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JRO019936

Early Navajo/Pueblo Ingot Silver Ring w/Turquoise c.1910~?

Early Navajo/Pueblo Ingot Silver Ring w/Turquoise c.1910~?
86,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのシルバースミスによる古い作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクをベースにアーシーなターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージリングです。

1900年代後半~1920年代初頭頃までに制作されたことが推測されますが、スタンプワーク等の背景を特定する材料が乏しい作品の為、1950年代頃までその制作年代の可能性を捨てきれない個体となっています。


全てプリミティブな技術によるハンドメイドで仕上げられ、シャンクはインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワーク/鍛造によって成形されています。
またシャンクの一部には槌目/Hammered markが残されており、意図的なデザインではないように思われますが、その鍛造による製法の形跡も古典作品らしく武骨な表情を生み出しており、日本の『侘び寂び』にも通じる不完全な美しさが感じられます。

そのシェイプは、センターが広くなったシガーバンドリングに近いクラシックなフォルムとなっており、中央にセットされたターコイズを際立たせているようです。

そして、その石を留めているベゼル(覆輪)もハンマーワークにより成形された厚いシルバーによるハンドメイドベゼルが採用されています。

さらにそのベゼルを始めとするシルバーを接合しているロウ付けにあたり、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低い為に地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金の銀そのものを小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。

その様な地金と同じ銀素材を使用した溶接では、本体を形作るシルバー自体も溶かしたり変形させたりするリスクが高く、現代では殆ど採用されない技術です。

美しく仕上げるのも難しい技法であり、本作においても溶接(ロウ付け)部分に僅かな隙間や凹凸が確認出来ます。しかし、その制作上のムラやミスもこちらのリングを構成する一部として味わいや独特な表情と奥行きを与えているように感じられます。
また強度は高く、融解温度の低い銀ロウ素材を使用するよりも堅牢に仕上がっていると思われます。


それらインゴットシルバーからの成形やシャンクと同じくハンマーメイドされた厚いベゼル、現代とは異なるロウ付け技法等、全てのディテールが非常に原始的なツールや技術を用いている事から1920年代以前の作品である事が推測されますが、流通上の来歴や資料が残っていないリングであり、スタンプツール(鏨・刻印)等も使用されていいない為に正確な制作年代の特定が困難です。

さらに、ミッドセンチュリー以前はナバホリザベーション(ナバホ族の居留地)の内部でも比較的早くから交通網の整備された南部(アリゾナ州やニューメキシコ州の中央部付近)と、現代においても昔ながらの生活様式を守る人々が多く存在する北部(同州の北部でユタ州やコロラド州との境界付近)では、その近代化に大きな時間差が存在しておりジュエリーの制作においても北部ではミッドセンチュリー期に近い時代まで古典期の作品と変化の少ない作品が作られていたようです。
それらの地域による発展の時差も本作の様な作品の制作年代特定を困難にしています。


またインディアンジュエリーの歴史では、シルバースミスの最初の一人とされているのはナバホの【Atsidi Sani】と言う人物ですが、そのあとそれほど長い時間を経ずにAtsidi Saniの息子によりズニ族へ、そしてズニ族からホピ族へとシルバースミスとしての技術が伝来しました。
当時の作品はナバホのオールドスタイルをベースに、馬具などに見られるスパニッシュコロニアルスタイルやメキシカンシルバージュエリーの影響を受けながらそれぞれに発展していきますが、現代のような部族による作風の違いはほとんど見られず、1930年代以前には共通した造形スタイルの作品が作られていました。

本作もプエブロ・ナバホのどちらのシルバースミスの作品であるかを明確にすることは不可能です。、


また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力も宿し、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。


アンティークネイティブアメリカンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によって非常に現存数が少なくなっているとても古い時代に作られたリング。こちらも全体に使用感と摩耗が見られますが、原始的でありながらも丁寧で質実剛健な造りのシルバーワークにより、現在も良好なコンディションを保ち、今も十分に着用可能な作品となっています。丁寧なシルバーワークで仕上げられていることにより、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。


古い作品の為、マウントされたターコイズ鉱山の特定は困難ですが、非常にアーシーで深遠な表情をもつ石で、北米産の石と思われます。
それ程硬度の高い石ではないと思われますが、現在も透明感のある美しい色相を保ち古さを感じさせないターコイズとなっています。

また、ワイルドに入るマトリックスや優し気なグラデーションによってナチュラルな魅力を宿し、柔らかで本作にとても良くフィットした無添加ナチュラルターコイズです。



【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。
語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。
現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。

その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる重厚で堅牢なリングに仕上げられており、ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックな作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながらアンティーク工芸品として気品さえも漂わせています。


プリミティブでシンプルな造形は、ビンテージスタイルだけでなく多くのスタイルに馴染みやすいリングです。
ただし、このような年代に作られたリングは、日常的な着用ではなく特別なタイミングでの着用や、コレクションとしてのみでもその価値を十分に味わえる作品かと思われます。


ネイティブアメリカンジュエリー史を考察する上でも資料価値の高い作品であり、現在ではアートピース/ウェアラブルアートとしても高く評価される作品。長く後世に受け継がれる事となる根源的な造形美を有し、市場に出る機会がとても少ないアンティーク作品であり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に多少の使用感があり、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。

また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのシルバースミスによる古い作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクをベースにアーシーなターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージリングです。

1900年代後半~1920年代初頭頃までに制作されたことが推測されますが、スタンプワーク等の背景を特定する材料が乏しい作品の為、1950年代頃までその制作年代の可能性を捨てきれない個体となっています。


全てプリミティブな技術によるハンドメイドで仕上げられ、シャンクはインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワーク/鍛造によって成形されています。
またシャンクの一部には槌目/Hammered markが残されており、意図的なデザインではないように思われますが、その鍛造による製法の形跡も古典作品らしく武骨な表情を生み出しており、日本の『侘び寂び』にも通じる不完全な美しさが感じられます。

そのシェイプは、センターが広くなったシガーバンドリングに近いクラシックなフォルムとなっており、中央にセットされたターコイズを際立たせているようです。

そして、その石を留めているベゼル(覆輪)もハンマーワークにより成形された厚いシルバーによるハンドメイドベゼルが採用されています。

さらにそのベゼルを始めとするシルバーを接合しているロウ付けにあたり、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低い為に地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金の銀そのものを小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。

その様な地金と同じ銀素材を使用した溶接では、本体を形作るシルバー自体も溶かしたり変形させたりするリスクが高く、現代では殆ど採用されない技術です。

美しく仕上げるのも難しい技法であり、本作においても溶接(ロウ付け)部分に僅かな隙間や凹凸が確認出来ます。しかし、その制作上のムラやミスもこちらのリングを構成する一部として味わいや独特な表情と奥行きを与えているように感じられます。
また強度は高く、融解温度の低い銀ロウ素材を使用するよりも堅牢に仕上がっていると思われます。


それらインゴットシルバーからの成形やシャンクと同じくハンマーメイドされた厚いベゼル、現代とは異なるロウ付け技法等、全てのディテールが非常に原始的なツールや技術を用いている事から1920年代以前の作品である事が推測されますが、流通上の来歴や資料が残っていないリングであり、スタンプツール(鏨・刻印)等も使用されていいない為に正確な制作年代の特定が困難です。

さらに、ミッドセンチュリー以前はナバホリザベーション(ナバホ族の居留地)の内部でも比較的早くから交通網の整備された南部(アリゾナ州やニューメキシコ州の中央部付近)と、現代においても昔ながらの生活様式を守る人々が多く存在する北部(同州の北部でユタ州やコロラド州との境界付近)では、その近代化に大きな時間差が存在しておりジュエリーの制作においても北部ではミッドセンチュリー期に近い時代まで古典期の作品と変化の少ない作品が作られていたようです。
それらの地域による発展の時差も本作の様な作品の制作年代特定を困難にしています。


またインディアンジュエリーの歴史では、シルバースミスの最初の一人とされているのはナバホの【Atsidi Sani】と言う人物ですが、そのあとそれほど長い時間を経ずにAtsidi Saniの息子によりズニ族へ、そしてズニ族からホピ族へとシルバースミスとしての技術が伝来しました。
当時の作品はナバホのオールドスタイルをベースに、馬具などに見られるスパニッシュコロニアルスタイルやメキシカンシルバージュエリーの影響を受けながらそれぞれに発展していきますが、現代のような部族による作風の違いはほとんど見られず、1930年代以前には共通した造形スタイルの作品が作られていました。

本作もプエブロ・ナバホのどちらのシルバースミスの作品であるかを明確にすることは不可能です。、


また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力も宿し、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。


アンティークネイティブアメリカンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によって非常に現存数が少なくなっているとても古い時代に作られたリング。こちらも全体に使用感と摩耗が見られますが、原始的でありながらも丁寧で質実剛健な造りのシルバーワークにより、現在も良好なコンディションを保ち、今も十分に着用可能な作品となっています。丁寧なシルバーワークで仕上げられていることにより、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。


古い作品の為、マウントされたターコイズ鉱山の特定は困難ですが、非常にアーシーで深遠な表情をもつ石で、北米産の石と思われます。
それ程硬度の高い石ではないと思われますが、現在も透明感のある美しい色相を保ち古さを感じさせないターコイズとなっています。

また、ワイルドに入るマトリックスや優し気なグラデーションによってナチュラルな魅力を宿し、柔らかで本作にとても良くフィットした無添加ナチュラルターコイズです。



【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。
語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。
現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。

その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる重厚で堅牢なリングに仕上げられており、ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックな作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながらアンティーク工芸品として気品さえも漂わせています。


プリミティブでシンプルな造形は、ビンテージスタイルだけでなく多くのスタイルに馴染みやすいリングです。
ただし、このような年代に作られたリングは、日常的な着用ではなく特別なタイミングでの着用や、コレクションとしてのみでもその価値を十分に味わえる作品かと思われます。


ネイティブアメリカンジュエリー史を考察する上でも資料価値の高い作品であり、現在ではアートピース/ウェアラブルアートとしても高く評価される作品。長く後世に受け継がれる事となる根源的な造形美を有し、市場に出る機会がとても少ないアンティーク作品であり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に多少の使用感があり、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。

また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
Size

日本規格 約 19.5~20.5号  円周 約 61.1㎜ 程度    us 10-10.5
正面幅 約 16.8㎜

Material

Ingot Silver, Turquoise