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JRO037083

【Fred Peshlakai】Top-Grade Burnham Turquiose Row Ring c.1940~

【Fred Peshlakai】Top-Grade Burnham Turquiose Row Ring c.1940~
594,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Ct-tnY7vWYQ/
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品で、深遠な景色を形成し強い透明感と艶の美しい【Godber/Burnham Turquoise】ガドバー/バーナムターコイズ3つを縦方向に並べてマウントしたアンティーク/ビンテージリングです。

同作者らしい造形スタイルと非常に完成されたシルバーワークによって作り上げられた作品であり、ミュージアムクオリティを誇るピースとなっています。


本作にはホールマーク(サイン)が刻印されていませんが、過去に見つかっているFred Peshlakaiの作品と全く同一のスタンプ/刻印ツール(鏨)が使用されており、同作者がスタンプツールを他者と共有していたとは考えにくく、作者を断定することが可能となっています。
また、本作に使用されているスタンプ(鏨)は、インディアンジュエリーにおいて珍しいデザインではありませんが、作者自身が作成しているツールの為、一部にハンドメイド特有のエラーやクセが見られ、作者の特定を可能にしています。


1940年代~1950年代頃の作品と思われ、Fred Peshlakaiの長いキャリアの中では中期に当たる時期のものと推測されます。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、ワイドでボリューム感のあるフェイスに向かって自然な流れを作り上げています。

フェイスは、ツイステッドワイヤーによって柔らかなオーバルシェイプが築かれており、3つのターコイズがマウントされています。さらにその間には、丁寧なカッティングワークによって「抜け」が作られた独創的で美しい造形となっています。
さらに、ターコイズの間にはシルバーボールが配され、サイド部分にはFred Peshlakaiがハンドメイドで製作したスタンプが刻まれた、半月型のアップリケが施されています。


本作のようなターコイズを縦方向に羅列して構成するデザインは、 ナバホの非常に古い作品にも見つけることが出来ますが、やはりFred Peshlakaiの作品において多く見られる造形スタイルです。また、それら石の両サイドには小さなシルバードロップが施されており、ナバホジュエリーらしい表情が与えられています。
全てのディテールはナバホジュエリーの伝統的な技術によって構成されていますが、突出した造形センスにより大変独創的でありながら高い完成度を感じさせるリングとなっています。スプリットシャンクと綺麗に一体化したフェイスの造形や、全体が共通した曲線で形作られることによってボリューム感がありながらクラシックで落ち着いた印象に仕上げられているようです。


マウントされたターコイズは、素晴らしい透明感を持つ美しい水色に強いブラック・ブラウンのスパイダーウェブが入る【Godber/Burnham】カドバー/バーナムターコイズです。
同鉱山の特徴として、アルミニウムが多く含まれることで透明感のあるミルキーブルーになるとされていますが、本作にマウントされた石は濃く深い青さを湛えています。マトリックスの色相やその特徴から、カドバー/バーナムターコイズであることを判断し得えていますが、ターコイズの青さやその色相は【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトターコイズ、そして【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズを凌ぐようなリッチなブルーとなっており、宝石としての存在感と煌めきを感じさせます

それぞれは、それほど大きい石ではありませんが、ローワークという石が羅列される造形スタイルによって石の質の高さが際立ち、ジュエリーとしての完成度も飛躍的に高めている無添加ナチュラルのトップグレードターコイズとなっています。



【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイは1896年、ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。
当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。 その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家となった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです。

そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。
そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。

1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。
1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。

そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。

1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。

そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。
1972年に体調を崩し、その翌年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。 そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。

彼らが非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。
やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。

また、ターコイズの選定眼も素晴らしく、1950年代以前の作品ではほとんど見つけることが出来ない貴重なハイグレードターコイズが使用された作品も多く残されています。



本作も独自性と共に卓越した技術と造形センスを感じさせ、作られた当時はとてもモダンなデザインであったことが推測されますが、武骨で芯の強い印象や重厚なシルバーによるシルバーワークにはナバホジュエリーの伝統的な美意識や精神を宿しているように感じます。

また、後世のインディアンジュエラーにも強い影響を与えたFred Peshlakaiの作品であり、同作者の生み出した造形スタイルは、現代のインディアンジュエリーにおいてオーセンティックなものとなっています。しかしながら、本作は現代においても新鮮で傑出したデザイン・造形を持ったリングです。

インディアンジュエリーの力強さやエスニシティーな魅力と共に、完成されたシルバーワークと深淵な美しさを見せるターコイズによってエレガントな印象も併せ持つ作品であり、ドレスやフォーマルを含む多くのスタイルにおいて素晴らしい存在感を発揮します。


完成された造形美を持ち、ウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるピース。Fred Peshlakaiの美意識と造形美が詰まった素晴らしい大作となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや細かなキズ等は見られますが、使用感少なくとても良い状態を保っています。
また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、現在もアンティークピースでありながら素晴らしい艶を保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品で、深遠な景色を形成し強い透明感と艶の美しい【Godber/Burnham Turquoise】ガドバー/バーナムターコイズ3つを縦方向に並べてマウントしたアンティーク/ビンテージリングです。

同作者らしい造形スタイルと非常に完成されたシルバーワークによって作り上げられた作品であり、ミュージアムクオリティを誇るピースとなっています。


本作にはホールマーク(サイン)が刻印されていませんが、過去に見つかっているFred Peshlakaiの作品と全く同一のスタンプ/刻印ツール(鏨)が使用されており、同作者がスタンプツールを他者と共有していたとは考えにくく、作者を断定することが可能となっています。
また、本作に使用されているスタンプ(鏨)は、インディアンジュエリーにおいて珍しいデザインではありませんが、作者自身が作成しているツールの為、一部にハンドメイド特有のエラーやクセが見られ、作者の特定を可能にしています。


1940年代~1950年代頃の作品と思われ、Fred Peshlakaiの長いキャリアの中では中期に当たる時期のものと推測されます。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、ワイドでボリューム感のあるフェイスに向かって自然な流れを作り上げています。

フェイスは、ツイステッドワイヤーによって柔らかなオーバルシェイプが築かれており、3つのターコイズがマウントされています。さらにその間には、丁寧なカッティングワークによって「抜け」が作られた独創的で美しい造形となっています。
さらに、ターコイズの間にはシルバーボールが配され、サイド部分にはFred Peshlakaiがハンドメイドで製作したスタンプが刻まれた、半月型のアップリケが施されています。


本作のようなターコイズを縦方向に羅列して構成するデザインは、 ナバホの非常に古い作品にも見つけることが出来ますが、やはりFred Peshlakaiの作品において多く見られる造形スタイルです。また、それら石の両サイドには小さなシルバードロップが施されており、ナバホジュエリーらしい表情が与えられています。
全てのディテールはナバホジュエリーの伝統的な技術によって構成されていますが、突出した造形センスにより大変独創的でありながら高い完成度を感じさせるリングとなっています。スプリットシャンクと綺麗に一体化したフェイスの造形や、全体が共通した曲線で形作られることによってボリューム感がありながらクラシックで落ち着いた印象に仕上げられているようです。


マウントされたターコイズは、素晴らしい透明感を持つ美しい水色に強いブラック・ブラウンのスパイダーウェブが入る【Godber/Burnham】カドバー/バーナムターコイズです。
同鉱山の特徴として、アルミニウムが多く含まれることで透明感のあるミルキーブルーになるとされていますが、本作にマウントされた石は濃く深い青さを湛えています。マトリックスの色相やその特徴から、カドバー/バーナムターコイズであることを判断し得えていますが、ターコイズの青さやその色相は【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトターコイズ、そして【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズを凌ぐようなリッチなブルーとなっており、宝石としての存在感と煌めきを感じさせます

それぞれは、それほど大きい石ではありませんが、ローワークという石が羅列される造形スタイルによって石の質の高さが際立ち、ジュエリーとしての完成度も飛躍的に高めている無添加ナチュラルのトップグレードターコイズとなっています。



【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイは1896年、ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。
当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。 その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家となった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです。

そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。
そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。

1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。
1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。

そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。

1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。

そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。
1972年に体調を崩し、その翌年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。 そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。

彼らが非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。
やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。

また、ターコイズの選定眼も素晴らしく、1950年代以前の作品ではほとんど見つけることが出来ない貴重なハイグレードターコイズが使用された作品も多く残されています。



本作も独自性と共に卓越した技術と造形センスを感じさせ、作られた当時はとてもモダンなデザインであったことが推測されますが、武骨で芯の強い印象や重厚なシルバーによるシルバーワークにはナバホジュエリーの伝統的な美意識や精神を宿しているように感じます。

また、後世のインディアンジュエラーにも強い影響を与えたFred Peshlakaiの作品であり、同作者の生み出した造形スタイルは、現代のインディアンジュエリーにおいてオーセンティックなものとなっています。しかしながら、本作は現代においても新鮮で傑出したデザイン・造形を持ったリングです。

インディアンジュエリーの力強さやエスニシティーな魅力と共に、完成されたシルバーワークと深淵な美しさを見せるターコイズによってエレガントな印象も併せ持つ作品であり、ドレスやフォーマルを含む多くのスタイルにおいて素晴らしい存在感を発揮します。


完成された造形美を持ち、ウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるピース。Fred Peshlakaiの美意識と造形美が詰まった素晴らしい大作となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや細かなキズ等は見られますが、使用感少なくとても良い状態を保っています。
また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、現在もアンティークピースでありながら素晴らしい艶を保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。
Size

日本規格 約 16.5~17号  円周 約 57.4㎜    us 8.5
正面幅 約 31.8㎜
ターコイズ(中央)サイズは 縦 約5.1㎜  横 約9.5㎜

Material

Ingot Silver, Top Grade Godber/Burnham Turquoise