【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのビンテージジュエリー、オーバルシェイプの美しいターコイズがメインとなった大変シンプルなスクリューバックタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。
透明感が素晴らしいジェムクオリティターコイズの持つ、静かでクラシックな存在感を最大限に活かしたとても魅力的な作品となっています。
1930年代後半~1950年代初頭頃までに制作されたピースと思われ、ターコイズの土台とベゼル(覆輪)のみという、ミニマルなシルバーワークで構成されています。
スクリューバックパーツにはブラス製のパーツが使用されており、ネイティブアメリカンジュエリーにおいてこのようなスクリューバックパーツは古くから既製のパーツが使用されています。
ターコイズは深遠で複雑な表情をもつ【Fox Turquoise】フォックスターコイズと思われます。
【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等でも似た色相の石が見られますが、独特の強い透明感や僅かにグレイッシュなグリーンのグラデーション等は、フォックスターコイズの特徴となっています。
柔らかな色相のグリーンを基調としていますが、その高い硬度を感じさせる透明感によって、奥行きと複雑な景色が形成されることで特別な魅力を秘めた石となっています。
アクアカラーのグラデーションをベースにゴールドのマトリックスが入り、ジェムクオリティを誇る無添加ナチュラルターコイズです。
本作がエレガントで上品な印象とインディアンジュエリーらしいアーシーな魅力を兼ね備えるリングとなっているのは、この石の持つクオリティと色彩がもたらしていると思われます。
【Fox Turquoise】フォックスターコイズは、1900年代初頭に発見された鉱山で、ネバダ州の鉱山の中でも最大の産出量を誇ります。
産出量に比例してそのカラーバリエーションも幅広い鉱山ですが、こちらの石のようなカラーと柔らかなグラデーション、強い透明感を持った個体がフォックスターコイズらしい色相・表情として高くグレーディングされています。
『STERLING』の刻印は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。
『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。
本作では、ターコイズの土台とベゼル(覆輪)のみスターリングシルバー製となっており、スクリューバックパーツに関しましてはブラス(真鍮)製です。
大きな存在感のあるイヤリングではありませんが、ビンテージインディアンジュエリー独特の質感やナチュラルな石の色相は多くのスタイルにフィットし、日常にさり気なくも煌めきを与えてくれるアクセントとなってくれます。
美しいターコイズをメインとしたクラシックで可憐なイヤリング。控えめながら深遠な奥行きを持つターコイズによってナバホジュエリーらしいアーシーで味わい深い雰囲気を醸し、トレジャーハントプライスなピースとなっています。
◆着用サンプル画像はこちら◆
コンディションは、シルバーに多少のクスミや細かなキズ、制作上のムラなどはありますが特に目立ったダメージの無い状態です。
またターコイズも美しい艶と透明感を保ち、マトリックス部分には凹凸/穴が見られますがそれらは天然由来の特徴(マトリックスロス)でありダメージではありません。