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【NAVAJO GUILD】Squash Blossom Naja Necklace in Silver c.1950

【NAVAJO GUILD】Squash Blossom Naja Necklace in Silver c.1950
ask 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。中でも大変質の高いシルバーワークによって作り上げられ、ミュージアムクオリティを誇るビンテージ/アンティークスカッシュブロッサムナジャネックレスです。

丁寧に仕上げられたベンチメイド/ハンドメイドシルバービーズと、特別な造形美を持つナジャトップによって構成され、古典期の製法や造形を踏襲したオーセンティックな作品ながら、大変美しくモダンな印象を与えるネックレスとなっています。


内側にはナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と共に【NAVAJO】の文字も刻印されていることから、1940年代末~1950年代頃に作られた作品と思われます。


『ナバホパール』や『デザートパール』とも呼ばれる重厚なシルバービーズ、そしてキャスト成形された美しいナジャトップの全てが端正なハンドメイドによって形作られた作品です。


キャスト技法によって形作られたナジャトップの独特なフォルムは、トライアングル型の断面で構成され、真円に近いラウンドシェイプによってクラシックな印象が与えられているようです。
また、流麗でどこか有機的なデザインを持ち、センターに施されたコーンフラワーかと思われる意匠等からは、ナバホギルドにおいて代表を務めていた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の作品が強く想起されます。


本作のようにキャスト技術による成形技法は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つですが、本作のような年代に制作され、ヤスリで削り出す事によりエッジのしっかりとした個体の場合には『トゥーファキャスト』による成形か『サンドキャスト』(砂型鋳物)によるものか判断が困難です。

ただし、本作では裏面のヤスリ跡等からトゥーファキャストによって成形された可能性が高いように思われます。また、ナバホギルドの作品は全てトゥーファキャストであるとする説もありますが、現状では確証がありません。


トップと異なり『地金製法』によって造形されたシルバービーズは、正にパール/真珠の名に相応しいラウンドシェイプに近く美しく成形された58個ものビーズとなっており、ナジャの左右にはシルバービーズと共通した造形を応用した12個のスカッシュパーツが配されています。

こちらの様に古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。

その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっています。本作では完全なハンドメイドのビーズとなっており、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられています。
コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


またシルバービーズとナジャを合わせた総重量は約118gと心地よい重厚感を持ち、厚いシルバーを使うほどに加工に必要な技術や熟練度が上がる為、作者の高い技量が伺えるハイエンドな作品となっています。


このようなナジャの造形やクリーンでモダンなデザインとシルバーワークのクオリティーは、前述のAmbrose Roanhorse/アンブローズ・ローアンホースがナバホギルドを発足する上で重視していた、古典期の作品に対する回顧主義的な価値観を体現しています。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。

そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。


ナバホギルドの代表を務めたAmbrose Roanhorseは後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。
コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



【Naja】ナジャはナバホ語で『三日月』を意味し、その原型は馬蹄をもとにしたデザインです。インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。

また、【Squash Blossom】スクワッシュブロッサムは『豊穣』を表すかぼちゃの花(本当は石榴の花)です。 こちらは花弁が3枚にデザインされています。



ナバホジュエリーを代表するアイテムであるスカッシュブロッサムナジャネックレスですが、それらの中でも大変貴重なナバホギルドで作られた作品であり、非常にシンプルでミニマルなデザインは、特筆すべき特徴を持っていないようにも感じられますが、その製法やナバホギルドの歴史的な背景を含め、作者の技巧と精神性さえも宿す特別な作品の一つです。


細部まで丁寧に仕上げられたスカッシュブロッサムパーツを含め、確かな技術と高いセンスを感じることのできる作品であり、ターコイズが付かないシンプルな造形、そしてネックレス全体が優美で調和のとれた美しいバランスを見せています。

また、男性向けと女性向けの中間的な長さとボリューム感となっており、性別やスタイルを問わず合わせて頂きやすい高い汎用性も魅力的なナジャネックレスです。

スタイルの要となる存在感を示しますが、ミニマルでクリーンなデザインと過度な派手さの無いソリッドな質感により、多くのスタイルにフィットしコーディネートにアーティーな印象を与えることが出来るウェアラブルアートピースといえる作品の一つとなっています。


前述のホールマーク【Horned Moon】が刻印され、【The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルド】の美意識や特徴を体感できるナジャネックレス。歴史的な資料価値も高く非常に貴重な作品です。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや僅かなキズ、ロウ付けの極僅かな隙間等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージの無いとても良好な状態を保っています。

ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で新しいものに交換済みとなっております。



こちらの価格につきましてはお問い合わせください。
お手数ですが、お問い合わせ作品名・アイテムコード・お名前・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。中でも大変質の高いシルバーワークによって作り上げられ、ミュージアムクオリティを誇るビンテージ/アンティークスカッシュブロッサムナジャネックレスです。

丁寧に仕上げられたベンチメイド/ハンドメイドシルバービーズと、特別な造形美を持つナジャトップによって構成され、古典期の製法や造形を踏襲したオーセンティックな作品ながら、大変美しくモダンな印象を与えるネックレスとなっています。


内側にはナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と共に【NAVAJO】の文字も刻印されていることから、1940年代末~1950年代頃に作られた作品と思われます。


『ナバホパール』や『デザートパール』とも呼ばれる重厚なシルバービーズ、そしてキャスト成形された美しいナジャトップの全てが端正なハンドメイドによって形作られた作品です。


キャスト技法によって形作られたナジャトップの独特なフォルムは、トライアングル型の断面で構成され、真円に近いラウンドシェイプによってクラシックな印象が与えられているようです。
また、流麗でどこか有機的なデザインを持ち、センターに施されたコーンフラワーかと思われる意匠等からは、ナバホギルドにおいて代表を務めていた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の作品が強く想起されます。


本作のようにキャスト技術による成形技法は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つですが、本作のような年代に制作され、ヤスリで削り出す事によりエッジのしっかりとした個体の場合には『トゥーファキャスト』による成形か『サンドキャスト』(砂型鋳物)によるものか判断が困難です。

ただし、本作では裏面のヤスリ跡等からトゥーファキャストによって成形された可能性が高いように思われます。また、ナバホギルドの作品は全てトゥーファキャストであるとする説もありますが、現状では確証がありません。


トップと異なり『地金製法』によって造形されたシルバービーズは、正にパール/真珠の名に相応しいラウンドシェイプに近く美しく成形された58個ものビーズとなっており、ナジャの左右にはシルバービーズと共通した造形を応用した12個のスカッシュパーツが配されています。

こちらの様に古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。

その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっています。本作では完全なハンドメイドのビーズとなっており、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられています。
コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


またシルバービーズとナジャを合わせた総重量は約118gと心地よい重厚感を持ち、厚いシルバーを使うほどに加工に必要な技術や熟練度が上がる為、作者の高い技量が伺えるハイエンドな作品となっています。


このようなナジャの造形やクリーンでモダンなデザインとシルバーワークのクオリティーは、前述のAmbrose Roanhorse/アンブローズ・ローアンホースがナバホギルドを発足する上で重視していた、古典期の作品に対する回顧主義的な価値観を体現しています。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。

そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。


ナバホギルドの代表を務めたAmbrose Roanhorseは後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。
コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



【Naja】ナジャはナバホ語で『三日月』を意味し、その原型は馬蹄をもとにしたデザインです。インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。

また、【Squash Blossom】スクワッシュブロッサムは『豊穣』を表すかぼちゃの花(本当は石榴の花)です。 こちらは花弁が3枚にデザインされています。



ナバホジュエリーを代表するアイテムであるスカッシュブロッサムナジャネックレスですが、それらの中でも大変貴重なナバホギルドで作られた作品であり、非常にシンプルでミニマルなデザインは、特筆すべき特徴を持っていないようにも感じられますが、その製法やナバホギルドの歴史的な背景を含め、作者の技巧と精神性さえも宿す特別な作品の一つです。


細部まで丁寧に仕上げられたスカッシュブロッサムパーツを含め、確かな技術と高いセンスを感じることのできる作品であり、ターコイズが付かないシンプルな造形、そしてネックレス全体が優美で調和のとれた美しいバランスを見せています。

また、男性向けと女性向けの中間的な長さとボリューム感となっており、性別やスタイルを問わず合わせて頂きやすい高い汎用性も魅力的なナジャネックレスです。

スタイルの要となる存在感を示しますが、ミニマルでクリーンなデザインと過度な派手さの無いソリッドな質感により、多くのスタイルにフィットしコーディネートにアーティーな印象を与えることが出来るウェアラブルアートピースといえる作品の一つとなっています。


前述のホールマーク【Horned Moon】が刻印され、【The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルド】の美意識や特徴を体感できるナジャネックレス。歴史的な資料価値も高く非常に貴重な作品です。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや僅かなキズ、ロウ付けの極僅かな隙間等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージの無いとても良好な状態を保っています。

ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で新しいものに交換済みとなっております。



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Size

ナジャトップ 実寸   縦 約6.2㎝   横 約5.85㎝ 
ネックレス 全長 約59.5㎝程度

Material

Silver