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JBF007027

【Arrow Novelty】Repouse & 卍 Stamped Coin Silver Cuff c.1925~

【Arrow Novelty】Repouse & 卍 Stamped Coin Silver Cuff c.1925~
46,200 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Cs3qX-8v9Ek/
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のアンティーク/ビンテージバングルです。

シルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトや、卍やホース/馬モチーフのスタンプワーク等のオーセンティックなディテールが特徴的なピースとなっています。


1920年代後半~1930年代に作られたと思われる作品で、コインシルバー(銀含有率90.0%)から作られたバンドは、日本において『平打ち』と呼ばれる造形がベースとなっています。
その中央と両サイドの3か所に、シルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョ(貝殻がモチーフ)のリポウズ/バンプアウトが施されることで、立体的な動きが与えられています。
さらに、幸福を意味するサン/太陽シンボルや、【逆卍】Whirling Log等と共に、クロスアローやホース/馬モチーフ等の少し愛らしいイメージのモチーフも刻まれる事でキャッチーで複雑な表情に仕上げられたブレスレットです。

また、アンティークナバホジュエリーらしい雰囲気に仕上がっており、石がマウントされないシルバーのみで構成されたソリッドな表情も特徴的なブレスレットとなっています。

そして内側には、製造元【Arrow Novelty】のホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。
1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。

当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べ安く設定されていたようです。

ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていた記号デザインです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。

【Horse】馬は旅を表し、人生や長い道のりを<導いてくれる物>を象徴します。


ツーリストジュエリー特有の雰囲気も感じさせる作品ですが、渋いシルバーの質感やクラシックな印象に構成されたスタンプワーク等により、チープなイメージを作らず独特の魅力を持った作品となっています。

ビンテージスタイルはもちろんですが、多くのスタイルにフィットする高い汎用性を示すバングル。女性にも向いた小さいサイズも貴重な個体となっています。

『マニュファクチュアラー』と呼ばれる、スーベニアジュエリーの量産化を図った大手の工房で作られたものですが、一つ一つ違ったアップリケやスタンプワークの構成となっており、同じデザイン・モチーフの組み合わせはほとんど存在せず、それぞれの個体が貴重でコレクタブルなアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミや細かなキズ等が見られますが、使用感は少なくダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のアンティーク/ビンテージバングルです。

シルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトや、卍やホース/馬モチーフのスタンプワーク等のオーセンティックなディテールが特徴的なピースとなっています。


1920年代後半~1930年代に作られたと思われる作品で、コインシルバー(銀含有率90.0%)から作られたバンドは、日本において『平打ち』と呼ばれる造形がベースとなっています。
その中央と両サイドの3か所に、シルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョ(貝殻がモチーフ)のリポウズ/バンプアウトが施されることで、立体的な動きが与えられています。
さらに、幸福を意味するサン/太陽シンボルや、【逆卍】Whirling Log等と共に、クロスアローやホース/馬モチーフ等の少し愛らしいイメージのモチーフも刻まれる事でキャッチーで複雑な表情に仕上げられたブレスレットです。

また、アンティークナバホジュエリーらしい雰囲気に仕上がっており、石がマウントされないシルバーのみで構成されたソリッドな表情も特徴的なブレスレットとなっています。

そして内側には、製造元【Arrow Novelty】のホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。
1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。

当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べ安く設定されていたようです。

ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていた記号デザインです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。

【Horse】馬は旅を表し、人生や長い道のりを<導いてくれる物>を象徴します。


ツーリストジュエリー特有の雰囲気も感じさせる作品ですが、渋いシルバーの質感やクラシックな印象に構成されたスタンプワーク等により、チープなイメージを作らず独特の魅力を持った作品となっています。

ビンテージスタイルはもちろんですが、多くのスタイルにフィットする高い汎用性を示すバングル。女性にも向いた小さいサイズも貴重な個体となっています。

『マニュファクチュアラー』と呼ばれる、スーベニアジュエリーの量産化を図った大手の工房で作られたものですが、一つ一つ違ったアップリケやスタンプワークの構成となっており、同じデザイン・モチーフの組み合わせはほとんど存在せず、それぞれの個体が貴重でコレクタブルなアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミや細かなキズ等が見られますが、使用感は少なくダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

レディースサイズ S - M 程度
メンズサイズ XXS - XS 程度

内径最大幅 約54.4㎜    正面幅(高さ) 約11.0㎜
内周 約124㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 4 7/8inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。こちらは、メンズのXSサイズ以下、女性のS~ML以下の方であればほとんどの方にフィットすると思います。ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Coin Silver 900    約14.3g