ITEM CODE:
JRF007183

【H.H.Tammen】Antique Thunderbird Applique Wide Cuff c.1925~

【H.H.Tammen】Antique Thunderbird Applique Wide Cuff c.1925~
137,500 円(税込)
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【H.H.Tammen】Antique Thunderbird Applique Wide Cuff  c.1925~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C1OQwn9vrdk/
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。
中でも、最古の工房/メーカーである【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社で作られた事が推定可能なピースで、大胆に配されたサンダーバードモチーフのアップリケが魅力的なアンティーク/ビンテージバングルです。


1920年代~1940年代初頭製と思われ、迫力のあるボリューム感とワイドな幅を持っていますが、シルバーのみで構成されている為、渋く腕に馴染みやすい印象となっています。

バンド/地金のシェイプは少しセンターが広く造形され、サイド部分のエッジやターミナル(両端)は『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)と呼ばれる造形に近く、円弧を描く曲線的で動きのあるシェイプに造形されています。

そのセンターにはどこか愛らしい印象も感じさせるサンダーバードのアップリケ/パッチワークが施され、スタンプによってその細部が描き出されています。
さらに、バンド全体にもツーリストジュエリーらしいアローや、同じくアローモチーフを用いた『Warding Off Evil Spirits』と呼ばれる魔除けのデザインが刻み込まれています。

一部の制作工程には機械が用いられているためマシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ツーリストジュエリーの為、ある程度は生産されていると思われますが、その現存数は非常に少なく、類似した造形/デザインのものを見つけるのは大変困難となっています。



【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社は、1881年にコロラド州デンバーでアンティークショップとして創業し、ツーリスト向けのジュエリー(フレッド・ハービースタイル)を最も古くから製造していたことで知られています。
創業時より色々なサウスウエスト観光のスーベニア(記念品・土産物)を製造し、1906年頃からシルバー製のジュエリーも制作を始めました。

ジュエリーの始まりとしては、元々作っていたスプーン(銀の匙)をリフォームして生み出したリングだったことが断定できます。
また、それらの多くは900シルバーや800シルバー(銀含有率90.0%/80.0%)から製造されていて、独自にその地金を生産していたようです。

また、インディアンシルバースミスが少数在籍したともいわれていますが、基本的にインディアンメイドではないスーベニアジュエリーを生産していました。

第二次世界大戦後に経営難に陥った際には、ニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンである【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンを採用し、経営方針を転換してハンドメイドのインディアンジュエリー制作販売という原点に立ち戻りました。
その為に招聘されたのが、【Santa Clara Pueblo】サンタクララプエブロの偉大な作家【Manuel Naranjo】マヌエル・ナランホ(1909?-2004)でした。

また、1919年に創業した【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで起業した会社で、初期にはアローノベルティ社がH.H.タンメン社向けのジュエリーを生産していた時期もあるようです。

同社のスーベニアジュエリーの特徴は、インディアンの特徴的なデザインを採用しながらもスタンプ等のディテールにはサウスウエスタンジュエリーの技術が混在している事。そして、実際の製造年代よりもかなり新しいような印象を受ける事です。
それは、自社生産の地金を使用していた事や、インディアンシルバースミスではなくアングロ(白人)のシルバースミスが持つ技術に起因していると思われます。



【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Warding Off Evil Spirits】ワーディング オフ エビル スピリッツは、2本のアローが小さな丸に向かっているスタンプで、『魔除け』を意味する記号となっています


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。



迫力のあるボリューム感と大きなサンダーバードにより存在感のあるバングルに仕上がっていますが、ターコイズのセットされていないプレーンシルバーのみの構成とアンティークピース独特なシルバーの質感によって派手さのない渋い印象のバングルとなています。

また、それらのナバホジュエリーらしい表情と共に、サンダーバードなどのキャッチーで愛嬌あるモチーフのコントラストも好印象で、ナチュラルでさり気なく馴染みやすい表情を作っているようです。


アイコニックでキャッチーなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特のバングル。アンティークツーリストジュエリーの中でも希少で秀逸なピースの一つです。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは摩耗などが無く使用感の少ない状態ですが、向かって右側のサンダーバードの翼先端付近に小さなクラック(約5㎜程度)が確認できます。
ただし、使用により破損につながることは無いと思われます。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。
中でも、最古の工房/メーカーである【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社で作られた事が推定可能なピースで、大胆に配されたサンダーバードモチーフのアップリケが魅力的なアンティーク/ビンテージバングルです。


1920年代~1940年代初頭製と思われ、迫力のあるボリューム感とワイドな幅を持っていますが、シルバーのみで構成されている為、渋く腕に馴染みやすい印象となっています。

バンド/地金のシェイプは少しセンターが広く造形され、サイド部分のエッジやターミナル(両端)は『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)と呼ばれる造形に近く、円弧を描く曲線的で動きのあるシェイプに造形されています。

そのセンターにはどこか愛らしい印象も感じさせるサンダーバードのアップリケ/パッチワークが施され、スタンプによってその細部が描き出されています。
さらに、バンド全体にもツーリストジュエリーらしいアローや、同じくアローモチーフを用いた『Warding Off Evil Spirits』と呼ばれる魔除けのデザインが刻み込まれています。

一部の制作工程には機械が用いられているためマシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ツーリストジュエリーの為、ある程度は生産されていると思われますが、その現存数は非常に少なく、類似した造形/デザインのものを見つけるのは大変困難となっています。



【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社は、1881年にコロラド州デンバーでアンティークショップとして創業し、ツーリスト向けのジュエリー(フレッド・ハービースタイル)を最も古くから製造していたことで知られています。
創業時より色々なサウスウエスト観光のスーベニア(記念品・土産物)を製造し、1906年頃からシルバー製のジュエリーも制作を始めました。

ジュエリーの始まりとしては、元々作っていたスプーン(銀の匙)をリフォームして生み出したリングだったことが断定できます。
また、それらの多くは900シルバーや800シルバー(銀含有率90.0%/80.0%)から製造されていて、独自にその地金を生産していたようです。

また、インディアンシルバースミスが少数在籍したともいわれていますが、基本的にインディアンメイドではないスーベニアジュエリーを生産していました。

第二次世界大戦後に経営難に陥った際には、ニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンである【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンを採用し、経営方針を転換してハンドメイドのインディアンジュエリー制作販売という原点に立ち戻りました。
その為に招聘されたのが、【Santa Clara Pueblo】サンタクララプエブロの偉大な作家【Manuel Naranjo】マヌエル・ナランホ(1909?-2004)でした。

また、1919年に創業した【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで起業した会社で、初期にはアローノベルティ社がH.H.タンメン社向けのジュエリーを生産していた時期もあるようです。

同社のスーベニアジュエリーの特徴は、インディアンの特徴的なデザインを採用しながらもスタンプ等のディテールにはサウスウエスタンジュエリーの技術が混在している事。そして、実際の製造年代よりもかなり新しいような印象を受ける事です。
それは、自社生産の地金を使用していた事や、インディアンシルバースミスではなくアングロ(白人)のシルバースミスが持つ技術に起因していると思われます。



【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Warding Off Evil Spirits】ワーディング オフ エビル スピリッツは、2本のアローが小さな丸に向かっているスタンプで、『魔除け』を意味する記号となっています


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。



迫力のあるボリューム感と大きなサンダーバードにより存在感のあるバングルに仕上がっていますが、ターコイズのセットされていないプレーンシルバーのみの構成とアンティークピース独特なシルバーの質感によって派手さのない渋い印象のバングルとなています。

また、それらのナバホジュエリーらしい表情と共に、サンダーバードなどのキャッチーで愛嬌あるモチーフのコントラストも好印象で、ナチュラルでさり気なく馴染みやすい表情を作っているようです。


アイコニックでキャッチーなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特のバングル。アンティークツーリストジュエリーの中でも希少で秀逸なピースの一つです。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは摩耗などが無く使用感の少ない状態ですが、向かって右側のサンダーバードの翼先端付近に小さなクラック(約5㎜程度)が確認できます。
ただし、使用により破損につながることは無いと思われます。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度
※幅が広いのでハーフサイズ~1サイズUPを推奨します。

内径最大幅 約61.8㎜    正面幅(高さ) 約38.4㎜
内周 約148㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 5 13/16inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。ML~XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver    約47.2g