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JBO097553

Atq Navajo Gem Turquoise Row Heavy TriangleWire Cuff c.1925~

Atq Navajo Gem Turquoise Row Heavy TriangleWire Cuff c.1925~
198,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DAqfXQnTDEJ/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)をベースとした作品。そこに、9個の美しいターコイズがマウントされた大変貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

石を羅列した『ローワーク』と呼ばれる造形スタイルに形作られ、それらの上下には大きさのあるシルバーボールが精密に配されており、細部まで丁寧に仕上げられたハイエンドな作品となっています。


1920年代後半~1940年代初頭頃までに作られたと思われる作品で、小さなターコイズを細いバンドに羅列する造形スタイルは、古くからズニ族のジュエリーにおいて多く見られるスタイルですが、本作はシルバーワークのディテールやマウントされたターコイズのサイズ等からナバホのシルバースミスによって制作された作品と推測されます。

現在では、ナバホジュエリーとズニジュエリー、さらにホピジュエリーにはその造形スタイルにある程度明確な違いを見つけることができます。
しかしながら、その「差異」は1920年代頃から徐々に生まれミッドセンチュリーにかけて明確になっていった歴史があります。

本作は、その黎明期に制作されたピースであり、ズニジュエリーの様な造形スタイルでありながら非常に重厚で、ターコイズも比較的大きくカットされ、ナバホジュエリーらしいシルバーワークの特徴も備えています。
それは、ナバホのシルバースミスによる作品であることを示しており、部族間の特徴が確立される過渡期に生まれたアーカイブとして、ヒストリックな価値も持つ作品となっています。


また、現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、本作は現在制作されている作品群のソース/源流となったピースであり、一見大きな違いの無いように思われますが、そのプリミティブな製法により、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは全く異なった表情や質感を持ち、特別な迫力が与えらています。


バンド(地金)の元となっているトライアングルワイヤー(竜骨型)は、インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形するナバホの伝統的製法により造形されています。

そのハンマーワークによりパウンティング(鍛造)されることで、とても硬く重厚に造形され インゴット独特のシルバーの質感はとてもなめらかで素晴らしい着用感を生んでいます。


またそれにより、既製のトライアングルワイヤーに比べ独特な断面のシェイプを持ち、フロントからターミナル(両端)にかけて少し細くなるように造形されています。
これらのようなディテールは、1900年代~1930年代頃に見られるスタイルであり、さりげないディテールながら既成のワイヤーを使用した作品には見られないアンティーク作品独特のディテールとなっています。


そして、フェイスとなる部分のみハンマーワークによってフラットに仕上げ、そこに9つのラウンドカットターコイズが羅列されることで構成されたブレスレットとなっています。

本作の様にトライアングルワイヤーをベースに石をマウントしたブレスレットは、1920年代以前の作品でも見られ現在も制作されているトラディショナルな造形スタイルですが、1950年代~1990年代頃までの作品には、非常に少ない造形となっています。


さらに、厚み部分の上下にはターコイズと呼応するようにシルバーボール/シルバードロップが施されています。一つずつハンドメイドされたシルバーボールにより、立体感と迫力のある造形に仕上がっています。



セットされた石は高さがあり、ペールトーンの水色にブラウンやゴールドのウェブが入るターコイズで、高さのあるカットや色の特徴などから古い時代の【Lone Mountain Turquoise 】ローンマウンテンターコイズが強く想起されます。

タイトなウェブが入らず、現在知られているローンマウンテンターコイズとは少し異なったマトリックスとなっていますが、1930年代以前に採掘されたオールドローンマウンテンは本作の様な特徴を備えています。
その硬度や色相には、現在と同じローンマウンテンらしいリッチな美しさが感じられ、大変貴重な無添加ナチュラルターコイズとなっています。



【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。
長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。

非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られています。採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー、【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ等も好んでジュエリーにしたターコイズです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形した作品特有の重厚なバンドに仕上げられ、当時の武骨で素朴な雰囲気を堪能できるアンティークジュエリー。さらに、原始的な製法・技法で作り上げられることで、手仕事の質感や古い工芸品独特の迫力を有するブレスレットとなっています。


また美しく高さのあるターコイズによって、さり気なくもしっかりとした存在感を放ち、スタッズのようなドットの羅列は、男性的でエッジーな造形美を作っています。
そしてなじみの良い質感は重ね付けにも向いたバングルですが、単独でもしっかりとした存在感を示します。
さらに、エッジーで厳かな印象もありますが、ナチュラルな表情のターコイズや滑らかで有機的な質感のシルバーにより、多くのスタイルによく馴染む汎用性の高いバングルとなっています。


本作の様なトライアングルワイヤーをベースに、ターコイズがマウントされた作品は大変コレクタブルであり、インディアンジュエリーの歴史を読み解く上で重要な史料となりえる作品の一つです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも多少のクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラなどが見られますが、目立ったダメージは無く大変良好です。

ターコイズにつきましては、少しラフなカットが採用されており、マトリックス部分に凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、ガタツキ(動き)やクラックはなく良好なコンディションとなっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)をベースとした作品。そこに、9個の美しいターコイズがマウントされた大変貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

石を羅列した『ローワーク』と呼ばれる造形スタイルに形作られ、それらの上下には大きさのあるシルバーボールが精密に配されており、細部まで丁寧に仕上げられたハイエンドな作品となっています。


1920年代後半~1940年代初頭頃までに作られたと思われる作品で、小さなターコイズを細いバンドに羅列する造形スタイルは、古くからズニ族のジュエリーにおいて多く見られるスタイルですが、本作はシルバーワークのディテールやマウントされたターコイズのサイズ等からナバホのシルバースミスによって制作された作品と推測されます。

現在では、ナバホジュエリーとズニジュエリー、さらにホピジュエリーにはその造形スタイルにある程度明確な違いを見つけることができます。
しかしながら、その「差異」は1920年代頃から徐々に生まれミッドセンチュリーにかけて明確になっていった歴史があります。

本作は、その黎明期に制作されたピースであり、ズニジュエリーの様な造形スタイルでありながら非常に重厚で、ターコイズも比較的大きくカットされ、ナバホジュエリーらしいシルバーワークの特徴も備えています。
それは、ナバホのシルバースミスによる作品であることを示しており、部族間の特徴が確立される過渡期に生まれたアーカイブとして、ヒストリックな価値も持つ作品となっています。


また、現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、本作は現在制作されている作品群のソース/源流となったピースであり、一見大きな違いの無いように思われますが、そのプリミティブな製法により、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは全く異なった表情や質感を持ち、特別な迫力が与えらています。


バンド(地金)の元となっているトライアングルワイヤー(竜骨型)は、インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形するナバホの伝統的製法により造形されています。

そのハンマーワークによりパウンティング(鍛造)されることで、とても硬く重厚に造形され インゴット独特のシルバーの質感はとてもなめらかで素晴らしい着用感を生んでいます。


またそれにより、既製のトライアングルワイヤーに比べ独特な断面のシェイプを持ち、フロントからターミナル(両端)にかけて少し細くなるように造形されています。
これらのようなディテールは、1900年代~1930年代頃に見られるスタイルであり、さりげないディテールながら既成のワイヤーを使用した作品には見られないアンティーク作品独特のディテールとなっています。


そして、フェイスとなる部分のみハンマーワークによってフラットに仕上げ、そこに9つのラウンドカットターコイズが羅列されることで構成されたブレスレットとなっています。

本作の様にトライアングルワイヤーをベースに石をマウントしたブレスレットは、1920年代以前の作品でも見られ現在も制作されているトラディショナルな造形スタイルですが、1950年代~1990年代頃までの作品には、非常に少ない造形となっています。


さらに、厚み部分の上下にはターコイズと呼応するようにシルバーボール/シルバードロップが施されています。一つずつハンドメイドされたシルバーボールにより、立体感と迫力のある造形に仕上がっています。



セットされた石は高さがあり、ペールトーンの水色にブラウンやゴールドのウェブが入るターコイズで、高さのあるカットや色の特徴などから古い時代の【Lone Mountain Turquoise 】ローンマウンテンターコイズが強く想起されます。

タイトなウェブが入らず、現在知られているローンマウンテンターコイズとは少し異なったマトリックスとなっていますが、1930年代以前に採掘されたオールドローンマウンテンは本作の様な特徴を備えています。
その硬度や色相には、現在と同じローンマウンテンらしいリッチな美しさが感じられ、大変貴重な無添加ナチュラルターコイズとなっています。



【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。
長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。

非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られています。採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー、【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ等も好んでジュエリーにしたターコイズです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形した作品特有の重厚なバンドに仕上げられ、当時の武骨で素朴な雰囲気を堪能できるアンティークジュエリー。さらに、原始的な製法・技法で作り上げられることで、手仕事の質感や古い工芸品独特の迫力を有するブレスレットとなっています。


また美しく高さのあるターコイズによって、さり気なくもしっかりとした存在感を放ち、スタッズのようなドットの羅列は、男性的でエッジーな造形美を作っています。
そしてなじみの良い質感は重ね付けにも向いたバングルですが、単独でもしっかりとした存在感を示します。
さらに、エッジーで厳かな印象もありますが、ナチュラルな表情のターコイズや滑らかで有機的な質感のシルバーにより、多くのスタイルによく馴染む汎用性の高いバングルとなっています。


本作の様なトライアングルワイヤーをベースに、ターコイズがマウントされた作品は大変コレクタブルであり、インディアンジュエリーの歴史を読み解く上で重要な史料となりえる作品の一つです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも多少のクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラなどが見られますが、目立ったダメージは無く大変良好です。

ターコイズにつきましては、少しラフなカットが採用されており、マトリックス部分に凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、ガタツキ(動き)やクラックはなく良好なコンディションとなっています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約61.1㎜    正面幅(高さ) 約12.8㎜
内周 約145㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 3/4inch   opening 1 1/16inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、L~XXLサイズの男性、XLサイズ以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, Turquoise (probably Lone Mt. Turquoise)    約32.5g