ITEM CODE:
JBH006225

Vintage Hopi or Navajo Stamped Silver Overlay Cuff c.1950~

Vintage Hopi or Navajo Stamped Silver Overlay Cuff c.1950~
97,900 円(税込)
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Vintage Hopi or Navajo Stamped Silver Overlay Cuff  c.1950~
  • Vintage Hopi or Navajo Stamped Silver Overlay Cuff  c.1950~
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【Hopi】ホピか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、オーバーレイ技法黎明期に作られたと推定されるピースで、伝統的なナバホジュエリーの造形スタイルをベースに、オーバーレイによって大胆なデザインが描かれたフェイスが形作られています。明確な制作背景の特定は困難ですが、現在ナバホジュエリーとホピジュエリーを代表する造形スタイルとなっている造作・技術を巧みに組み合わせて生み出された史料価値の高いアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年~1970年代初頭頃までに作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は『スプリットバンド』と呼ばれるナバホの伝統的な造形となっており、サイドから3本に割り開かれ、装着時に肌が透けるスリットとなっています。また、インゴットシルバーからハンマーワークによって形作られる事で、バンドのフロント部分が厚くターミナル(両端)に向けて少し薄くなるという厚みの異なったディテールも特徴的で、総重量が55g超というずっしりと重く重厚なブレスレットです。
フェイスは、象徴的にフレーミングされたスクエアシェイプのアップリケによって構成され、オーバーレイ技法によって大胆なデザインが描き出されています。そのモチーフは不明確ですが、動植物や天候等の自然の営みを図案化したであろうデザインとなっており、一部にはスタンプワークも刻まれる事で細部の表情には現代のホピジュエリーとは少し違った印象がもたらされています。
そのフェイス両サイドであるバンドとの間には、小さなコンチョのアップリケが配され、サイド~ターミナルにかけてもナバホジュエリーと共通したスタンプワークが刻まれており、どちらもエスニシティな表情を付加する効果的な装飾となっています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。本作の様にスタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


また、本作が制作された年代では、まだオーバーレイ技法がホピジュエリーの代表的な技術として確立されておらず、ホピ族以外のシルバースミスの中にも好んで採用した作家が存在しました。
ナバホの巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や、コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)等も多くのオーバーレイジュエリーを制作しました。特に、ナバホの【Tom Bahe】トム・バヘィ/バヒィ(1924-2009)の作品には、本作と同じようにスプリットバンドやスタンプワーク等のナバホジュエリーにおける伝統技術とオーバーレイが組み合わせられることで、ある種の独創性が与えられた作品が残されています。


本作もインディアンジュエリーの歴史上、多様な技術と個性が生まれる中で、新しいシルバーワークに挑んだ作者によって作られた作品であり、その作者等の背景は明確になっていませんが、非常に高い史料価値を有するブレスレットです。
またそのオーバーレイは、自然の理を図案化した様な独特の主張とアーティな魅力が感じられます。

ボリューム感があり強い存在感を示すバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな印象やナチュラルでアーシーな表情は、多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わずお使いいただけるバングル。スクエアシェイプのフェイスやグラフィカルなオーバーレイにより、色々なコーディネイトにおいて素晴らしいアクセントとなり得る作品です。

オーバーレイ技術黎明期に作られた作品のみが持つ、ハイブリッドでプリミティブな特徴と創造性を有する貴重なブレスレットであり、大変コレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは全体に多少の使用感があり、シルバーのクスミや小キズ、制作上のムラは見られますが、特に目立ったダメージのない状態を保っています。
【Hopi】ホピか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、オーバーレイ技法黎明期に作られたと推定されるピースで、伝統的なナバホジュエリーの造形スタイルをベースに、オーバーレイによって大胆なデザインが描かれたフェイスが形作られています。明確な制作背景の特定は困難ですが、現在ナバホジュエリーとホピジュエリーを代表する造形スタイルとなっている造作・技術を巧みに組み合わせて生み出された史料価値の高いアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年~1970年代初頭頃までに作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は『スプリットバンド』と呼ばれるナバホの伝統的な造形となっており、サイドから3本に割り開かれ、装着時に肌が透けるスリットとなっています。また、インゴットシルバーからハンマーワークによって形作られる事で、バンドのフロント部分が厚くターミナル(両端)に向けて少し薄くなるという厚みの異なったディテールも特徴的で、総重量が55g超というずっしりと重く重厚なブレスレットです。
フェイスは、象徴的にフレーミングされたスクエアシェイプのアップリケによって構成され、オーバーレイ技法によって大胆なデザインが描き出されています。そのモチーフは不明確ですが、動植物や天候等の自然の営みを図案化したであろうデザインとなっており、一部にはスタンプワークも刻まれる事で細部の表情には現代のホピジュエリーとは少し違った印象がもたらされています。
そのフェイス両サイドであるバンドとの間には、小さなコンチョのアップリケが配され、サイド~ターミナルにかけてもナバホジュエリーと共通したスタンプワークが刻まれており、どちらもエスニシティな表情を付加する効果的な装飾となっています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。本作の様にスタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


また、本作が制作された年代では、まだオーバーレイ技法がホピジュエリーの代表的な技術として確立されておらず、ホピ族以外のシルバースミスの中にも好んで採用した作家が存在しました。
ナバホの巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や、コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)等も多くのオーバーレイジュエリーを制作しました。特に、ナバホの【Tom Bahe】トム・バヘィ/バヒィ(1924-2009)の作品には、本作と同じようにスプリットバンドやスタンプワーク等のナバホジュエリーにおける伝統技術とオーバーレイが組み合わせられることで、ある種の独創性が与えられた作品が残されています。


本作もインディアンジュエリーの歴史上、多様な技術と個性が生まれる中で、新しいシルバーワークに挑んだ作者によって作られた作品であり、その作者等の背景は明確になっていませんが、非常に高い史料価値を有するブレスレットです。
またそのオーバーレイは、自然の理を図案化した様な独特の主張とアーティな魅力が感じられます。

ボリューム感があり強い存在感を示すバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな印象やナチュラルでアーシーな表情は、多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わずお使いいただけるバングル。スクエアシェイプのフェイスやグラフィカルなオーバーレイにより、色々なコーディネイトにおいて素晴らしいアクセントとなり得る作品です。

オーバーレイ技術黎明期に作られた作品のみが持つ、ハイブリッドでプリミティブな特徴と創造性を有する貴重なブレスレットであり、大変コレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは全体に多少の使用感があり、シルバーのクスミや小キズ、制作上のムラは見られますが、特に目立ったダメージのない状態を保っています。
Size

レディースサイズ L - XL 程度
メンズサイズ XS - SM 程度

内径最大幅 約56.8㎜    正面幅(高さ) 約35.6㎜
内周 約132㎜    開口部 約24㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 15/16inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingto Silver
        約55.9g