期シルバースミスであるRalph Tawangyaoumaが制作した個体と判断可能なピース。インディアンジュエリーの歴史上でも大きな役割を担った偉大な作者の遺した貴重な作品の一つとなっています。


1940年代~1960年代後半頃まで、その制作時期は広く可能性が残りますが、造形スタイルやホールマーク等からは、同作者のキャリア後半である1950年代~1960年代に作られた事が推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれ、オーバルシェイプのターコイズがマウントされたフェイスに向けて少しずつ幅が広く造形されることでフェイスとの自然な繋がりを作り上げています。


フェイスは美しくも野性味のあるグリーンターコイズをメイン構成され、その土台となっている石の外側には、上下左右にスタンプによる刻み模様が施されており、クロス模様を浮かび上がらせながら、作品に奥行きを与えています。

この様な大胆な刻みによるライン模様は、1970年代~現代に至るまで多くみられるディテールとなっていますが、1972年に亡くなられたRalph Tawangyaoumaのアーカイブにおいても発見されることで、同作者の先進性や後世への影響力を感じさせます。


さらに、フェイスの両サイドにはファンシェイプ(扇型)のコンチョがアップリケされ、そこに刻まれたスタンプ(鏨)ツールの質も、派手なデザインではありませんが、非常に細かく繊細なバーストラインを刻み込む、アンティーク作品特有の上質なクオリティを誇ります。



マウントされたグリーンターコイズは、その鉱山の特定は困難ですが、北米産のナチュラル無添加なターコイズであり、その色相から、おそらく変色ではなく元々グリーンの石であったと思われます。

発色の良いグリーンターコイズで、柔らかなグラデーションが美しい石となっており、白っぽく見える透明の部分はクウォーツ(水晶)のマトリックスです。
アンティークジュエリーに素晴らしいフィット感の渋い色相の中に神秘的な奥行きを感じさせるグリーンターコイズです。
ブルーターコイズの様な華やかさは有りませんが、とてもシックで落ち着いた表情を有し、色々なコーディネイトに馴染みやすいリングとなっています。



【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマは、1894年にアリゾナ州北部のオライビに生まれ、クラン(母系の氏族を表す動物)はヤングコーン。少年時代である1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住しています。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。
1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。


1906年前後という氏がまだ10代前半のころにはすでにシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていたとされています。

1930年代~1950年代にかけては、【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアや【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストに所属し多くの傑作を残しており、Vaughn's Indian Storeでは、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)とも同時期に在籍しており、それぞれにナバホの伝統的なスタイルをベースに強い独自性を持った作品を生み出しています。
その時期に彼らが互いに影響しあうことで生まれた技術やデザインには、現在ではトラディショナルなスタイルとして残るものも多く存在すると思われます。

特にラルフ・タワンギャウマは、一つの作品において異なった技法を組み合わせたり、ホピ独特のモチーフをジュエリーに多く取り入れ、その後生まれるオーバーレイ技法によるホピの特徴的なジュエリーにも多大な影響を与えているようです。
また、その多岐にわたるジュエリーに関する技術は、ホピの職人ではとても珍しいインレイワークにもおよび、独特なツイステッドワイヤーや繊細なワイヤーワーク等、非常に卓越した技術によって多くの造形スタイルを実践・確立していました。

1964年には自身が育った故郷であるホートビラに戻りますが、ジュエリーの制作は少しづつ継続していたようです。そして1972年11月に亡くなられています。

ホールマークは、こちらの作品でも刻印されている『サンダークラウド』(レインクラウド/雨雲にサンダー/稲妻)のデザインで、HOPIの頭文字『H』と共に刻印されているものが多く見つかっています。ホピのシルバースミスとしては、最も早くホールマークを使用した作家だとされています。



本作も、同作者らしいナバホの古典的な技術により作り上げられたクラシックな印象の作品となっていますが、どこか優し気な雰囲気を帯びているのが特徴的で、細部への拘りや作者の技巧が垣間見える作品です。


また経年による迫力と、自然を切り取ったような深遠な表情を持つターコイズにより、ビンテージスタイルにはもちろんですが、多くのコーディネイトにナチュラルに溶け込むリング。さらに、その立体的な構造によって見る角度や装着するスタイルによって見え方が大きく変化するように感じられます。

男性の手にも映えるボリューム感を持っていますが、女性にもフィットする高い汎用性も魅力的なリングとなっています。


アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は、使用による摩耗や紛失などにより消費され、現存数が少なく大変希少なアイテムです。

中でも本作はインディアンジュエリー史に多大な影響を与え、当時は全く新しかったシルバーワークやデザイン/造形を生み出した【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマという偉大な作家の足跡を感じ取ることが出来る非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションはとても古いハンドメイド作品の為、制作上のムラがみられますが、使用感は少なくシルバーのクスミや細かなキズ程度の良好な状態となっています。

ターコイズは少しマットな質感となっており、マトリックス部分に凹凸等が見られますが、それらは天然石に由来するカットされた時からの特徴でありダメージではありません。
クラックやガタツキ等の無い、良い状態を保っています。
【Hopi】ホピの偉大な作家である【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)による作品で、オーセンティックなシルバーワークとグリーンターコイズが美しいアンティーク/ビンテージリングです。

ナバホジュエリーの基本を踏襲した作品ですが、フェイス内側に刻印されているホールマーク(作者のサイン)により、ホピ族の初期シルバースミスであるRalph Tawangyaoumaが制作した個体と判断可能なピース。インディアンジュエリーの歴史上でも大きな役割を担った偉大な作者の遺した貴重な作品の一つとなっています。


1940年代~1960年代後半頃まで、その制作時期は広く可能性が残りますが、造形スタイルやホールマーク等からは、同作者のキャリア後半である1950年代~1960年代に作られた事が推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれ、オーバルシェイプのターコイズがマウントされたフェイスに向けて少しずつ幅が広く造形されることでフェイスとの自然な繋がりを作り上げています。


フェイスは美しくも野性味のあるグリーンターコイズをメイン構成され、その土台となっている石の外側には、上下左右にスタンプによる刻み模様が施されており、クロス模様を浮かび上がらせながら、作品に奥行きを与えています。

この様な大胆な刻みによるライン模様は、1970年代~現代に至るまで多くみられるディテールとなっていますが、1972年に亡くなられたRalph Tawangyaoumaのアーカイブにおいても発見されることで、同作者の先進性や後世への影響力を感じさせます。


さらに、フェイスの両サイドにはファンシェイプ(扇型)のコンチョがアップリケされ、そこに刻まれたスタンプ(鏨)ツールの質も、派手なデザインではありませんが、非常に細かく繊細なバーストラインを刻み込む、アンティーク作品特有の上質なクオリティを誇ります。



マウントされたグリーンターコイズは、その鉱山の特定は困難ですが、北米産のナチュラル無添加なターコイズであり、その色相から、おそらく変色ではなく元々グリーンの石であったと思われます。

発色の良いグリーンターコイズで、柔らかなグラデーションが美しい石となっており、白っぽく見える透明の部分はクウォーツ(水晶)のマトリックスです。
アンティークジュエリーに素晴らしいフィット感の渋い色相の中に神秘的な奥行きを感じさせるグリーンターコイズです。
ブルーターコイズの様な華やかさは有りませんが、とてもシックで落ち着いた表情を有し、色々なコーディネイトに馴染みやすいリングとなっています。



【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマは、1894年にアリゾナ州北部のオライビに生まれ、クラン(母系の氏族を表す動物)はヤングコーン。少年時代である1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住しています。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。
1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。


1906年前後という氏がまだ10代前半のころにはすでにシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていたとされています。

1930年代~1950年代にかけては、【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアや【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストに所属し多くの傑作を残しており、Vaughn's Indian Storeでは、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)とも同時期に在籍しており、それぞれにナバホの伝統的なスタイルをベースに強い独自性を持った作品を生み出しています。
その時期に彼らが互いに影響しあうことで生まれた技術やデザインには、現在ではトラディショナルなスタイルとして残るものも多く存在すると思われます。

特にラルフ・タワンギャウマは、一つの作品において異なった技法を組み合わせたり、ホピ独特のモチーフをジュエリーに多く取り入れ、その後生まれるオーバーレイ技法によるホピの特徴的なジュエリーにも多大な影響を与えているようです。
また、その多岐にわたるジュエリーに関する技術は、ホピの職人ではとても珍しいインレイワークにもおよび、独特なツイステッドワイヤーや繊細なワイヤーワーク等、非常に卓越した技術によって多くの造形スタイルを実践・確立していました。

1964年には自身が育った故郷であるホートビラに戻りますが、ジュエリーの制作は少しづつ継続していたようです。そして1972年11月に亡くなられています。

ホールマークは、こちらの作品でも刻印されている『サンダークラウド』(レインクラウド/雨雲にサンダー/稲妻)のデザインで、HOPIの頭文字『H』と共に刻印されているものが多く見つかっています。ホピのシルバースミスとしては、最も早くホールマークを使用した作家だとされています。



本作も、同作者らしいナバホの古典的な技術により作り上げられたクラシックな印象の作品となっていますが、どこか優し気な雰囲気を帯びているのが特徴的で、細部への拘りや作者の技巧が垣間見える作品です。


また経年による迫力と、自然を切り取ったような深遠な表情を持つターコイズにより、ビンテージスタイルにはもちろんですが、多くのコーディネイトにナチュラルに溶け込むリング。さらに、その立体的な構造によって見る角度や装着するスタイルによって見え方が大きく変化するように感じられます。

男性の手にも映えるボリューム感を持っていますが、女性にもフィットする高い汎用性も魅力的なリングとなっています。


アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は、使用による摩耗や紛失などにより消費され、現存数が少なく大変希少なアイテムです。

中でも本作はインディアンジュエリー史に多大な影響を与え、当時は全く新しかったシルバーワークやデザイン/造形を生み出した【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマという偉大な作家の足跡を感じ取ることが出来る非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションはとても古いハンドメイド作品の為、制作上のムラがみられますが、使用感は少なくシルバーのクスミや細かなキズ程度の良好な状態となっています。

ターコイズは少しマットな質感となっており、マトリックス部分に凹凸等が見られますが、それらは天然石に由来するカットされた時からの特徴でありダメージではありません。
クラックやガタツキ等の無い、良い状態を保っています。
Size

日本規格 約18~19号  円周 約 59.4㎜    us 9.5
正面幅 約 24.2㎜
石サイズは 18.5㎜×13.8㎜ 程度

Material

Silver, Green Turquoise