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JOP067195

【Frank Patania Sr.】Clip On Earrings w/Turquoise c.1945~

【Frank Patania Sr.】Clip On Earrings w/Turquoise c.1945~
52,800 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CqnbEqePcw4/
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られたクリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

同作者らしいラウンドシェイプの立体的なシルバーワークをベースに、3つのターコイズがバースト状に配されています。洗練されたデザインと程よい存在感を示すボリューム感のある造形が特徴的で、上品な印象も魅力的なジュエリーとなっています。


1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統的な技術や造形を踏襲しながらも、Frank Pataniaらしい独自性とモダンで洗練された印象に仕上げられた作品です。

コンチョをカットアウトした様なリング状のシルバーに、フローラルなイメージのアップリケが施された造作。そこにラウンドカットターコイズと、その石と共鳴した半球体のシルバービーズ/ナバホパールがマウントされる事で、華やかさと可憐な印象の双方を備えた作品に仕上げられています。また、中央にはシルバーボールが配され、枠となっているリングとアップリケの隙間がスリットとなっています。
また本作の様な立体感は、丸太に彫り込んだ窪みにシルバーを叩き添わせることにより、立体的で柔らかいアール/曲面が作られており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。

全体に花/植物を想起させる有機的な造形美と、立体感や素材の生み出す上質感が素晴らしく、Frank Pataniaの美意識や独自性を宿す作品となっています。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。


マウントされたターコイズは、その鉱山を断定することが出来ませんが【Sleeping Beauty Turquoise】スリーピングビューティーターコイズや【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズに近い特徴を持った石となっています。
澄んだ水色にブラックのマトリックスが入る石で、現在も素晴らしい艶と透明感を保ち、その硬度と質を感じさせるナチュラル無添加ターコイズです。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらもそんなPatania Thunderbird styleの代表的なデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と、ナバホジュエリーのクラシックな造形スタイルが見事に融合した作品です。

また、本作に見られる様な半球体のシルバービーズは『ナバホパール』や『デザートパール』とも呼ばれるスペシャリティを持ったディテールとなっています。
その独特の洗練されたデザインは、エレガントにもカジュアルなスタイルにも馴染みやすく、多くのスタイルにナチュラルにフィットしてくれるアイテムです。

インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、大変コレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



全体に僅かなクスミ等が見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージは無く良好なコンディションを保っています。
インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られたクリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

同作者らしいラウンドシェイプの立体的なシルバーワークをベースに、3つのターコイズがバースト状に配されています。洗練されたデザインと程よい存在感を示すボリューム感のある造形が特徴的で、上品な印象も魅力的なジュエリーとなっています。


1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統的な技術や造形を踏襲しながらも、Frank Pataniaらしい独自性とモダンで洗練された印象に仕上げられた作品です。

コンチョをカットアウトした様なリング状のシルバーに、フローラルなイメージのアップリケが施された造作。そこにラウンドカットターコイズと、その石と共鳴した半球体のシルバービーズ/ナバホパールがマウントされる事で、華やかさと可憐な印象の双方を備えた作品に仕上げられています。また、中央にはシルバーボールが配され、枠となっているリングとアップリケの隙間がスリットとなっています。
また本作の様な立体感は、丸太に彫り込んだ窪みにシルバーを叩き添わせることにより、立体的で柔らかいアール/曲面が作られており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。

全体に花/植物を想起させる有機的な造形美と、立体感や素材の生み出す上質感が素晴らしく、Frank Pataniaの美意識や独自性を宿す作品となっています。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。


マウントされたターコイズは、その鉱山を断定することが出来ませんが【Sleeping Beauty Turquoise】スリーピングビューティーターコイズや【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズに近い特徴を持った石となっています。
澄んだ水色にブラックのマトリックスが入る石で、現在も素晴らしい艶と透明感を保ち、その硬度と質を感じさせるナチュラル無添加ターコイズです。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらもそんなPatania Thunderbird styleの代表的なデザイン・造形の作品であり、同作者の美意識と、ナバホジュエリーのクラシックな造形スタイルが見事に融合した作品です。

また、本作に見られる様な半球体のシルバービーズは『ナバホパール』や『デザートパール』とも呼ばれるスペシャリティを持ったディテールとなっています。
その独特の洗練されたデザインは、エレガントにもカジュアルなスタイルにも馴染みやすく、多くのスタイルにナチュラルにフィットしてくれるアイテムです。

インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、大変コレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



全体に僅かなクスミ等が見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージは無く良好なコンディションを保っています。
Size

片方 縦 約2.5㎝   横 約2.5㎝

Material

Sterling Silver, Turquoise