ITEM CODE:
JPO007356

Antique Navajo Repoused & Stamped Ingot Silver Pin c.1935~

Antique Navajo Repoused & Stamped Ingot Silver Pin c.1935~
38,500 円(税込)
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Antique Navajo Repoused & Stamped Ingot Silver Pin  c.1935~
  • Antique Navajo Repoused & Stamped Ingot Silver Pin  c.1935~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C4VckhyPz8Z/
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、シェルコンチョのリポウズ/バンプアウトによる立体的で迫力のある造形、そして力強く上質なスタンプワークが大変魅力的なアンティーク/ビンテージピンブローチです。

ホールマーク(作者や工房のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、立体的な造形や洗練されたデザイン、蜂/Beeという生き物をモチーフとしたスタンプワーク等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された可能性が想起される作品となっています。


1930年代後半~1950年代初頭頃に作られた作品で、全ての工程がハンドメイドによって作られており、オーセンティックな技術と造形の作品ながら、類似した個体を発見するのは非常に困難であると思われます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金とベースに、中央には大胆にシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されています。
このような曲面にバースト状のスタンプを刻むデザインは元々はシェル/貝殻を起源としており、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

古くから現代まで受け継がれ、多くの場合には鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを挟み、叩きだすことで立体的なシェルデザインを浮き上がらせますが、本作では木(丸太)やレッド(鉛の塊)にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。

また、その両サイド部にも丸く立体的な造形が作られていますが、それらも同様の技術による曲面であり、全体が柔らかなドームシェイプに造形される事により有機的な表情と上質感が与えられています。


さらに、センターのシェルコンチョデザインの両サイドに刻まれた蜂/Beeの羽根をモチーフとしたスタンプを初め、多くの上質なスタンプツール(鏨・刻印)による文様が刻み込まれています。

これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。



【Bee/ミツ蜂】のモチーフは、共同体に対する強い意識と誠実さ、そして幸福を象徴しています。
ナバホジュエリーにおいても稀に発見可能なモチーフですが、やはり農耕民族であるプエブロの人々に親しまれ、プエブロの作品において多く見られるモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーからの成形を含む、全てのディテールが原始的な技術で構成された素朴なアンティークジュエリーですが、丁寧で完成されたシルバーワークと、スタンプツールを含むデザインの洗練度、そして長い経年によりアートピース・ウェアラブルアートとしても評価される作品に昇華されています。


立体感とスタンプワークによる奥行きと渋い質感は、多くのアイテムに良く馴染むピンブローチであり、アンティークインディアンジュエリー独特の質感や程よいサイズ感は、アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも大変使い勝手の良いピースです。


また、作者を特定することはできませんが、素晴らしい造形センスを持ったシルバースミスによるアンティーク作品であり、特別なクオリティと史料価値を持った非常にコレクタブルなピンブローチとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等も見られますが、使用感の少ない大変良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、シェルコンチョのリポウズ/バンプアウトによる立体的で迫力のある造形、そして力強く上質なスタンプワークが大変魅力的なアンティーク/ビンテージピンブローチです。

ホールマーク(作者や工房のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、立体的な造形や洗練されたデザイン、蜂/Beeという生き物をモチーフとしたスタンプワーク等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された可能性が想起される作品となっています。


1930年代後半~1950年代初頭頃に作られた作品で、全ての工程がハンドメイドによって作られており、オーセンティックな技術と造形の作品ながら、類似した個体を発見するのは非常に困難であると思われます。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金とベースに、中央には大胆にシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されています。
このような曲面にバースト状のスタンプを刻むデザインは元々はシェル/貝殻を起源としており、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

古くから現代まで受け継がれ、多くの場合には鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを挟み、叩きだすことで立体的なシェルデザインを浮き上がらせますが、本作では木(丸太)やレッド(鉛の塊)にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。

また、その両サイド部にも丸く立体的な造形が作られていますが、それらも同様の技術による曲面であり、全体が柔らかなドームシェイプに造形される事により有機的な表情と上質感が与えられています。


さらに、センターのシェルコンチョデザインの両サイドに刻まれた蜂/Beeの羽根をモチーフとしたスタンプを初め、多くの上質なスタンプツール(鏨・刻印)による文様が刻み込まれています。

これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。



【Bee/ミツ蜂】のモチーフは、共同体に対する強い意識と誠実さ、そして幸福を象徴しています。
ナバホジュエリーにおいても稀に発見可能なモチーフですが、やはり農耕民族であるプエブロの人々に親しまれ、プエブロの作品において多く見られるモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーからの成形を含む、全てのディテールが原始的な技術で構成された素朴なアンティークジュエリーですが、丁寧で完成されたシルバーワークと、スタンプツールを含むデザインの洗練度、そして長い経年によりアートピース・ウェアラブルアートとしても評価される作品に昇華されています。


立体感とスタンプワークによる奥行きと渋い質感は、多くのアイテムに良く馴染むピンブローチであり、アンティークインディアンジュエリー独特の質感や程よいサイズ感は、アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも大変使い勝手の良いピースです。


また、作者を特定することはできませんが、素晴らしい造形センスを持ったシルバースミスによるアンティーク作品であり、特別なクオリティと史料価値を持った非常にコレクタブルなピンブローチとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等も見られますが、使用感の少ない大変良好な状態を保っています。
Size

縦 約2.1㎝   横 約6.4㎝

Material

Ingot Silver