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JNO007710

【Cippy CrazyHorse】"Navajo Pearl" Silver Bead Necklace c.1970

【Cippy CrazyHorse】"Navajo Pearl" Silver Bead Necklace c.1970
247,500 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C5n2x57vNWJ/
【Cochiti】コチティの巨匠【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースのビンテージピース。『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズを用いた大変美しいビンテージネックレスです。

父親である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)から受け継いだ、同ファミリーを代表する作品の一つでもあり、唯一無二の完成度を誇るラウンド型ビーズとイーグルビーズ(長い菱形のビーズ)を組み合わせた、造形バランスの非常に美しい作品となっています。

また、本作は内側に刻印されたホールマーク『CQ』により、1970年代頃に作られた事が判断可能なピースであり、Cippy CrazyHorseの大変長いキャリアの中でも最初期の作品です。


とてもオーセンティックなスタイルの作品で、ラウンドビーズ34個とイーグルビーズ6個の総数40個のビーズによって構成されたネックレス。現在も同様の造形スタイルを持ったネックレスの製作を続けておられますが、1970年代にはすでに完成された造形バランスと特別な美しさを有していたことが判ります。


また、ナバホの伝統的なシルバービーズは現地において『Navajo Pearls/ナバホパール』(ナバホの真珠)と呼ばれることがありますが、まさにこちらの様なクオリティーと美しい仕上げによって作られたシルバービーズは、『Navajo Pearls』と呼ぶにふさわしい質と品位を持っています。

現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。
そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。
特に本作の作者であるCippy CrazyHorse氏や、その父親である故Joe H. Quintanaはシルバービーズのスペシャリストであり、1970年代当時から現在に至るまで、他の追随を許さない突出したクオリティーを誇ります。

さらに、フックパーツとビーズの間に配されているビーズコーン(円錐型のパーツ)にホールマークが刻印されている事から、このような細部まで独自にハンドメイドされたパーツが使用されている事が判ります。



【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース(1946-)は、最高の技術を誇ったマスターシルバースミス【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の息子として生まれ、プエブロのトラディッショナルスタイルを守りながらも、新しいクリエーションを生み出し続ける名工であり、インディアンジュエリーにおける有名アーティストの一人です。

1970年代には父親であるJoe H. Quintanaの仕事を手伝い始めており、非常に長いキャリアを誇ります。1960年代に数々のショーを受賞したJoe H. Quintana氏が、晩年にはコンテストには出展しなくなった理由を 「アワードは彼(Cippy CrazyHorse)のためにあり、彼こそがトップアーティストである」 と語っています。
そして現在、Cippy CrazyHorse氏も数多くのショーを受賞し、その審査員を務めるほどになっています。

またシピー・クレイジーホース氏の極限まで高められたシルバーワークの精度やクオリティは、すでに父親を超越しており、本作も他の追随を許さない特別な完成度を誇っています。

現在も精力的に活動されており、その技術や美意識・価値観は、息子である【Waddie CrazyHorse】ワディ―・クレイジーホースに受け継がれています。



【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。
1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。
1930年代、Southwestern Arts and Craftsには【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。

第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。
その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。

1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。
1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。
それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。



本作も同ファミリーを代表する作品の一つであり、ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識、そしてJoe H. Quintanaのオリジナリティが注ぎ込まれたネックレスです。

Cippy CrazyHorseの卓越したシルバーワークと、突出した造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。


古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。
また、ある程度の長さを有しシルバービーズも贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、強い存在感を感じさせますが、ミニマムで普遍的な造形美を持つピースであり、クリーンな印象や上質感が与えられている為、どんな装いにもフィットする高い汎用性を有しています。


現在も素晴らしい作品を生み出しているCippy CrazyHorse氏ですが、本作は同氏のアーカイブといえる過去の名品であり、大変コレクタブルなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーには多少のクスミが見られ、ビーズの極僅かな凹等、ハンドメイド特有の制作時のムラが確認できますが、ダメージなどはなく良好な状態を保っています。

クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
【Cochiti】コチティの巨匠【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースのビンテージピース。『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズを用いた大変美しいビンテージネックレスです。

父親である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)から受け継いだ、同ファミリーを代表する作品の一つでもあり、唯一無二の完成度を誇るラウンド型ビーズとイーグルビーズ(長い菱形のビーズ)を組み合わせた、造形バランスの非常に美しい作品となっています。

また、本作は内側に刻印されたホールマーク『CQ』により、1970年代頃に作られた事が判断可能なピースであり、Cippy CrazyHorseの大変長いキャリアの中でも最初期の作品です。


とてもオーセンティックなスタイルの作品で、ラウンドビーズ34個とイーグルビーズ6個の総数40個のビーズによって構成されたネックレス。現在も同様の造形スタイルを持ったネックレスの製作を続けておられますが、1970年代にはすでに完成された造形バランスと特別な美しさを有していたことが判ります。


また、ナバホの伝統的なシルバービーズは現地において『Navajo Pearls/ナバホパール』(ナバホの真珠)と呼ばれることがありますが、まさにこちらの様なクオリティーと美しい仕上げによって作られたシルバービーズは、『Navajo Pearls』と呼ぶにふさわしい質と品位を持っています。

現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。
そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。
特に本作の作者であるCippy CrazyHorse氏や、その父親である故Joe H. Quintanaはシルバービーズのスペシャリストであり、1970年代当時から現在に至るまで、他の追随を許さない突出したクオリティーを誇ります。

さらに、フックパーツとビーズの間に配されているビーズコーン(円錐型のパーツ)にホールマークが刻印されている事から、このような細部まで独自にハンドメイドされたパーツが使用されている事が判ります。



【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース(1946-)は、最高の技術を誇ったマスターシルバースミス【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の息子として生まれ、プエブロのトラディッショナルスタイルを守りながらも、新しいクリエーションを生み出し続ける名工であり、インディアンジュエリーにおける有名アーティストの一人です。

1970年代には父親であるJoe H. Quintanaの仕事を手伝い始めており、非常に長いキャリアを誇ります。1960年代に数々のショーを受賞したJoe H. Quintana氏が、晩年にはコンテストには出展しなくなった理由を 「アワードは彼(Cippy CrazyHorse)のためにあり、彼こそがトップアーティストである」 と語っています。
そして現在、Cippy CrazyHorse氏も数多くのショーを受賞し、その審査員を務めるほどになっています。

またシピー・クレイジーホース氏の極限まで高められたシルバーワークの精度やクオリティは、すでに父親を超越しており、本作も他の追随を許さない特別な完成度を誇っています。

現在も精力的に活動されており、その技術や美意識・価値観は、息子である【Waddie CrazyHorse】ワディ―・クレイジーホースに受け継がれています。



【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。
1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。
1930年代、Southwestern Arts and Craftsには【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。

第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。
その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。

1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。
1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。
それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。



本作も同ファミリーを代表する作品の一つであり、ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識、そしてJoe H. Quintanaのオリジナリティが注ぎ込まれたネックレスです。

Cippy CrazyHorseの卓越したシルバーワークと、突出した造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。


古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。
また、ある程度の長さを有しシルバービーズも贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、強い存在感を感じさせますが、ミニマムで普遍的な造形美を持つピースであり、クリーンな印象や上質感が与えられている為、どんな装いにもフィットする高い汎用性を有しています。


現在も素晴らしい作品を生み出しているCippy CrazyHorse氏ですが、本作は同氏のアーカイブといえる過去の名品であり、大変コレクタブルなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーには多少のクスミが見られ、ビーズの極僅かな凹等、ハンドメイド特有の制作時のムラが確認できますが、ダメージなどはなく良好な状態を保っています。

クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
Size

ネックレス 全長 約74.0㎝程度
ビーズ直径 最大約11.4㎜

Material

Silver