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JRH007466

【Marcus Coochwykvia/Hopi Crafts】Old Overlay Wrap Ring c.1975

【Marcus Coochwykvia/Hopi Crafts】Old Overlay Wrap Ring c.1975
23,100 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C4ncUM5vSL2/
【Hopi】ホピの名工【Marcus Coochwikvia】マーカス・クーチウクヴィアによるオールドジュエリー、オーバーレイによって大きくデザインが施された作品で、指に巻き付く『ラップリング』と呼ばれる造形スタイルのオールド/ビンテージリングです。

サイズがアジャスタブな造形も魅力的で、オーバーレイ技術によって『プレイヤーフェザー』が表現されたと思われる素朴な作品ですが、どこか上品な印象も与えるリングとなっています。


同作者のホールマーク(作者のサイン)と共に、オーバーレイ技法を使ったジュエリーを専門に制作販売したショップ【Hopi Crafts】ホピクラフツのショップマークが刻まれており、Marcus Coochwikviaの長いキャリアの中でも1970年代中頃~1980年代初頭までの作品であることが推定可能な作品です。

ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、厚いシルバープレートをカッティングし、逆に少し薄いシルバープレートをベースにとした、古いホピ族のオーバーレイ作品独特の特徴を持ち、その厚いシルバーをカッティングする事により深く強い陰影が生み出されています。
さらに、土台となっているシルバーには細かなテクスチャも刻まれることで複雑な表情が与えられています。

裏側には、同作者のホールマークと前述のショップHopi Craftsのショップホピクラフトのショップマーク(HとCを組み合わせた刻印)が刻まれています。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Marcus Coochwikvia】マーカス・クーチウクヴィアは、非常に長いキャリアを持つホピの名工の一人です。
クラン(ホピ特有の氏族)は『Bear』で、義弟である【Glen Lucas】や【Roy Talahaftewa】らを通してシルバースミスとしての技術を学び、1972年頃からそのキャリアをスタートさせたとされています。

【Hopi Crafts】ホピクラフツに所属している時代から卓越した技術を有し、正確で流麗なカッティングワークや、複雑な曲線を持ったデザインが特徴的な作者となっています。

本作の様なキャリア初期の作品では、やはり現在よりも素朴でどこか柔らかなデザインのオーバーレイ作品が多く残されていますが、そんな初期の作品でも上品な表情が印象的です。



【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業した工房でありショップです。
ホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱い、シルバーワーク技術指導に前述のHarry Sakyesvaを招いていました。

1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移りました。
その後、1979年にWayne Sekaquaptewaが亡くなり、1983年に閉店となっています。

現在、巨匠として知られる前述のBernard Dawahoyaや【Eldon James】エルドン・ジェームスが在籍した工房です。

非常にオーセンティックなオーバーレイジュエリーを数多く展開し、卓越した技術力を持つシルバースミスを育てました。
そのジュエリー群の多くは、素朴でクリーンな印象のオーセンティックなホピジュエリーですが、細部のクオリティや現代作品に比べ厚い地金のカッティングにスペシャリティを持つ作品が多く遺されており、質実剛健でシンプルながら質の高いシルバーワークに大変定評のある工房です。



【Prayer feather】プレイヤーフェザーは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。
フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。



本作は、そのようなフェザーモチーフが巧みにリングに落とし込まれたデザインであり、派手な印象ありませんが、とてもナチュラルで上品な意匠に仕上げられています。

また、作者の端正なシルバーワークの仕上げによって、素朴でありながらもチープな印象を持たず、上質感やジュエリーとしての存在感も感じられ、スタイルを問わず使いやすい落ち着いた雰囲気も帯びたリングとなっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性である力強さやどこか可愛い表情も併せ持つリングです。


大胆でありながら繊細で柔らかな印象も持ったオーバーレイが魅力的な作品。ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするオーセンティックでクリーンな印象のリングとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは多少の使用感と細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージやリペア跡の無い状態を保っています。
【Hopi】ホピの名工【Marcus Coochwikvia】マーカス・クーチウクヴィアによるオールドジュエリー、オーバーレイによって大きくデザインが施された作品で、指に巻き付く『ラップリング』と呼ばれる造形スタイルのオールド/ビンテージリングです。

サイズがアジャスタブな造形も魅力的で、オーバーレイ技術によって『プレイヤーフェザー』が表現されたと思われる素朴な作品ですが、どこか上品な印象も与えるリングとなっています。


同作者のホールマーク(作者のサイン)と共に、オーバーレイ技法を使ったジュエリーを専門に制作販売したショップ【Hopi Crafts】ホピクラフツのショップマークが刻まれており、Marcus Coochwikviaの長いキャリアの中でも1970年代中頃~1980年代初頭までの作品であることが推定可能な作品です。

ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、厚いシルバープレートをカッティングし、逆に少し薄いシルバープレートをベースにとした、古いホピ族のオーバーレイ作品独特の特徴を持ち、その厚いシルバーをカッティングする事により深く強い陰影が生み出されています。
さらに、土台となっているシルバーには細かなテクスチャも刻まれることで複雑な表情が与えられています。

裏側には、同作者のホールマークと前述のショップHopi Craftsのショップホピクラフトのショップマーク(HとCを組み合わせた刻印)が刻まれています。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Marcus Coochwikvia】マーカス・クーチウクヴィアは、非常に長いキャリアを持つホピの名工の一人です。
クラン(ホピ特有の氏族)は『Bear』で、義弟である【Glen Lucas】や【Roy Talahaftewa】らを通してシルバースミスとしての技術を学び、1972年頃からそのキャリアをスタートさせたとされています。

【Hopi Crafts】ホピクラフツに所属している時代から卓越した技術を有し、正確で流麗なカッティングワークや、複雑な曲線を持ったデザインが特徴的な作者となっています。

本作の様なキャリア初期の作品では、やはり現在よりも素朴でどこか柔らかなデザインのオーバーレイ作品が多く残されていますが、そんな初期の作品でも上品な表情が印象的です。



【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業した工房でありショップです。
ホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱い、シルバーワーク技術指導に前述のHarry Sakyesvaを招いていました。

1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移りました。
その後、1979年にWayne Sekaquaptewaが亡くなり、1983年に閉店となっています。

現在、巨匠として知られる前述のBernard Dawahoyaや【Eldon James】エルドン・ジェームスが在籍した工房です。

非常にオーセンティックなオーバーレイジュエリーを数多く展開し、卓越した技術力を持つシルバースミスを育てました。
そのジュエリー群の多くは、素朴でクリーンな印象のオーセンティックなホピジュエリーですが、細部のクオリティや現代作品に比べ厚い地金のカッティングにスペシャリティを持つ作品が多く遺されており、質実剛健でシンプルながら質の高いシルバーワークに大変定評のある工房です。



【Prayer feather】プレイヤーフェザーは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。
フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。



本作は、そのようなフェザーモチーフが巧みにリングに落とし込まれたデザインであり、派手な印象ありませんが、とてもナチュラルで上品な意匠に仕上げられています。

また、作者の端正なシルバーワークの仕上げによって、素朴でありながらもチープな印象を持たず、上質感やジュエリーとしての存在感も感じられ、スタイルを問わず使いやすい落ち着いた雰囲気も帯びたリングとなっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性である力強さやどこか可愛い表情も併せ持つリングです。


大胆でありながら繊細で柔らかな印象も持ったオーバーレイが魅力的な作品。ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするオーセンティックでクリーンな印象のリングとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは多少の使用感と細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージやリペア跡の無い状態を保っています。
Size

日本規格 約 20.5号前後   us 10   ※本作は多少の調整が可能です。
正面幅 約 12.0㎜

Material

Silver