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JRO0010353

Antique Navajo "Ketoh Style" Stamped Silver Ring c.1910~

Antique Navajo "Ketoh Style" Stamped Silver Ring c.1910~
242,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、『ケトーリング』とも呼ばれる伝統的な造形スタイルがインゴットシルバー(銀塊)から形作られ、殆ど市場に出る事のないミュージアムクオリティを誇る大変貴重なアンティーク/ビンテージリングです。

原始的でありながらも質実剛健なシルバーワークによる重厚な造りと、経年による摩耗や粗暴な部分も含め非常に魅力的であり、制作から100年以上が経過していながら、現在もリングとしての魅力と古典作品特有の迫力を宿す作品となっています。


1900年代末頃~1920年代頃に制作された作品。狩りにおいて弓を射る際に手首を守る装備品である【Ketoh】ケトー/【BowGuard】ボーガードをモチーフとし、盾を思わせるシェイプを持ちシンプルながら存在感のあるフェイスが特徴的な造形スタイルです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、幅のあるフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。

そこに、指に沿うようにアールがつけられた迫力のある独特なシェイプのフェイスが構成されています。もちろんフェイス部分もインゴットシルバーから成形されており、鍛造される事により、厚みのムラは見られますが非常に硬く堅牢な質感が生み出されています。


フェイス部分にはアンティーク作品らしいスタンプワークが施されており、中央に大きく刻印された『X』を描き出すようなスタンプワークの構成は【Butterfly】バタフライ/蝶々を表す紋様ではないかと思われますが、純粋な模様としてのデザインである可能性もあります。

バタフライは、力強く羽ばたき飛翔する姿から『生命力』や『永遠の命』を象徴しています。また、幼虫から蛹へと姿を変えやがて羽化して飛び立つことから、ドラゴンフライ/蜻蛉とも似た『変化』や『生まれ変わり』を表すこともあります。
アンティークのナバホラグなどでは本作の方な『X』を描き出すデザインがバタフライを示す意匠とされています。



【Ketoh】ケトーや【BowGuard】ボーガードと呼ばれる装備品は、もともとは弓を射る際に手首を守るための防具/ブレスレットとして作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテムです。
それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。

本作は、上記のケトー/ボーガードをモチーフにした造形のリングであり、フロント(フェイス)の幅が広く、盾を思わせるシェイプを持った非常に特徴的な造形となっています。

このような『ケトーリング』もインディアンジュエリー創成期に近い時期からみられ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でも散見される伝統的な造形の一つです。

現在においても【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)や、【McKee Platero】マッキー・プラテロ(1969-)、当店でも紹介している若手作家の【Clendon Pete】クレンドン・ピート(1977-)等、多くのシルバースミスが受け継ぎ、現在でも制作されているナバホジュエリーらしい造形スタイルとなっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる堅牢で重厚なシルバーワークによって形作られており、長い経年と着用の形跡が見られますが、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力や気品も漂わせ、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。


ワイドなボリューム感とワイルドな印象は大きな存在感を示しますが、石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、アンティークの質感とフェイスの柔らかな曲面/アールによって、手への馴染みも素晴らしいリング。スタイルを問わず多くのシーンにおいて違和感なく溶け込むと思われます。


この様な時代に制作されたリングは、アンティークネイティブアメリカンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によってブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、特に本作の様にシルバーのみで構成された個体は発見するのが非常に困難なピースとなっています。

インディアンジュエリー史上初期の作品でありながら、長く後世に受け継がれる事となる完成された造形美を有し、現在ではアートピースとしても高く評価される作品。多くがミュージアムに収蔵され市場に出る事が非常に稀なアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に経年・着用による摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等も確認できますが、目立ったダメージは無く重厚なシルバーワークによって、今後の長期ご着用にあたって不安のないコンディションとなってます。

またシャンクのバック部分には古いサイズ直しの形跡も見られますが、いつ頃の直し跡か不明で、とてもしっかりとした仕上げとなっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、『ケトーリング』とも呼ばれる伝統的な造形スタイルがインゴットシルバー(銀塊)から形作られ、殆ど市場に出る事のないミュージアムクオリティを誇る大変貴重なアンティーク/ビンテージリングです。

原始的でありながらも質実剛健なシルバーワークによる重厚な造りと、経年による摩耗や粗暴な部分も含め非常に魅力的であり、制作から100年以上が経過していながら、現在もリングとしての魅力と古典作品特有の迫力を宿す作品となっています。


1900年代末頃~1920年代頃に制作された作品。狩りにおいて弓を射る際に手首を守る装備品である【Ketoh】ケトー/【BowGuard】ボーガードをモチーフとし、盾を思わせるシェイプを持ちシンプルながら存在感のあるフェイスが特徴的な造形スタイルです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、幅のあるフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。

そこに、指に沿うようにアールがつけられた迫力のある独特なシェイプのフェイスが構成されています。もちろんフェイス部分もインゴットシルバーから成形されており、鍛造される事により、厚みのムラは見られますが非常に硬く堅牢な質感が生み出されています。


フェイス部分にはアンティーク作品らしいスタンプワークが施されており、中央に大きく刻印された『X』を描き出すようなスタンプワークの構成は【Butterfly】バタフライ/蝶々を表す紋様ではないかと思われますが、純粋な模様としてのデザインである可能性もあります。

バタフライは、力強く羽ばたき飛翔する姿から『生命力』や『永遠の命』を象徴しています。また、幼虫から蛹へと姿を変えやがて羽化して飛び立つことから、ドラゴンフライ/蜻蛉とも似た『変化』や『生まれ変わり』を表すこともあります。
アンティークのナバホラグなどでは本作の方な『X』を描き出すデザインがバタフライを示す意匠とされています。



【Ketoh】ケトーや【BowGuard】ボーガードと呼ばれる装備品は、もともとは弓を射る際に手首を守るための防具/ブレスレットとして作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテムです。
それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。

本作は、上記のケトー/ボーガードをモチーフにした造形のリングであり、フロント(フェイス)の幅が広く、盾を思わせるシェイプを持った非常に特徴的な造形となっています。

このような『ケトーリング』もインディアンジュエリー創成期に近い時期からみられ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でも散見される伝統的な造形の一つです。

現在においても【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)や、【McKee Platero】マッキー・プラテロ(1969-)、当店でも紹介している若手作家の【Clendon Pete】クレンドン・ピート(1977-)等、多くのシルバースミスが受け継ぎ、現在でも制作されているナバホジュエリーらしい造形スタイルとなっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる堅牢で重厚なシルバーワークによって形作られており、長い経年と着用の形跡が見られますが、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力や気品も漂わせ、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。


ワイドなボリューム感とワイルドな印象は大きな存在感を示しますが、石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、アンティークの質感とフェイスの柔らかな曲面/アールによって、手への馴染みも素晴らしいリング。スタイルを問わず多くのシーンにおいて違和感なく溶け込むと思われます。


この様な時代に制作されたリングは、アンティークネイティブアメリカンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によってブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、特に本作の様にシルバーのみで構成された個体は発見するのが非常に困難なピースとなっています。

インディアンジュエリー史上初期の作品でありながら、長く後世に受け継がれる事となる完成された造形美を有し、現在ではアートピースとしても高く評価される作品。多くがミュージアムに収蔵され市場に出る事が非常に稀なアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に経年・着用による摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等も確認できますが、目立ったダメージは無く重厚なシルバーワークによって、今後の長期ご着用にあたって不安のないコンディションとなってます。

またシャンクのバック部分には古いサイズ直しの形跡も見られますが、いつ頃の直し跡か不明で、とてもしっかりとした仕上げとなっています。
Size

日本規格 約 19.5~20.5号   円周 約 60.8㎜   us 10
正面幅 約 27.8㎜

Material

Ingot Silver