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JBO016467

Antique Navajo Burst Stamped Concho Cuff w/Turquoise c.1940~

Antique Navajo Burst Stamped Concho Cuff w/Turquoise c.1940~
137,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、現在ではとてもオーセンティックとなっているバーストデザインをメインとしていますが、このような造形スタイルがとても新しく革新的であった時代に制作された作品。プリミティブながら質の高いシルバーワークやアーシーなターコイズも魅力的なアンティーク/ビンテージバングルとなっています。

1930年代末~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形されたバンド(地金)は『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形でサイドから3本に割り開かれており、センターに幅とボリューム感を持たせたナバホのオーセンティックな造形スタイルです。
そんなバンドをベースに、オーバルシェイプの大きなコンチョアップリケがメインに構成されることで、迫力のあるブレスレットが形作られています。そして、コンチョには力強くバースト/放射状のスタンプが刻まれ、エッジは細かなスタンプワークに合わせ、丁寧にジグザグのカッティングが施されています。また、中央にはとても複雑な表情を持ったターコイズがマウントされ、その石を留めるベゼル(覆輪)は、ハンドメイドされたノッチドベゼル/トゥースベゼル(刻みの入るタイプ)が採用されています。現在では既製品のベゼルパーツを使用することが基本となっていますが、本作では刻みをハンドメイドで作り出しており、そのような細部のディテールまで全て手仕事によって仕上げられている事で、工芸品としての奥行きや歴史、作者の思想までも宿しているように感じられます。
さらに、ベゼルには2本のワイヤーを撚り合わせることで作るツイステッドワイヤーが施されており、コンチョとバンドの繋ぎ目にはフラットに叩き鞣された小さなシルバーボールが配されています。サイド~ターミナルには荒々しくもトラディショナルな印象のスタンプワークが刻まれ、フェイスのコンチョを際立たせながらもビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な表情に仕上げられています。

この様なバーストデザインが特徴的なコンチョをメインとした造形スタイルは、現代のシルバースミスも好む定番的なデザインの一つとなっていますが、本作が制作された年代の作品では殆ど見られず、当時にはとても新しく挑戦的な造形であったことが想像されます。
また、このような大きく迫力のあるバーストデザインを刻むスタンプは、そのスタンプ(鏨)ツール自体が大きく、そのツールを制作する為に確かな技術や忍耐を必要とする為、その制作は高い技術力や実績を持った作者に限定されています。

マウントされている石は、少しグレイッシュでありながら発色の美しいアクアカラーを基調としたターコイズです。ワイルドな母岩や微妙な色相のグラデーション、細かなマトリックスによって非常に複雑な表情が与えられています。また、こちらの様なアクアカラーのターコイズとしてはとても珍しく、特別な透明感を持つ珪化を感じさせるターコイズ。色相やマトリックスの特徴からは、【Fox Turquoise】フォックスターコイズや【Stormy Mt. Turquoise】ストーミーマウンテンターコイズ等が想起されますが、特定する事は困難です。
残念ながらクラックがありますが、肉眼での確認の難しい目立たないダメージです。アーシーな魅力を持ち、作品の雰囲気にとても良いフィット感を見せるターコイズとなっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もとても古い技術で構成されたアンティーク作品でありながら、現代に受け継がれているデザインを持ち、現代の作品群にとっての源流といえるピース。それは時代を超越した素晴らしい造形美であり、ビンテージ作品の素朴さと共に歴史の重みを感じさせる重厚な印象を兼ね備えたバングルです。

また、古い作品ながら圧倒的なデザイン/造形のセンスを感じさせ、比較的ボリューム感のあるブレスレットですが、アーシーで渋い質感は仰々しい印象がないため、多くのスタイルに馴染みやすいと思われます。

プリミティブな技術で細部まで丁寧に仕上げられており、力強い武骨さだけでなく、作者の気持ちを宿したアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。ハンドメイド特有の制作上のムラやシルバーのクスミ等は見られますが使用感は少なく、とても良い状態を保っています。
また、ターコイズには母岩部分を含む位置にクラック/割れがありますが、肉眼での確認が難しいクラックであり、石のグラつき等はなく、ご着用にあたって不安のないコンディションです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、現在ではとてもオーセンティックとなっているバーストデザインをメインとしていますが、このような造形スタイルがとても新しく革新的であった時代に制作された作品。プリミティブながら質の高いシルバーワークやアーシーなターコイズも魅力的なアンティーク/ビンテージバングルとなっています。

1930年代末~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形されたバンド(地金)は『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形でサイドから3本に割り開かれており、センターに幅とボリューム感を持たせたナバホのオーセンティックな造形スタイルです。
そんなバンドをベースに、オーバルシェイプの大きなコンチョアップリケがメインに構成されることで、迫力のあるブレスレットが形作られています。そして、コンチョには力強くバースト/放射状のスタンプが刻まれ、エッジは細かなスタンプワークに合わせ、丁寧にジグザグのカッティングが施されています。また、中央にはとても複雑な表情を持ったターコイズがマウントされ、その石を留めるベゼル(覆輪)は、ハンドメイドされたノッチドベゼル/トゥースベゼル(刻みの入るタイプ)が採用されています。現在では既製品のベゼルパーツを使用することが基本となっていますが、本作では刻みをハンドメイドで作り出しており、そのような細部のディテールまで全て手仕事によって仕上げられている事で、工芸品としての奥行きや歴史、作者の思想までも宿しているように感じられます。
さらに、ベゼルには2本のワイヤーを撚り合わせることで作るツイステッドワイヤーが施されており、コンチョとバンドの繋ぎ目にはフラットに叩き鞣された小さなシルバーボールが配されています。サイド~ターミナルには荒々しくもトラディショナルな印象のスタンプワークが刻まれ、フェイスのコンチョを際立たせながらもビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な表情に仕上げられています。

この様なバーストデザインが特徴的なコンチョをメインとした造形スタイルは、現代のシルバースミスも好む定番的なデザインの一つとなっていますが、本作が制作された年代の作品では殆ど見られず、当時にはとても新しく挑戦的な造形であったことが想像されます。
また、このような大きく迫力のあるバーストデザインを刻むスタンプは、そのスタンプ(鏨)ツール自体が大きく、そのツールを制作する為に確かな技術や忍耐を必要とする為、その制作は高い技術力や実績を持った作者に限定されています。

マウントされている石は、少しグレイッシュでありながら発色の美しいアクアカラーを基調としたターコイズです。ワイルドな母岩や微妙な色相のグラデーション、細かなマトリックスによって非常に複雑な表情が与えられています。また、こちらの様なアクアカラーのターコイズとしてはとても珍しく、特別な透明感を持つ珪化を感じさせるターコイズ。色相やマトリックスの特徴からは、【Fox Turquoise】フォックスターコイズや【Stormy Mt. Turquoise】ストーミーマウンテンターコイズ等が想起されますが、特定する事は困難です。
残念ながらクラックがありますが、肉眼での確認の難しい目立たないダメージです。アーシーな魅力を持ち、作品の雰囲気にとても良いフィット感を見せるターコイズとなっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もとても古い技術で構成されたアンティーク作品でありながら、現代に受け継がれているデザインを持ち、現代の作品群にとっての源流といえるピース。それは時代を超越した素晴らしい造形美であり、ビンテージ作品の素朴さと共に歴史の重みを感じさせる重厚な印象を兼ね備えたバングルです。

また、古い作品ながら圧倒的なデザイン/造形のセンスを感じさせ、比較的ボリューム感のあるブレスレットですが、アーシーで渋い質感は仰々しい印象がないため、多くのスタイルに馴染みやすいと思われます。

プリミティブな技術で細部まで丁寧に仕上げられており、力強い武骨さだけでなく、作者の気持ちを宿したアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。ハンドメイド特有の制作上のムラやシルバーのクスミ等は見られますが使用感は少なく、とても良い状態を保っています。
また、ターコイズには母岩部分を含む位置にクラック/割れがありますが、肉眼での確認が難しいクラックであり、石のグラつき等はなく、ご着用にあたって不安のないコンディションです。
Size

メンズサイズ M - L 程度

内径最大幅 約60.8㎜    正面幅(高さ) 約31.8㎜
内周 約139㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Sサイズ以上、Lサイズ以下の男性であれば多くの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, Turquoise
        約33.5g