ITEM CODE:
JPO011779

【UITA5】Antique Navajo Fawn/Deer Shape Silver Pin c.1940~

【UITA5】Antique Navajo Fawn/Deer Shape Silver Pin c.1940~
34,100 円(税込)
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【UITA5】Antique Navajo Fawn/Deer Shape Silver Pin  c.1940~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CtJaw7SvTI4/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売した作品の一つ。
また、その末尾のナンバー『5』から【Kirk brothers Trading Post】カークブラザーズ トレーディングポストが販売元であると判断できるピース。とても愛らしい小鹿/バンビモチーフのアンティーク/ビンテージピンブローチです。


1940年代~1950年代前半頃に作られたピースと思われ、独特のキュートなシェイプや細部のデザインにより、成獣(大人)ではなく子供の鹿であることが判断できる作品です。

スタンプワークによってドット模様の鹿の子や耳等の細かなディテールが描き出されています。さらに、良く観察すると足のエッジ部分などには、細かな毛並みを表現したスタンプワークが刻まれており、さり気なくも作品に奥行きと有機的な表情を与えています。
目の部分は小さなラウンドカットターコイズで表現され、ナチュラルなカラーがとても良いアクセントとなっています。
また、全体にハンマーワークによる立体的な丸み/曲面がつけられており、柔らかな表情と立体的で奥行きのあるピンブローチに仕上げられています。

素朴な印象を持った作品ですが、細かなカッティングやリポウズ、緻密な細部のディテールによって作者の高い技術力を推し量ることが出来る作品となっています。


裏側に刻印された『UITA』が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年に創設され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとし、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが参加して運営されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者の『メーカー』は1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化を進め、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

そして、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


こちらの作品も内側に刻印されたホールマーク【UITA5】の末尾の数字『22』から、【Kirk Brothers Trading Post】カーク ブラザーズ トレーディングポストで販売された作品であることを特定することができます。

作者個人を特定することは出来ませんが、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらの作品もアニマルモチーフでツーリストジュエリーのキャッチーな印象を持っていますが、丁寧なシルバーワークや高度なハンマーワークにより全体に立体的に仕上げられた完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

愛らしくも可愛すぎないデザインや素朴でナチュラルな表情は、多くのアイテムにフィットさせることが可能で、性別を問わず幅広い年齢層・スタイルの方にお使いいただける汎用性を有しています。アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピンブローチです。

「UITA」のホールマークが刻印されていることで、制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った史料価値も高い作品。ビンテージインディアンジュエリー独特のポップでキュートな印象のピンですが、伝統工芸品としても高く評価される作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、特にダメージなく良好です。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売した作品の一つ。
また、その末尾のナンバー『5』から【Kirk brothers Trading Post】カークブラザーズ トレーディングポストが販売元であると判断できるピース。とても愛らしい小鹿/バンビモチーフのアンティーク/ビンテージピンブローチです。


1940年代~1950年代前半頃に作られたピースと思われ、独特のキュートなシェイプや細部のデザインにより、成獣(大人)ではなく子供の鹿であることが判断できる作品です。

スタンプワークによってドット模様の鹿の子や耳等の細かなディテールが描き出されています。さらに、良く観察すると足のエッジ部分などには、細かな毛並みを表現したスタンプワークが刻まれており、さり気なくも作品に奥行きと有機的な表情を与えています。
目の部分は小さなラウンドカットターコイズで表現され、ナチュラルなカラーがとても良いアクセントとなっています。
また、全体にハンマーワークによる立体的な丸み/曲面がつけられており、柔らかな表情と立体的で奥行きのあるピンブローチに仕上げられています。

素朴な印象を持った作品ですが、細かなカッティングやリポウズ、緻密な細部のディテールによって作者の高い技術力を推し量ることが出来る作品となっています。


裏側に刻印された『UITA』が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年に創設され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとし、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが参加して運営されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者の『メーカー』は1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化を進め、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

そして、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


こちらの作品も内側に刻印されたホールマーク【UITA5】の末尾の数字『22』から、【Kirk Brothers Trading Post】カーク ブラザーズ トレーディングポストで販売された作品であることを特定することができます。

作者個人を特定することは出来ませんが、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらの作品もアニマルモチーフでツーリストジュエリーのキャッチーな印象を持っていますが、丁寧なシルバーワークや高度なハンマーワークにより全体に立体的に仕上げられた完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

愛らしくも可愛すぎないデザインや素朴でナチュラルな表情は、多くのアイテムにフィットさせることが可能で、性別を問わず幅広い年齢層・スタイルの方にお使いいただける汎用性を有しています。アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピンブローチです。

「UITA」のホールマークが刻印されていることで、制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った史料価値も高い作品。ビンテージインディアンジュエリー独特のポップでキュートな印象のピンですが、伝統工芸品としても高く評価される作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、特にダメージなく良好です。
Size

縦 約6.5㎝   横 約4.05㎝   

Material

Silver, Turquoise