ITEM CODE:
JRO018252

Early Navajo Split Shank Ring w/Sq. Green Turquoise c.1910

Early Navajo Split Shank Ring w/Sq. Green Turquoise c.1910
143,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DAn4BW4Tln8/
【NAVAJO】ナバホの貴重なアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクをベースとし、シルバージュエリーにターコイズが組み込まれたジュエリーとして初期に近い時代のアンティーク/ビンテージリングです。

原始的でありながらも丁寧で質実剛健な造りのシルバーワークにより、制作から100年以上が経過していながら、現在もリングとしてしっかりと形を留め今も十分に着用可能な作品となっています。


1900年代末頃~1920年代頃に制作された作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれていますが、そのカットも現代のように糸鋸で切り開かれておらず、鏨(ノミや彫刻刀の様なツール)を使用したハンマーワークによって叩き割り開かれたディテールとなっています。

また、リングのサイド部分よりも少し内側に近い位置から大胆に長く割り開かれており、フロントに向けて少しづつ幅が広く造形されることでフェイスとの自然な繋がりを作り上げています。

フェイスは、スクエアカットされた渋い表情のグリーンターコイズがインレイされており、石の質や石を留めるベゼル(覆輪)のディテールも1920年代以前に作られた作品の特徴を持っています。

そのベゼル(覆輪)は、厚いシルバーをハンマーワークにより成形したハンドメイドとなっており、そのベゼルを始め全てのシルバーを接合しているロウ付けは、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低く、地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金と同じ銀を小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。


そして、シャンクとの間にはレインドロップとも呼ばれるシルバーボールが配され、ナバホジュエリーの伝統的でオーセンティックな造形スタイルを持ったリングとなっています。

また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力も宿し、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。

この様な時代に制作されたリングは、アンティークインディアンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によってブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、発見するのが大変困難なピースとなっています。

さらに本作は、1930年代以降に多く制作され、現在トラディショナルな造形スタイルとなっているデザイン/造形の源となった古い時代の作品であり、非常に高い史料価値も認められます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる重厚で堅牢なシルバーワークに仕上げられており、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックな作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながらアンティーク工芸品として気品を漂わせています。


プリミティブでシンプルな造形は、ビンテージスタイルだけでなく多くのスタイルに馴染みやすいリングです。ただし、このような年代に作られたリングは、日常的な着用ではなく特別なタイミングでの着用や、コレクションとしてのみでもその価値を十分に味わえる作品かと思われます。


インディアンジュエリー史上初期の作品でありながら、長く後世に受け継がれる事となる完成された造形美を有し、現在ではアートピースとしても高く評価される作品。多くがミュージアムに収蔵され、市場に出る事が非常に稀なアンティークピースであり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に使用感があり、シルバーのクスミや摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い状態を保っています。

また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホの貴重なアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクをベースとし、シルバージュエリーにターコイズが組み込まれたジュエリーとして初期に近い時代のアンティーク/ビンテージリングです。

原始的でありながらも丁寧で質実剛健な造りのシルバーワークにより、制作から100年以上が経過していながら、現在もリングとしてしっかりと形を留め今も十分に着用可能な作品となっています。


1900年代末頃~1920年代頃に制作された作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンクは、『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれていますが、そのカットも現代のように糸鋸で切り開かれておらず、鏨(ノミや彫刻刀の様なツール)を使用したハンマーワークによって叩き割り開かれたディテールとなっています。

また、リングのサイド部分よりも少し内側に近い位置から大胆に長く割り開かれており、フロントに向けて少しづつ幅が広く造形されることでフェイスとの自然な繋がりを作り上げています。

フェイスは、スクエアカットされた渋い表情のグリーンターコイズがインレイされており、石の質や石を留めるベゼル(覆輪)のディテールも1920年代以前に作られた作品の特徴を持っています。

そのベゼル(覆輪)は、厚いシルバーをハンマーワークにより成形したハンドメイドとなっており、そのベゼルを始め全てのシルバーを接合しているロウ付けは、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低く、地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金と同じ銀を小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。


そして、シャンクとの間にはレインドロップとも呼ばれるシルバーボールが配され、ナバホジュエリーの伝統的でオーセンティックな造形スタイルを持ったリングとなっています。

また、古典期に近い年代に作られた作品特有の原始的なツールと技術により丁寧に作り上げられることで、古拙の美だけでなくどこかアーティーな魅力も宿し、アンティーク工芸品としても価値の高い作品となっています。

この様な時代に制作されたリングは、アンティークインディアンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によってブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、発見するのが大変困難なピースとなっています。

さらに本作は、1930年代以降に多く制作され、現在トラディショナルな造形スタイルとなっているデザイン/造形の源となった古い時代の作品であり、非常に高い史料価値も認められます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形されることで、その硬さによる重厚で堅牢なシルバーワークに仕上げられており、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックな作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながらアンティーク工芸品として気品を漂わせています。


プリミティブでシンプルな造形は、ビンテージスタイルだけでなく多くのスタイルに馴染みやすいリングです。ただし、このような年代に作られたリングは、日常的な着用ではなく特別なタイミングでの着用や、コレクションとしてのみでもその価値を十分に味わえる作品かと思われます。


インディアンジュエリー史上初期の作品でありながら、長く後世に受け継がれる事となる完成された造形美を有し、現在ではアートピースとしても高く評価される作品。多くがミュージアムに収蔵され、市場に出る事が非常に稀なアンティークピースであり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは全体に使用感があり、シルバーのクスミや摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い状態を保っています。

また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
Size

日本規格 約 21.5~22号  円周 約 62.2㎜ 程度    us 10.5
正面幅 約 17.3㎜

Material

Ingot Silver, Green Turquoise