【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、美しい【Old Number Eight Turquoise】オールドナンバーエイトターコイズをメインにしながら、神秘的な印象に仕上げられた端正なシルバーワークも魅力的なアンティーク/ビンテージバングルです。
ナバホジュエリーの伝統的な造形技術によって構成されたオーセンティックな作品ですが、繊細なワイヤーワークを駆使する事でクラシックで幻想的なデザインが生み出されており、石と銀細工の双方がハイエンドな作品となっています。
1940年代末頃~1960年代頃に作られたと思われる作品で、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたトライアングルワイヤー2本に挟まれるように大きくオーバルシェイプにカットされた美しいターコイズがセットされています。
またそのベースとなっているバンドは、上下のトライアングルワイヤーだけでなく、中央にツイステッドワイヤーをさらにハンマーワークによってフラットに成形したワイヤーが配されており、ナバホジュエリーらしい印象と確かな強度が与えられています。
上下のトライアングルワイヤーには『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによる構築的で美しい刻みが施されており、作品に立体的な動きとコントラストをもたらしているようです。
スタンプワークが見られずファイルワークとワイヤーワークのみで構成されたシルバーワークとなっており、それが複雑な表情はなくとも立体的な奥行きとクリーンでクラシックなイメージを醸し出しています。
中央に配されたターコイズはジェムクオリティを誇るナンバーエイトとなっており、その周辺にはターコイズの美しい色彩や迫力のあるサイズを活かす為に強いコントラストを作るシルバーワークが施されています。
異なった太さのシルバーワイヤーを細かくカットしたり丸め、シルバードロップ(シルバーボール)と共にアップリケする事で左右対称に独特な装飾が作り上げられており、おそらく当時とてもモダンで新しい造形スタイルであったジオメトリックなデザインがアールデコ調にも感じられるクラシックで神秘的な印象を生み出しています。
本作のような上下にトライアングルワイヤーを配しその間に石をマウントする造形スタイルは、インディアンジュエリーの古典期から見られる造形であり、1930年代以降にはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等も多くの類似した作品を残しており、1950年代~1970年代にはこちらも巨匠である【Fred Thompson】フレッド・トンプソ(1921or1922-2002)が多く制作したスタイルです。
そして、現代まで長く受け継がれ、現在もコンテンポラリー作家の中でも素晴らしい技術を持つ【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等が受け継いでいます。
マウントされたターコイズは、大変美しいオールドナンバーエイトターコイズです。 ミドルグレード上位~ハイグレードにグレーディングできるジェムクオリティーを持つ石です。
ナンバーエイトらしいとても澄んだ発色の良い水色にブラウンウェブが入り、部分的に濃淡やグリーンのグラデーションも見られます。
今なお強い艶と照りを有する宝石としての価値を持った無添加ナチュラルターコイズです。
【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~1960年年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。
採掘されるターコイズは、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。
現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。
特別な質を持つジェムクオリティターコイズと、卓越した技術による端正でエスニシティなシルバーワークが織りなす造形美、そしてその迫力は、歴史を感じさせる奥行きを持っており、ジュエリーとしての気品のある佇まいとビンテージインディアンジュエリー特有のアーシーな雰囲気を兼ね備えています。
伝統的な彫金技術によるアンティークナバホジュエリーの武骨でワイルドな印象と、洗練されたデザインによるクラシックでエレガントな美しさを併せ持ち、ビンテージスタイルにはもちろん、ドレスや少しフォーマルなスタイルにもフィットする汎用性を有しながら、多くのスタイリングにおいて特別な存在感を示すブレスレットです。
本作のようにアンティーク作品において、ハイグレードターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、質の高いターコイズが作り上げる悠然とした存在感と、それをバックアップする確かな技術力・造形力が注がれたシルバーワークは、アートピース・ウェアラブルアートとしても高く評価できます。
◆着用サンプル画像はこちら◆
コンディションも大変良好です。
ハンドメイドによる造形ですので僅かな制作上のムラやシルバーのクスミ等は見られますが使用感は少なく、ターコイズを含め良い状態を保っています。
ターコイズも長い時間の経過を感じさせない素晴らしい艶と透明感を保っています。
マトリックス部分には僅かな凹凸が見られますが、それらは天然石が持つ特徴でありダメージではありません。