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JPO017082

【Morris Robinson】Hopi『ON BOOK』Bow Shape Silver Pin c.1930

【Morris Robinson】Hopi『ON BOOK』Bow Shape Silver Pin c.1930
104,500 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CuGzNOgv698/
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でMorris Robinsonらしいスタンプワークやリポウズが施されたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。


またこちらの作品は、Pat&Kim Messier著の書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』の85ページで紹介されているピースそのものになります。


1920年代末頃~1940年代頃に作られた作品と思われ、まだホピ族の特徴を感じるデザイン/造形ではなく、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。
しかしながら、オリジナルのスタンプ(鏨)やその構成、センスを感じるリボンシェイプなどは、作者の強い独自性が見られるピース。

またモチーフのリボンは、ナバホジュエリーの伝統的なモチーフとなっていますが、本作にはMorris Robinsonの強い独自性が現れており、アンティークインディアンジュエリー特有の武骨な表情とエレガントな印象を併せ持ったピンに仕上げられています。


おそらくインゴットシルバー(銀塊)からプレート上に成形された地金をベースにして、リボンシェイプにカットされ、センターにはラウンドカットされたターコイズがマウントされています。また、両サイドにはリポウズを施すことで、立体的な動きが与えられています。

また、こちらの作品はホールマークが入りませんが、上記の書籍でも紹介されている通りMorris Robinsonの作品でほぼ間違いありません。スタンプワークの構成だけでなく、独特のシェイプを持つアローのスタンプにより特定することができ、こちらのパーソナルスタンプは他の作家が受け継いだり共用した記録は無く、同作者以外は考えにくい作品となっています。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、Vaughn's Indian StoreやVaughn'sを買収したFred Wilson's INDIAN TRADING POSTなど、ほとんどをフェニックスとその周辺都市でキャリアを磨きました。そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。そして、1984年にホピの村で亡くなっています。

HOPI(ホピ)を表すHとMorris Robinsonのクラン(母系の氏族を表す動物)である蛇のホールマークは1931年頃から使用していたとされており、個人のホールマークを使用した最初期の作家の一人です。
現在では、アンティークインディアンジュエリーのオーセンティックな作品として定着しているスタイルの作品を多く残したMorris Robinsonですが、活躍していた当時には突出した技術を持ち、独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えています。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)にも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。



こちらは、Morris Robinson独特の特徴を持つピンブローチ。控えめなサイズやクラシックな質感は、使いやすく多くのアイテムに馴染みやすい造形のピンブローチです。アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースだと思われます。

また、ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、Morris Robinsonという偉大な作家による伝統的ながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーには僅かなクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージ等はありません。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。

※バングルのサイズ調整につきましては、ご購入後も何度でも無料(送料のみご負担頂きます)で承ります。少しお時間を頂きますがお気軽にお申し付けください。
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でMorris Robinsonらしいスタンプワークやリポウズが施されたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。


またこちらの作品は、Pat&Kim Messier著の書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』の85ページで紹介されているピースそのものになります。


1920年代末頃~1940年代頃に作られた作品と思われ、まだホピ族の特徴を感じるデザイン/造形ではなく、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。
しかしながら、オリジナルのスタンプ(鏨)やその構成、センスを感じるリボンシェイプなどは、作者の強い独自性が見られるピース。

またモチーフのリボンは、ナバホジュエリーの伝統的なモチーフとなっていますが、本作にはMorris Robinsonの強い独自性が現れており、アンティークインディアンジュエリー特有の武骨な表情とエレガントな印象を併せ持ったピンに仕上げられています。


おそらくインゴットシルバー(銀塊)からプレート上に成形された地金をベースにして、リボンシェイプにカットされ、センターにはラウンドカットされたターコイズがマウントされています。また、両サイドにはリポウズを施すことで、立体的な動きが与えられています。

また、こちらの作品はホールマークが入りませんが、上記の書籍でも紹介されている通りMorris Robinsonの作品でほぼ間違いありません。スタンプワークの構成だけでなく、独特のシェイプを持つアローのスタンプにより特定することができ、こちらのパーソナルスタンプは他の作家が受け継いだり共用した記録は無く、同作者以外は考えにくい作品となっています。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、Vaughn's Indian StoreやVaughn'sを買収したFred Wilson's INDIAN TRADING POSTなど、ほとんどをフェニックスとその周辺都市でキャリアを磨きました。そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。そして、1984年にホピの村で亡くなっています。

HOPI(ホピ)を表すHとMorris Robinsonのクラン(母系の氏族を表す動物)である蛇のホールマークは1931年頃から使用していたとされており、個人のホールマークを使用した最初期の作家の一人です。
現在では、アンティークインディアンジュエリーのオーセンティックな作品として定着しているスタイルの作品を多く残したMorris Robinsonですが、活躍していた当時には突出した技術を持ち、独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えています。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)にも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。



こちらは、Morris Robinson独特の特徴を持つピンブローチ。控えめなサイズやクラシックな質感は、使いやすく多くのアイテムに馴染みやすい造形のピンブローチです。アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースだと思われます。

また、ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、Morris Robinsonという偉大な作家による伝統的ながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーには僅かなクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージ等はありません。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。

※バングルのサイズ調整につきましては、ご購入後も何度でも無料(送料のみご負担頂きます)で承ります。少しお時間を頂きますがお気軽にお申し付けください。
Size

縦 約2.0㎝   横 約6.0㎝

Material

Ingot Silver, Turquoise