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JRO018003

【Jimmy Herald】Shadowbox Ring w/No.8 Turquoise Nugget c.1970

【Jimmy Herald】Shadowbox Ring w/No.8 Turquoise Nugget c.1970
187,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DFkPpP6Tr15/
【NAVAJO】ナバホの名工【Jimmy Herald】ジミー・ヘラルド(1914-1989)の作品。迫力を持ったナンバーエイトターコイズナゲットをメインとして、質が高く細部にもこだわったシルバーワークによって造形されており、際立った造形美を見せるビンテージリングです。

【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造を応用したシャドーボックスの造形により、高さのあるターコイズの周囲に影による深い黒が生み出されており、奥行きを与えながら石の美しさを際立たせています。


1970年前半代頃に制作された作品と思われ、同作者が長く所属したサンダーバードショップを離れた後に制作したピースと思われます。

シャンクは『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、ロングオーバル型のフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。

そのフェイスはドーム状の柔らかな曲面を持ち、ターコイズナゲットの自然なシェイプを活かしたカッティングが施される事で、シャドーボックスと呼ばれる造形スタイルが形作られています。


ボリューム感のあるフェイスは、男性の手にも映える造形となっており、ライン模様のみで仕上げられたシンプルでクリーンな印象は、Jimmy Heraldという作者らしい美意識が読み取れ、シンプルながら高度なシルバーワークからはその卓越した技巧が感じ取れます。



マウントされたターコイズはおそらく【Old Number Eight Turquoise】オールドナンバーエイトターコイズと思われます。

その最大の特徴は、原石のシェイプを活かしたワイルドなラフカットと、それを可能にする厚みのあるナゲット(塊状)で産出されたターコイズであることです。
数あるターコイズの鉱山の中でも塊状で産出するターコイズは限られており、多くの鉱山において、脈状(薄い層の様な状態)で発見、採掘されます。

さらに、その塊の厚みを残した贅沢なカットとなっています。こちらの様な質の高いターコイズではほとんどの場合、薄くカットして裏に『バッキング』と呼ばれる樹脂による補強施し、出来るだけ多くのルースに分割します。
本作では、天然石の持つ凹凸を残した厚みのあるラフカットによって、ナチュラルでアーシーな印象が与えられています。


それほど濃い色相のターコイズではありませんが、とても立派なナゲット(塊)からカットされており、美しいウェブと素晴らしい迫力を持った石です。
そのワイルドなカットや上質な石の硬度、美しい艶により、宝石としての存在感と煌めきを感じさせるジェムクオリティのターコイズとなっています。



【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~1960年年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。
採掘されるターコイズは、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。

現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。
巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。

美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。
本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つです。
ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Jimmy Herald】ジミー・ヘラルドは、1914年にニューメキシコ州ギャラップ近郊に生まれました。
シルバースミスのファミリーで育ち、幼い時期からシルバーワーク・彫金の技術を身に付けていたようです。
その後寄宿制のインディアンスクール(政府運営)で教育を受けています。

1938年に、友人をツーソンまで車で送る機会があり、当時ツーソンでジュエリーショップ/工房を運営していた偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)と出会い、シルバースミスとしてのキャリアをスタートさせる事になります。
また兄である【Herbert Herald】も1940年代~1950年代にかけてツーソンのサンダーバードショップに所属し、共に働きました。

第二次世界大戦中には医療隊員としてアメリカ陸軍に従軍し、アイルランド、北アフリカ、イタリアに駐留。
1945年にツーソンに戻ったヘラルドは、サンダーバード・ショップで最も貴重な職人の一人となり、1964年にFrank Patania Sr.が亡くなった後もサンダーバードショップに残り、同店の重要な仕事を担い主力としての役割を果たしたようです。

さらに1964年には、妻であるHazel Heraldと共に、ツーソンインディアンセンターの設立を支援します。
それは、今日でも居留地から移住したネイティブ・アメリカンにとって重要な役割を果たす施設となっており、その様な社会的な貢献にも注力した人物です。

1970年代初頭には、サンダーバードショップを離れますが、その後は自宅のアトリエでジュエリーを制作しました。
そして、1989年8月18日に亡くなられています。


サンダーバードショップに所属した期間の作品については、その作者の特定が難しい事もあり、Jimmy Heraldの個性を感じ取ることが出来ませんが、独立後の作品群にはフランク・パタニアの美意識を受け継ぎながらも独自性を有する作品を残しています。
また、同時期にサンダーバードショップに所属し、年齢も近かった【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)とは、お互いに影響を与えていた事が創造され、類似した作品も散見されます。

やはり、シンプルでクリーンなシルバーワークを基本としながら、厚みのある地金を使用した質実剛健な仕事が特徴となっており、ハイグレードなターコイズを活かしたエレガントな作品や、それらの石を留める丁寧で美しいノッチドベゼル等に同作者のスペシャリティが感じられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。
当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼らはFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。

それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらもそんなPatania Thunderbird styleを継承したデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と伝統的でエスニシティなナバホジュエリーのマテリアルを活かしたデザインや技術が見事に融合した作品です。


自然の一部を切り取ったような際立った存在感を持つターコイズナゲットと重厚で完成されたシルバーワークによって、ジュエリーとしての品位と共に特別な迫力を持ったリングです。

しかしながらそのミニマルでクリーンなデザインにより仰々しい印象はなく、性別を問わず多くのスタイルに馴染み、ドレスから日常のコーディネイトまでさり気なくも効果的なアクセントと成りえます。


多くのジュエリーを残したJimmy Heraldですが、パーソナルなホールマークが刻印された作品は希少です。

アーシーでワイルドながら上質なターコイズと、クラシックでありながら現代的なシルバーワークという相反する二面性と魅力を備え、アートピースとしても美しい佇まいを堪能できる作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等がありますが、使用感少なくダメージやリペアの跡も確認できないとても良好な状態を保っています。

ターコイズに関してもクラックなどのダメージは無く、マトリックス部分に見られる凹凸は、天然石に由来する特徴でありダメージではありません。
【NAVAJO】ナバホの名工【Jimmy Herald】ジミー・ヘラルド(1914-1989)の作品。迫力を持ったナンバーエイトターコイズナゲットをメインとして、質が高く細部にもこだわったシルバーワークによって造形されており、際立った造形美を見せるビンテージリングです。

【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造を応用したシャドーボックスの造形により、高さのあるターコイズの周囲に影による深い黒が生み出されており、奥行きを与えながら石の美しさを際立たせています。


1970年前半代頃に制作された作品と思われ、同作者が長く所属したサンダーバードショップを離れた後に制作したピースと思われます。

シャンクは『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、ロングオーバル型のフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。

そのフェイスはドーム状の柔らかな曲面を持ち、ターコイズナゲットの自然なシェイプを活かしたカッティングが施される事で、シャドーボックスと呼ばれる造形スタイルが形作られています。


ボリューム感のあるフェイスは、男性の手にも映える造形となっており、ライン模様のみで仕上げられたシンプルでクリーンな印象は、Jimmy Heraldという作者らしい美意識が読み取れ、シンプルながら高度なシルバーワークからはその卓越した技巧が感じ取れます。



マウントされたターコイズはおそらく【Old Number Eight Turquoise】オールドナンバーエイトターコイズと思われます。

その最大の特徴は、原石のシェイプを活かしたワイルドなラフカットと、それを可能にする厚みのあるナゲット(塊状)で産出されたターコイズであることです。
数あるターコイズの鉱山の中でも塊状で産出するターコイズは限られており、多くの鉱山において、脈状(薄い層の様な状態)で発見、採掘されます。

さらに、その塊の厚みを残した贅沢なカットとなっています。こちらの様な質の高いターコイズではほとんどの場合、薄くカットして裏に『バッキング』と呼ばれる樹脂による補強施し、出来るだけ多くのルースに分割します。
本作では、天然石の持つ凹凸を残した厚みのあるラフカットによって、ナチュラルでアーシーな印象が与えられています。


それほど濃い色相のターコイズではありませんが、とても立派なナゲット(塊)からカットされており、美しいウェブと素晴らしい迫力を持った石です。
そのワイルドなカットや上質な石の硬度、美しい艶により、宝石としての存在感と煌めきを感じさせるジェムクオリティのターコイズとなっています。



【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~1960年年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。
採掘されるターコイズは、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。

現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。
巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。

美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。
本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つです。
ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Jimmy Herald】ジミー・ヘラルドは、1914年にニューメキシコ州ギャラップ近郊に生まれました。
シルバースミスのファミリーで育ち、幼い時期からシルバーワーク・彫金の技術を身に付けていたようです。
その後寄宿制のインディアンスクール(政府運営)で教育を受けています。

1938年に、友人をツーソンまで車で送る機会があり、当時ツーソンでジュエリーショップ/工房を運営していた偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)と出会い、シルバースミスとしてのキャリアをスタートさせる事になります。
また兄である【Herbert Herald】も1940年代~1950年代にかけてツーソンのサンダーバードショップに所属し、共に働きました。

第二次世界大戦中には医療隊員としてアメリカ陸軍に従軍し、アイルランド、北アフリカ、イタリアに駐留。
1945年にツーソンに戻ったヘラルドは、サンダーバード・ショップで最も貴重な職人の一人となり、1964年にFrank Patania Sr.が亡くなった後もサンダーバードショップに残り、同店の重要な仕事を担い主力としての役割を果たしたようです。

さらに1964年には、妻であるHazel Heraldと共に、ツーソンインディアンセンターの設立を支援します。
それは、今日でも居留地から移住したネイティブ・アメリカンにとって重要な役割を果たす施設となっており、その様な社会的な貢献にも注力した人物です。

1970年代初頭には、サンダーバードショップを離れますが、その後は自宅のアトリエでジュエリーを制作しました。
そして、1989年8月18日に亡くなられています。


サンダーバードショップに所属した期間の作品については、その作者の特定が難しい事もあり、Jimmy Heraldの個性を感じ取ることが出来ませんが、独立後の作品群にはフランク・パタニアの美意識を受け継ぎながらも独自性を有する作品を残しています。
また、同時期にサンダーバードショップに所属し、年齢も近かった【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)とは、お互いに影響を与えていた事が創造され、類似した作品も散見されます。

やはり、シンプルでクリーンなシルバーワークを基本としながら、厚みのある地金を使用した質実剛健な仕事が特徴となっており、ハイグレードなターコイズを活かしたエレガントな作品や、それらの石を留める丁寧で美しいノッチドベゼル等に同作者のスペシャリティが感じられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。
転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。
当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼らはFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。

それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらもそんなPatania Thunderbird styleを継承したデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と伝統的でエスニシティなナバホジュエリーのマテリアルを活かしたデザインや技術が見事に融合した作品です。


自然の一部を切り取ったような際立った存在感を持つターコイズナゲットと重厚で完成されたシルバーワークによって、ジュエリーとしての品位と共に特別な迫力を持ったリングです。

しかしながらそのミニマルでクリーンなデザインにより仰々しい印象はなく、性別を問わず多くのスタイルに馴染み、ドレスから日常のコーディネイトまでさり気なくも効果的なアクセントと成りえます。


多くのジュエリーを残したJimmy Heraldですが、パーソナルなホールマークが刻印された作品は希少です。

アーシーでワイルドながら上質なターコイズと、クラシックでありながら現代的なシルバーワークという相反する二面性と魅力を備え、アートピースとしても美しい佇まいを堪能できる作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等がありますが、使用感少なくダメージやリペアの跡も確認できないとても良好な状態を保っています。

ターコイズに関してもクラックなどのダメージは無く、マトリックス部分に見られる凹凸は、天然石に由来する特徴でありダメージではありません。
Size

日本規格 約 17.5~18号  円周 約 58.7㎜    us 9
正面幅 約 46.1㎜
ターコイズサイズは 27.8㎜×12.4㎜ 程度

Material

Silver, Number Eight Turquoise Nugget