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JBO009291

Vtg Navajo Cactus Stamped Cuff w/Brown PetrifiedWood c.1950~

Vtg Navajo Cactus Stamped Cuff w/Brown PetrifiedWood c.1950~
64,900 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DIY6sFZz7OR/
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリーで、モノトーンに近いグレイッシュな色相を基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がマウントされたアンティーク/ビンテージバングルです。

サボテンをモチーフとしたスタンプワーク等も特徴的なディテールで、マテリアルの落ち着いた印象とスタンプワークのキャッチーな雰囲気によるコントラストも魅力的な作品となっています。


1940年代末~1960年代初頭頃の作品と思われ、全てハンドメイドのシルバーワークも味わい深い表情を生み出しています。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された固く重厚なバンドは、フロント部分がセンターに向けて幅が広くなるよう、2本に割り開かれた『スプリットバンド』と呼ばれる造形となっています。


そのセンターにペトリファイドウッドがマウントされ、その石を止めるベゼル(覆輪)の外側には2本のワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施されることで、ナバホジュエリーらしい表情が与えられています。

さらに、その両サイドにはシルバーボール/シルバードロップが配され、植物のようなデザインのスタンプワークが刻まれた半円型のコンチョがアップリケされています。


また、バンドのサイド~ターミナルには少し写実的で細かな文様を刻むサボテンモチーフの力強いスタンプワークが施されています。

これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工にはジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
現代においては既製品のスタンプツールが普及し、ツールから自身の手によってハンドメイドするシルバースミス自体が少なくなってしまいましたが、1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くはシルバースミスによって制作され、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。


それら、クオリティの高いスタンプワークや細部のシルバーワーク等、全てナバホの伝統的な技術によって構成された作品であり、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。


また、スタンプワークに見られるキャッチーなサボテンモチーフは、本作が作られたのと同年代に隆盛を極めた【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて制作されたスーベニア作品群の影響と推測されます。
本作はツーリスト向けの作品ではありませんが、少しポップなモチーフが採用されている事もリラックス感を生む好デザインとなっています。



【Cactus】カクタス/サボテンのモチーフとしているサボテンは、ナバホの人たちが暮らす「砂漠」を表しています。

具体的には、アリゾナ州を中心に北米大陸南部に多く自生している【Saguaro Cactus】サハロ・カクタスと言う品種で、日本では弁慶柱(ベンケイチュウ)と呼ばれる巨大なサボテンです。成長が遅く15年で30㎝ほどしか成長しません。 35年以上でようやく花を咲かせ、その花はアリゾナ州の州花とされています。



【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。

おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。
木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い石とされています。
またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。

インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。


本作にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナ産らしい強い透明感が感じられます。

こちらの様にグレー/ブラックをベースとした石は珍しく、ダークカラーを基調としながら、細かく観察すると抽象画の様な複雑でアーティな奥行きを持つ表情は本作の大きな魅力となっています。
また、その独特の奥行きと落ち着いた表情を持った石(PetrifiedWood)により、作品自体がとてもシックでエッジーな印象に仕上げられているようです。

※掲載画像では背景の色・明るさによって違った色味になっておりますが、実物の色は画像に比べ少し落ち着いた色調の石となっています。白い背景の画像は実物に近い色味が再現されています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらあまり紹介されておらず、ビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられる為、当店では注力してご紹介しています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



ナバホの伝統的なスタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性が光り、サンドカラーXモノトーンで構成されたペトリファイドウッドは水墨画のようにも見え、シックで幻惑的な印象を与えます。

また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。


現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテム。特にこちらの作品は、質の高いシルバーワークと、そのデザインセンスにおいて特別なクオリティーを持つキラーピースであり、類似作品の発見が非常に困難なスペシャリティを誇る作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好。
シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラはありますが目立ったダメージはなく、石を含め良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリーで、モノトーンに近いグレイッシュな色相を基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がマウントされたアンティーク/ビンテージバングルです。

サボテンをモチーフとしたスタンプワーク等も特徴的なディテールで、マテリアルの落ち着いた印象とスタンプワークのキャッチーな雰囲気によるコントラストも魅力的な作品となっています。


1940年代末~1960年代初頭頃の作品と思われ、全てハンドメイドのシルバーワークも味わい深い表情を生み出しています。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された固く重厚なバンドは、フロント部分がセンターに向けて幅が広くなるよう、2本に割り開かれた『スプリットバンド』と呼ばれる造形となっています。


そのセンターにペトリファイドウッドがマウントされ、その石を止めるベゼル(覆輪)の外側には2本のワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施されることで、ナバホジュエリーらしい表情が与えられています。

さらに、その両サイドにはシルバーボール/シルバードロップが配され、植物のようなデザインのスタンプワークが刻まれた半円型のコンチョがアップリケされています。


また、バンドのサイド~ターミナルには少し写実的で細かな文様を刻むサボテンモチーフの力強いスタンプワークが施されています。

これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工にはジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
現代においては既製品のスタンプツールが普及し、ツールから自身の手によってハンドメイドするシルバースミス自体が少なくなってしまいましたが、1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くはシルバースミスによって制作され、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。


それら、クオリティの高いスタンプワークや細部のシルバーワーク等、全てナバホの伝統的な技術によって構成された作品であり、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。


また、スタンプワークに見られるキャッチーなサボテンモチーフは、本作が作られたのと同年代に隆盛を極めた【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて制作されたスーベニア作品群の影響と推測されます。
本作はツーリスト向けの作品ではありませんが、少しポップなモチーフが採用されている事もリラックス感を生む好デザインとなっています。



【Cactus】カクタス/サボテンのモチーフとしているサボテンは、ナバホの人たちが暮らす「砂漠」を表しています。

具体的には、アリゾナ州を中心に北米大陸南部に多く自生している【Saguaro Cactus】サハロ・カクタスと言う品種で、日本では弁慶柱(ベンケイチュウ)と呼ばれる巨大なサボテンです。成長が遅く15年で30㎝ほどしか成長しません。 35年以上でようやく花を咲かせ、その花はアリゾナ州の州花とされています。



【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。

おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。
木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い石とされています。
またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。

インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。


本作にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナ産らしい強い透明感が感じられます。

こちらの様にグレー/ブラックをベースとした石は珍しく、ダークカラーを基調としながら、細かく観察すると抽象画の様な複雑でアーティな奥行きを持つ表情は本作の大きな魅力となっています。
また、その独特の奥行きと落ち着いた表情を持った石(PetrifiedWood)により、作品自体がとてもシックでエッジーな印象に仕上げられているようです。

※掲載画像では背景の色・明るさによって違った色味になっておりますが、実物の色は画像に比べ少し落ち着いた色調の石となっています。白い背景の画像は実物に近い色味が再現されています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらあまり紹介されておらず、ビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられる為、当店では注力してご紹介しています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



ナバホの伝統的なスタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性が光り、サンドカラーXモノトーンで構成されたペトリファイドウッドは水墨画のようにも見え、シックで幻惑的な印象を与えます。

また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。


現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテム。特にこちらの作品は、質の高いシルバーワークと、そのデザインセンスにおいて特別なクオリティーを持つキラーピースであり、類似作品の発見が非常に困難なスペシャリティを誇る作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好。
シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラはありますが目立ったダメージはなく、石を含め良い状態を保っています。
Size

レディースサイズ L - XXL 程度
メンズサイズ S - M 程度

内径最大幅 約56.6㎜    正面幅(高さ) 約25.8㎜
内周 約137㎜    開口部 約24㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
S~Lサイズ以下の男性、ML~XXLサイズの女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, PetrifiedWood    約24.0g