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【Fred Peshlakai】Atq Navajo Gem Turquoise Wide Cuff c.1940~

【Fred Peshlakai】Atq Navajo Gem Turquoise Wide Cuff c.1940~
0 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C5lP4_OvvDt/
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品で、同作者の代表的で美しい造形に仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

内側には『F.P.』のホールマーク(作者のサイン)が入り、オーセンティックで上質なシルバーワークと美しいターコイズ、さらには同作者ならではの突出したデザインと造形センスが感じられる作品となっています。



1940年代~1950年代初頭頃の作品と思われ『F.P.』のホールマーク(作者のサイン)やナバホの伝統的な造形スタイル等からは、Fred Peshlakaiの長いキャリアの中でも特に評価の高いキャリア初期~中期に制作された作品と推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は、『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形で2ケ所が割り開かれており、センターに向かって幅とボリューム感を持たせたナバホのオールドスタイルを踏襲した造形スタイルとなっています。

そして、その中央部分にはオーバルカットされた大きく美しいターコイズがマウントされ、その石に呼応するように、半円型にカットされたターコイズが、両サイドに配される事で、3つの美しいターコイズをさらに際立たせています。

中央の石のベゼル(覆輪)には、2本のワイヤーを撚り合わせる事で作り上げたツイステッドワイヤーが施され、両サイドにはイーグルフェザーモチーフのスタンプワークが深く立体的に刻まれたコンチョ、がアップリケされています。
さらに、流麗なワイヤーワークやFred Peshlakaiらしい小さなパーツのアップリケ、ハンドメイドされたシルバーボールが左右対称に構成される事で、クラシックな印象と複雑な表情、さらに立体的な奥行きが与えられています。


さらに、サイドからターミナル(両端)にかけても、アローモチーフ等の特徴的なスタンプワークが刻まれています。
これらもナバホの伝統を踏襲したオーセンティックなスタンプ(鏨)デザインですが、一部のスタンプだけでコレクターにとってはFred Peshlakaiの作品であることが判断可能な、同作者の独創性をはらんだスタンプワークとなっています。


また、それら細部まで非常に手の込んだシルバーワークは、ナバホジュエリーのオーセンティックなスタイルとディテールによって構成されています。
しかしながら、本作に見られるディテールの一部はFred Peshlakaiが生み出したといっても過言ではなく、同作者の凄みと歴史的な史料価値が体感できるジュエリー作品となっています。



マウントされたターコイズは、【Burnham/Godber Turquoise】バーナム/ガドバーターコイズと推測され、アンティーク作品では貴重なジェムクオリティを誇るターコイズがマウントされた作品です。

中央の石と両サイドでそのクオリティ・グレードに差がありますが、おそらく同一の原石から切り出されたルースと思われます。
中央の大きくオーバルカットされた石は、一部にマトリックスの凹凸やクラック等の『マトリックスロス』が見られますが、高い硬度を感じさせる艶と透明感を持ったターコイズであり、柔らかな色相ながら強い存在感を示す煌めきを誇る石です。

美しいグラデーション、マイクロウェブと呼ばれる非常にタイトなスパイダーウェブが見られ、現在も変色/劣化のない美しい色を湛えており、宝石としての質(ジェムクオリティ)を持った無添加ナチュラルターコイズです。



【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイは1896年、ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。
当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。

その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家となった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです。

そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。

Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。

そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。


1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。
1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。

そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。

1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。
同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。

そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。
Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。

そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。

1972年に体調を崩し、その翌年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。


彼が非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。

やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイの師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。

また、ターコイズの選定眼も素晴らしく、1950年代以前の作品ではほとんど見つけることが出来ない貴重なハイグレードターコイズが使用された作品も多く残されています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



こちらの作品もシルバーの塊から原始的な技術を駆使することで作り上げられたアンティークバングルですが、Fred Peshlakaiという伝説的なシルバースミスのクリエイティビティにより、ジュエリーとしての品位を有し、エレガントで洗練された印象も与えられた作品となっています。

またそれは、ナバホジュエリーの伝統的な美意識を守りながらも新しいクリエーションを模索し続けたFred Peshlakaiの精神を宿しているように感じられます。


インディアンジュエリーの力強さやエスニシティーな魅力と共に、アンティーク作品ではとても貴重なジェムクオリティターコイズが見せる宝石としての煌めき、そしてブレスレットとして迫力のあるボリューム感により、素晴らしい存在感を示し、あらゆる装いにおいて際立ったアクセントとなり得るジュエリーです。


練り上げられたシルバーワークと、Fred Peshlakai作品を代表する様な優美でクラシックなデザイン・造形により、ウェアラブルアートとして芸術作品としても非常に高く評価できるピースとなっています。

Fred Peshlakaiの崇高な価値観と審美眼、そして造形美が体感できる素晴らしい作品です。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
古いハンドメイド作品の為、シルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラ等がみられますがン全体に良好な状態となっています。

ターコイズは、マトリックス部分にカットされた時からの凹凸やクラックのよう部分が見られますが、おそらくそれらはダメージではなく天然石に由来する『マトリックスロス』と思われます。

艶や透明感を保ち、ガタツキ等も無い状態を保っています。



こちらの価格につきましてはお問い合わせください。
お手数ですが、お問い合わせ作品名・アイテムコード・お名前・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品で、同作者の代表的で美しい造形に仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

内側には『F.P.』のホールマーク(作者のサイン)が入り、オーセンティックで上質なシルバーワークと美しいターコイズ、さらには同作者ならではの突出したデザインと造形センスが感じられる作品となっています。



1940年代~1950年代初頭頃の作品と思われ『F.P.』のホールマーク(作者のサイン)やナバホの伝統的な造形スタイル等からは、Fred Peshlakaiの長いキャリアの中でも特に評価の高いキャリア初期~中期に制作された作品と推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は、『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形で2ケ所が割り開かれており、センターに向かって幅とボリューム感を持たせたナバホのオールドスタイルを踏襲した造形スタイルとなっています。

そして、その中央部分にはオーバルカットされた大きく美しいターコイズがマウントされ、その石に呼応するように、半円型にカットされたターコイズが、両サイドに配される事で、3つの美しいターコイズをさらに際立たせています。

中央の石のベゼル(覆輪)には、2本のワイヤーを撚り合わせる事で作り上げたツイステッドワイヤーが施され、両サイドにはイーグルフェザーモチーフのスタンプワークが深く立体的に刻まれたコンチョ、がアップリケされています。
さらに、流麗なワイヤーワークやFred Peshlakaiらしい小さなパーツのアップリケ、ハンドメイドされたシルバーボールが左右対称に構成される事で、クラシックな印象と複雑な表情、さらに立体的な奥行きが与えられています。


さらに、サイドからターミナル(両端)にかけても、アローモチーフ等の特徴的なスタンプワークが刻まれています。
これらもナバホの伝統を踏襲したオーセンティックなスタンプ(鏨)デザインですが、一部のスタンプだけでコレクターにとってはFred Peshlakaiの作品であることが判断可能な、同作者の独創性をはらんだスタンプワークとなっています。


また、それら細部まで非常に手の込んだシルバーワークは、ナバホジュエリーのオーセンティックなスタイルとディテールによって構成されています。
しかしながら、本作に見られるディテールの一部はFred Peshlakaiが生み出したといっても過言ではなく、同作者の凄みと歴史的な史料価値が体感できるジュエリー作品となっています。



マウントされたターコイズは、【Burnham/Godber Turquoise】バーナム/ガドバーターコイズと推測され、アンティーク作品では貴重なジェムクオリティを誇るターコイズがマウントされた作品です。

中央の石と両サイドでそのクオリティ・グレードに差がありますが、おそらく同一の原石から切り出されたルースと思われます。
中央の大きくオーバルカットされた石は、一部にマトリックスの凹凸やクラック等の『マトリックスロス』が見られますが、高い硬度を感じさせる艶と透明感を持ったターコイズであり、柔らかな色相ながら強い存在感を示す煌めきを誇る石です。

美しいグラデーション、マイクロウェブと呼ばれる非常にタイトなスパイダーウェブが見られ、現在も変色/劣化のない美しい色を湛えており、宝石としての質(ジェムクオリティ)を持った無添加ナチュラルターコイズです。



【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイは1896年、ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。
当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。

その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家となった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです。

そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。

Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。

そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。


1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。
1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。

そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。

1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。
同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。

そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。
Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。

そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。

1972年に体調を崩し、その翌年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。


彼が非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。

やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイの師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。

また、ターコイズの選定眼も素晴らしく、1950年代以前の作品ではほとんど見つけることが出来ない貴重なハイグレードターコイズが使用された作品も多く残されています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



こちらの作品もシルバーの塊から原始的な技術を駆使することで作り上げられたアンティークバングルですが、Fred Peshlakaiという伝説的なシルバースミスのクリエイティビティにより、ジュエリーとしての品位を有し、エレガントで洗練された印象も与えられた作品となっています。

またそれは、ナバホジュエリーの伝統的な美意識を守りながらも新しいクリエーションを模索し続けたFred Peshlakaiの精神を宿しているように感じられます。


インディアンジュエリーの力強さやエスニシティーな魅力と共に、アンティーク作品ではとても貴重なジェムクオリティターコイズが見せる宝石としての煌めき、そしてブレスレットとして迫力のあるボリューム感により、素晴らしい存在感を示し、あらゆる装いにおいて際立ったアクセントとなり得るジュエリーです。


練り上げられたシルバーワークと、Fred Peshlakai作品を代表する様な優美でクラシックなデザイン・造形により、ウェアラブルアートとして芸術作品としても非常に高く評価できるピースとなっています。

Fred Peshlakaiの崇高な価値観と審美眼、そして造形美が体感できる素晴らしい作品です。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
古いハンドメイド作品の為、シルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラ等がみられますがン全体に良好な状態となっています。

ターコイズは、マトリックス部分にカットされた時からの凹凸やクラックのよう部分が見られますが、おそらくそれらはダメージではなく天然石に由来する『マトリックスロス』と思われます。

艶や透明感を保ち、ガタツキ等も無い状態を保っています。



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お手数ですが、お問い合わせ作品名・アイテムコード・お名前・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
Size

メンズサイズ S - ML 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約59.2㎜    正面幅(高さ) 約38.2㎜
内周 約135㎜    開口部 約31㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1 1/4inch

ターコイズ(中央の石) 縦 約33.0㎜  横 約16.6㎜

※バングルはサイズ調整可能です。S~MLサイズの男性、ML~XLサイズの女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Ingot Silver, Gem Quality Turquoise    約66.7g