ITEM CODE:
JRO018132

Antique Navajo Casted Shank Men's Ring w/Turquoise c.1935~

Antique Navajo Casted Shank Men's Ring w/Turquoise c.1935~
69,300 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DAgDzB7zv70/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンドキャストで成形された重厚なシャンクをベースとした珍しいディテールを持つアンティーク/ビンテージリングです。

サンドキャスト(砂型鋳物)成形のシャンクをベースにハイドームにカットされたワイルドなターコイズがマウントされたピース。アンティークリングでは貴重なメンズサイズの個体であり、シルバワーク・ターコイズの双方に迫力のあるボリューム感を有し、造形バランスも秀逸な作品となっています。


本作のようなサンドキャスト(砂型鋳物)によるシルバーの成形技法は、ナバホジュエリーでも古典期と呼ばれる創成期からみられる技術の一つであり、長い歴史を持っています。

そして、その当時から完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれており、キャスト製法以外で作られた作品に比べて制作年代の判断が困難です。

使用されているスタンプツール(鏨・刻印)や造形スタイルからは、1930年代後半~1950年代頃に作られた事が推測されます。


前述の通り、サンドキャストによって成形されたシャンクは、フェイスの内側でクロスしながら、両サイド部分ではスリットが形成され、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる造形スタイルとなっています。

さらに、フェイスのターコイズの両脇には、単独のスクエアワイヤーを捻ることで作り出したツイステッドワイヤーと、スタンプの刻まれたアップリケが施されています。

サンドキャストによって形作られたリングは多く制作されましたが、本作の様にサンドキャストのシャンクをベースに、アップリケ等のシルバーワークが組み合わされた造形はとても珍しく、どちらも伝統的な技術・技法でありながら殆ど見つからない構成となっています。


そして、フェイスには高さのあるカットが特徴的なターコイズがマウントされており、鉱山は不明ながらとてもワイルドでアーシーな石となっています。

その石を留めるベゼル(覆輪)にはスムースベゼルが採用され、ターコイズの美しさが最大限に生かされたデザイン。さらに、そのベゼルには柔らかな丸みが付けられており、石との繋ぎ目が薄く造形される事で、石とシルバーが一体化しているように感じさせます。

これらのディテールは細かく観察しなければ気付く事のない仕事ですが、それらの細部からは作者の高い技術力や拘りを感じ取ることが出来ます。


また、フェイスの内側にはスクラッチによって『41』と『JH?』のように見える文字が刻まれていますが、これらの文字が何を示しているかは不明です。アルファベットが作者を表し『41』は1941年に作られた事を示すかもしれません。

流通上でトレーディングポスト等がプライスや商品管理用に記した文字であれば、アルファベット等の記号が3~5文字が多く使用されており、イニシャルの様な文字は作者のホールマークである可能性も高いと考えられます。



重厚で丁寧なシルバーワークは現代作品と比べても秀逸で、その豊かな表情とナチュラルな質感、ボリューム感は男性の手においても際立った存在感を放ち、アーシーな美しさを持つターコイズと重厚なシルバーワークによって自然や大地を身に着けるような感覚をもたらします。

そして、有機的な曲線によるナチュラルな印象により、多くのスタイルにフィットする高い汎用性も備えたリングとなっています。


アンティーク作品特有の原始的な力強さと共に、深遠な表情が魅力的なターコイズ、さらに経年による迫力により、素朴ながらタフでワイルドな力強さが宿るリングであり、大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、経年・着用による摩耗やハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が確認できますが、目立ったダメージは無く着用に不安のない状態です。

ターコイズには、マトリックス部分に欠けが見られますが、おそらくそれらはダメージではなく天然石に由来する『マトリックスロス』と思われます。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンドキャストで成形された重厚なシャンクをベースとした珍しいディテールを持つアンティーク/ビンテージリングです。

サンドキャスト(砂型鋳物)成形のシャンクをベースにハイドームにカットされたワイルドなターコイズがマウントされたピース。アンティークリングでは貴重なメンズサイズの個体であり、シルバワーク・ターコイズの双方に迫力のあるボリューム感を有し、造形バランスも秀逸な作品となっています。


本作のようなサンドキャスト(砂型鋳物)によるシルバーの成形技法は、ナバホジュエリーでも古典期と呼ばれる創成期からみられる技術の一つであり、長い歴史を持っています。

そして、その当時から完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれており、キャスト製法以外で作られた作品に比べて制作年代の判断が困難です。

使用されているスタンプツール(鏨・刻印)や造形スタイルからは、1930年代後半~1950年代頃に作られた事が推測されます。


前述の通り、サンドキャストによって成形されたシャンクは、フェイスの内側でクロスしながら、両サイド部分ではスリットが形成され、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる造形スタイルとなっています。

さらに、フェイスのターコイズの両脇には、単独のスクエアワイヤーを捻ることで作り出したツイステッドワイヤーと、スタンプの刻まれたアップリケが施されています。

サンドキャストによって形作られたリングは多く制作されましたが、本作の様にサンドキャストのシャンクをベースに、アップリケ等のシルバーワークが組み合わされた造形はとても珍しく、どちらも伝統的な技術・技法でありながら殆ど見つからない構成となっています。


そして、フェイスには高さのあるカットが特徴的なターコイズがマウントされており、鉱山は不明ながらとてもワイルドでアーシーな石となっています。

その石を留めるベゼル(覆輪)にはスムースベゼルが採用され、ターコイズの美しさが最大限に生かされたデザイン。さらに、そのベゼルには柔らかな丸みが付けられており、石との繋ぎ目が薄く造形される事で、石とシルバーが一体化しているように感じさせます。

これらのディテールは細かく観察しなければ気付く事のない仕事ですが、それらの細部からは作者の高い技術力や拘りを感じ取ることが出来ます。


また、フェイスの内側にはスクラッチによって『41』と『JH?』のように見える文字が刻まれていますが、これらの文字が何を示しているかは不明です。アルファベットが作者を表し『41』は1941年に作られた事を示すかもしれません。

流通上でトレーディングポスト等がプライスや商品管理用に記した文字であれば、アルファベット等の記号が3~5文字が多く使用されており、イニシャルの様な文字は作者のホールマークである可能性も高いと考えられます。



重厚で丁寧なシルバーワークは現代作品と比べても秀逸で、その豊かな表情とナチュラルな質感、ボリューム感は男性の手においても際立った存在感を放ち、アーシーな美しさを持つターコイズと重厚なシルバーワークによって自然や大地を身に着けるような感覚をもたらします。

そして、有機的な曲線によるナチュラルな印象により、多くのスタイルにフィットする高い汎用性も備えたリングとなっています。


アンティーク作品特有の原始的な力強さと共に、深遠な表情が魅力的なターコイズ、さらに経年による迫力により、素朴ながらタフでワイルドな力強さが宿るリングであり、大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、経年・着用による摩耗やハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が確認できますが、目立ったダメージは無く着用に不安のない状態です。

ターコイズには、マトリックス部分に欠けが見られますが、おそらくそれらはダメージではなく天然石に由来する『マトリックスロス』と思われます。
Size

日本規格 約 22.5~23号  円周 約 63.7㎜    us 11
正面幅 約 25.1㎜

Material

Silver, Green Turquoise