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JNS999117

Antique Kewa/Santo Domingo Thunderbird Necklace c.1935~

Antique Kewa/Santo Domingo Thunderbird Necklace c.1935~
148,500 円(税込)
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Antique Kewa/Santo Domingo Thunderbird Necklace  c.1935~
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【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、鮮やかなグリーンが特徴的で愛らしいサンダーバードが大変魅力的なアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代後半~1940年代頃に作られた作品で、レジンやターコイズで作られたサンダーバードジュエリー。アメリカ国内のギャラリーやディーラーの間では【Battery Bird】バッテリーバードや【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つとなっています。


キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。
アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。

現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂やGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。

もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材の樹脂パーツを再利用して作られました。
中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。


それらの背景を持っている為、アメリカ国内での流通上は現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれ、1930年代~1950年代にかけて多く作られました。(キワの人達は『サンダーバードジュエリー』と呼称)
1960年代以降にも同様の材料や製法を継承作品が作られており、さらに素材や質を発展させた作品は、現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されています。

大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴で、一点一点に楽しい特徴が見られます。



本作は、オーセンティックな印象ですがグリーンがメインとなった色使いの珍しい個体で、丁寧に作り込まれた愛らしいサンダーバードも大変好印象な個体です。
ターコイズのチップインレイとグリーン/レッドのレジンをを用い、ホワイトのトリミングが施されています。丁寧で細かな仕事と、シルエットを際立たせる白いトリミングが特徴となっており、とても古い年代の伝統的な作品ですがグラフィカルでポップな表情も魅力的な作品です。

また、左右のタブパーツは黒をベースにターコイズと白の3色のみとなっていることで、少しシックで落ち着いた印象も与えられた個体です。



【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

実在しない為にその容姿は作者の意匠に委ねられており、イーグルの様な威厳のある姿から、小鳥の様な可愛いデザインまで幅広く表現されているのも魅力の一つとなっています。



【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使用した象嵌細工に属する技術です。
インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、前述の通り、古くは本作のようなバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。

ただし、1970年代以降にはさらに細かく粉砕した石を樹脂と共にインレイするチップインレイがナバホやズニのシルバースミスの間でも多く採用されるようになりました。
それらの新しい技術は安価で簡易に味わい深い表情が生み出せるため、流行した造形スタイルの一つです。
それらは、1970年代以降の作品で多く見られる技法の為当店では多く扱っていませんが、現在では伝統的な技術として定着しています。



アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。
少し派手なイメージのあるバッテリーバードネックレスですが、本作はグリーンをメインとしたアーシーな色調や、控えめなサイズ感等により比較的落ち着いた印象を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。

また、ナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、日常のコーディネートのキャッチーなアクセントとなり得るネックレス。エスニシティな魅力と、歴史的な工芸品を身に付ける事が出来る高揚感を与えてくれる作品です。


どこかキュートなサンダーバードがメインに構成されたポップでキャッチーな印象と、伝統工芸品としてのエスニシティでナチュラルな表情を併せ持ち、アンティークアートピース・ウェアラブルアーツとしても評価されるコレクタブルで貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
アンティーク作品のため、多少の擦れ汚れや変色などが見られ、サンダーバードには少し反りが確認できますが、パーツの欠損などの無い状態を保っています。 
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換済みとなっています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、鮮やかなグリーンが特徴的で愛らしいサンダーバードが大変魅力的なアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代後半~1940年代頃に作られた作品で、レジンやターコイズで作られたサンダーバードジュエリー。アメリカ国内のギャラリーやディーラーの間では【Battery Bird】バッテリーバードや【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つとなっています。


キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。
アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。

現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂やGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。

もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材の樹脂パーツを再利用して作られました。
中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。


それらの背景を持っている為、アメリカ国内での流通上は現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれ、1930年代~1950年代にかけて多く作られました。(キワの人達は『サンダーバードジュエリー』と呼称)
1960年代以降にも同様の材料や製法を継承作品が作られており、さらに素材や質を発展させた作品は、現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されています。

大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴で、一点一点に楽しい特徴が見られます。



本作は、オーセンティックな印象ですがグリーンがメインとなった色使いの珍しい個体で、丁寧に作り込まれた愛らしいサンダーバードも大変好印象な個体です。
ターコイズのチップインレイとグリーン/レッドのレジンをを用い、ホワイトのトリミングが施されています。丁寧で細かな仕事と、シルエットを際立たせる白いトリミングが特徴となっており、とても古い年代の伝統的な作品ですがグラフィカルでポップな表情も魅力的な作品です。

また、左右のタブパーツは黒をベースにターコイズと白の3色のみとなっていることで、少しシックで落ち着いた印象も与えられた個体です。



【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

実在しない為にその容姿は作者の意匠に委ねられており、イーグルの様な威厳のある姿から、小鳥の様な可愛いデザインまで幅広く表現されているのも魅力の一つとなっています。



【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使用した象嵌細工に属する技術です。
インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、前述の通り、古くは本作のようなバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。

ただし、1970年代以降にはさらに細かく粉砕した石を樹脂と共にインレイするチップインレイがナバホやズニのシルバースミスの間でも多く採用されるようになりました。
それらの新しい技術は安価で簡易に味わい深い表情が生み出せるため、流行した造形スタイルの一つです。
それらは、1970年代以降の作品で多く見られる技法の為当店では多く扱っていませんが、現在では伝統的な技術として定着しています。



アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。
少し派手なイメージのあるバッテリーバードネックレスですが、本作はグリーンをメインとしたアーシーな色調や、控えめなサイズ感等により比較的落ち着いた印象を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。

また、ナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、日常のコーディネートのキャッチーなアクセントとなり得るネックレス。エスニシティな魅力と、歴史的な工芸品を身に付ける事が出来る高揚感を与えてくれる作品です。


どこかキュートなサンダーバードがメインに構成されたポップでキャッチーな印象と、伝統工芸品としてのエスニシティでナチュラルな表情を併せ持ち、アンティークアートピース・ウェアラブルアーツとしても評価されるコレクタブルで貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
アンティーク作品のため、多少の擦れ汚れや変色などが見られ、サンダーバードには少し反りが確認できますが、パーツの欠損などの無い状態を保っています。 
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換済みとなっています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
Size

トップ 実寸   縦 約5.1㎝   横 約4.05㎝ 
長さ 約62.0㎝程度

Material

Gypsum, Resin, Turquoise