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JBH007541

【Hopi Crafts】GearTooth Design Overlay Heavy Wide Cuff c.1960

【Hopi Crafts】GearTooth Design Overlay Heavy Wide Cuff c.1960
275,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CztOZy7vIqc/
【Hopi】ホピの中でも腕の良いシルバースミスが多く所属し、オーバーレイ技法を用いたジュエリーを専門に制作・販売したショップ【Hopi Crafts】ホピクラフツで作られた、ワイドウィズなビンテージ/アンティークバングルです。

厚いシルバーを使用し、とても重厚で質の高いシルバーワークによって作られており、歯車の嚙み合わせの様な幾何学模様が生み出されています。
古い作品でありながら現代の作品以上に洗練された美しいデザインが非常に魅力的で、ホピ族のオーバーレイジュエリーでも類似した作品の無いオリジナリティも素晴らしいピースとなっています。


ホピクラフトのショップマークのみが刻印されている為、作者個人を特定することは出来ませんが、その重厚な造りや個人のホールマークが無いディテールから、1960年代~1970年代前半頃までに作られた作品と思われます。

現在、ホピジュエリーの代表的な技術となっているオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べかなり厚いシルバープレートをカッティングしてオーバーレイされており、70g近いずっしりとした重さを持つブレスレットです。

またその厚いシルバーをカットする事により、とても深く強い陰影が生み出され、おそらく自然事象や大地をイメージしているであろう幾何学模様が立体的に造形されています。

直線のみで構成されたデザインですが、連続したギアの様な配列が上下非対称に2列配される事で、コーンプラント等の植物や、動物の背骨、川の流れ等を想起させる意匠となっており、無機質で構築的な印象とどこか生命を感じさせる躍動感の双方のイメージを内包する作品に仕上げられています。

またそれは、本作が制作された時代に流行していたミッドセンチュリー期特有の美意識も帯びています。


このような自然を象徴する文様を高度に抽象化したパターンは、ホピの巨匠【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や、人間国宝/リビングレジェンドととして日本でも高名な【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)らの作品に共通する特徴であり、同じショップで制作していた両名の影響を感じさせます。

またそのシルバーワークの完成度に関しては、Harry SakyesvaやBernard Dawahoyaを凌ぐとも劣らないクオリティを誇り、オールドホピジュエリーの特別な質と重厚感を体感できるブレスレットとなっています。


さらに厚いバンド(地金)全体に、ハンマーワークによる僅かなドーム状のアールが施されています。この柔らかな曲面は目立たないディテールですが、さり気なくも効果的に上質感や立体的な迫力を与えています。

これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形ながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。またそのアールにより、素晴らしい造形美と腕になじむ上質感が生み出されているようです。

内側の中央部分には、不明瞭ながら工房兼ショップであるHopi Craftsを表す『HC』が一体となったホールマークが刻まれています。



【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業した工房でありショップです。
ホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱い、シルバーワーク技術指導に前述のHarry Sakyesvaを招いていました。

1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移りました。
その後、1979年にWayne Sekaquaptewaが亡くなり、1983年に閉店となっています。

現在、巨匠として知られる前述のBernard Dawahoyaや【Eldon James】エルドン・ジェームスが在籍した工房です。

非常にオーセンティックなオーバーレイジュエリーを数多く展開し、卓越した技術力を持つシルバースミスを育てました。
そのジュエリー群の多くは、素朴でクリーンな印象のオーセンティックなホピジュエリーですが、細部のクオリティや現代作品に比べ厚い地金のカッティングにスペシャリティを持つ作品が多く遺されており、質実剛健でシンプルながら質の高いシルバーワークに大変定評のある工房です。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて本作と同じ工房で彫金を指導したHarry Sakyesvaや、同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



本作も大胆に構成されたグラフィカルな幾何学模様が特徴的な作品であり、一見インディアンジュエリーではなくファインジュエリーの様な印象が特殊なバングルとなっています。
しかし、あえて上下非対称に構成されたデザインや、その厚いシルバーを手作業によってカットした表情、そして下地のに施された細かなテクスチャーの細部等には、手仕事の味わいと作者の人間性まで感じられます。

ホピ独特のどこか優し気な文様の図案化は、同じ農耕民族である日本人にも共通する美意識を感じさせます。
またそれらの多くは、やはり日本でも伝統的に受け継がれている『自然』をモチーフに巧みに図案化されたデザインであり、それらはグラフィカルで構築的な印象も与えますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わず取り入れてい頂きやすいと思われます。


また本作は、高度な彫金技術により重厚に仕上げられ、美しくクリーンで素晴らしい存在感を持ったデザイン/造形のバングルです。サイズも比較的大きめで、少しワイドウィズなバングルですが、男性の手首にしっくりと収まり、過度な派手さを持たず色々なスタイルに馴染みやすいブレスレットです。

丁寧なシルバーワークによって高い完成度と洗練された印象が与えられ、オールドホピジュエリー特有の厚いシルバーの迫力と、ハンドメイドジュエリーらしい味わいも感じられるピースです。


1983年に閉店してしまったHopi Craftsで制作されたオーバーレイジュエリー、現在では市場に出る作品数が非常に少なくなっており、大変コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、多少の小キズやシルバーのクスミ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用による目立ったダメージやリペアの跡等は無く、良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの中でも腕の良いシルバースミスが多く所属し、オーバーレイ技法を用いたジュエリーを専門に制作・販売したショップ【Hopi Crafts】ホピクラフツで作られた、ワイドウィズなビンテージ/アンティークバングルです。

厚いシルバーを使用し、とても重厚で質の高いシルバーワークによって作られており、歯車の嚙み合わせの様な幾何学模様が生み出されています。
古い作品でありながら現代の作品以上に洗練された美しいデザインが非常に魅力的で、ホピ族のオーバーレイジュエリーでも類似した作品の無いオリジナリティも素晴らしいピースとなっています。


ホピクラフトのショップマークのみが刻印されている為、作者個人を特定することは出来ませんが、その重厚な造りや個人のホールマークが無いディテールから、1960年代~1970年代前半頃までに作られた作品と思われます。

現在、ホピジュエリーの代表的な技術となっているオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べかなり厚いシルバープレートをカッティングしてオーバーレイされており、70g近いずっしりとした重さを持つブレスレットです。

またその厚いシルバーをカットする事により、とても深く強い陰影が生み出され、おそらく自然事象や大地をイメージしているであろう幾何学模様が立体的に造形されています。

直線のみで構成されたデザインですが、連続したギアの様な配列が上下非対称に2列配される事で、コーンプラント等の植物や、動物の背骨、川の流れ等を想起させる意匠となっており、無機質で構築的な印象とどこか生命を感じさせる躍動感の双方のイメージを内包する作品に仕上げられています。

またそれは、本作が制作された時代に流行していたミッドセンチュリー期特有の美意識も帯びています。


このような自然を象徴する文様を高度に抽象化したパターンは、ホピの巨匠【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や、人間国宝/リビングレジェンドととして日本でも高名な【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)らの作品に共通する特徴であり、同じショップで制作していた両名の影響を感じさせます。

またそのシルバーワークの完成度に関しては、Harry SakyesvaやBernard Dawahoyaを凌ぐとも劣らないクオリティを誇り、オールドホピジュエリーの特別な質と重厚感を体感できるブレスレットとなっています。


さらに厚いバンド(地金)全体に、ハンマーワークによる僅かなドーム状のアールが施されています。この柔らかな曲面は目立たないディテールですが、さり気なくも効果的に上質感や立体的な迫力を与えています。

これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形ながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。またそのアールにより、素晴らしい造形美と腕になじむ上質感が生み出されているようです。

内側の中央部分には、不明瞭ながら工房兼ショップであるHopi Craftsを表す『HC』が一体となったホールマークが刻まれています。



【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業した工房でありショップです。
ホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱い、シルバーワーク技術指導に前述のHarry Sakyesvaを招いていました。

1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移りました。
その後、1979年にWayne Sekaquaptewaが亡くなり、1983年に閉店となっています。

現在、巨匠として知られる前述のBernard Dawahoyaや【Eldon James】エルドン・ジェームスが在籍した工房です。

非常にオーセンティックなオーバーレイジュエリーを数多く展開し、卓越した技術力を持つシルバースミスを育てました。
そのジュエリー群の多くは、素朴でクリーンな印象のオーセンティックなホピジュエリーですが、細部のクオリティや現代作品に比べ厚い地金のカッティングにスペシャリティを持つ作品が多く遺されており、質実剛健でシンプルながら質の高いシルバーワークに大変定評のある工房です。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて本作と同じ工房で彫金を指導したHarry Sakyesvaや、同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



本作も大胆に構成されたグラフィカルな幾何学模様が特徴的な作品であり、一見インディアンジュエリーではなくファインジュエリーの様な印象が特殊なバングルとなっています。
しかし、あえて上下非対称に構成されたデザインや、その厚いシルバーを手作業によってカットした表情、そして下地のに施された細かなテクスチャーの細部等には、手仕事の味わいと作者の人間性まで感じられます。

ホピ独特のどこか優し気な文様の図案化は、同じ農耕民族である日本人にも共通する美意識を感じさせます。
またそれらの多くは、やはり日本でも伝統的に受け継がれている『自然』をモチーフに巧みに図案化されたデザインであり、それらはグラフィカルで構築的な印象も与えますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わず取り入れてい頂きやすいと思われます。


また本作は、高度な彫金技術により重厚に仕上げられ、美しくクリーンで素晴らしい存在感を持ったデザイン/造形のバングルです。サイズも比較的大きめで、少しワイドウィズなバングルですが、男性の手首にしっくりと収まり、過度な派手さを持たず色々なスタイルに馴染みやすいブレスレットです。

丁寧なシルバーワークによって高い完成度と洗練された印象が与えられ、オールドホピジュエリー特有の厚いシルバーの迫力と、ハンドメイドジュエリーらしい味わいも感じられるピースです。


1983年に閉店してしまったHopi Craftsで制作されたオーバーレイジュエリー、現在では市場に出る作品数が非常に少なくなっており、大変コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、多少の小キズやシルバーのクスミ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用による目立ったダメージやリペアの跡等は無く、良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約62.9㎜    正面幅(高さ) 約32.1㎜
内周 約147㎜    開口部 約30㎜
Inside Measurement 5 13/16inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。L~XXLサイズの男性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver    約68.1g