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JBO019458

Antique Navajo Belt Buckles Silver Cuff w/Turquoise c.1930~

Antique Navajo Belt Buckles Silver Cuff w/Turquoise c.1930~
242,000HOLD 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、三角形のターコイズを中心としてその左右に立体的なベルトバックルが配された、突出したオリジナリティと美しいシルバーワークが素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

刻印されたスタンプツール(鏨・刻印)のクオリティも秀逸ですが、やはり計算された立体造形作品としての構成とバランス、突出したデザインセンスが非常に魅力的な作品となっています。


本作の様なベルトバックル(尾錠)をモチーフとしたジュエリー(主にリング)は、その正確な起源は不明ですが、19世紀のイギリスにおいて流行し、ヴィクトリアンジュエリーを代表するデザインの一つとなっています。
イングランドにおける最高勲章である「ガーター騎士団勲章」のエンブレムにも描かれており、ヴィクトリア女王自身もベルトバックルをモチーフとしたリングを身に着けていました。

ベルトバックルのイメージから「硬い絆」や「永久の愛」を象徴し、1946年頃にはエルメスにおいて『ブックルセリエ』が誕生。現代に至るまでリングやブレスレットに限らず受け継がれる伝統的なモチーフとなっています。


それらはアメリカにも多く輸出され、アメリカにおいてもイギリスで様式化されたヴィクトリアンジュエリーは急速に普及していきます。
その様な歴史を経て20世紀初頭頃には、ナバホのシルバースミスにとっても創作のインスピレーションとなったことが想像されます。

現時点では明確な根拠が無く推測となってしまいますが、過去に発見されているアーカイブやその造形スタイル、使用されているスタンプ等から、ナバホジュエリーにおいてベルト&バックルデザインを最も早く採用したのはレジェンダリーなナバホの初期シルバースミス【Etsitty Tsosie】エツィッティ・ツォージー(c.1880-1937)ではないかと思われます。

ただし過去に発見されているベルトバックルモチーフの作品は、単独のバックルとベルトが造形された作品となっており、こちらの様に左右対称に2つのバックルが配された個体は本作が唯一の発見となっており、その希少性やシルバーワークの完成度においてはミュージアムクオリティを誇るピースです。


上記の様に推測される制作背景や使用されているスタンプツール(鏨・刻印)等から1920年代末~1940年代頃に作られた作品と思われます。

ただし、マウントされたターコイズにつきましては、後年にスワップ(交換)されている可能性のある作品となっています。


おそらくインゴットコインシルバー(銀塊)から成形されたバンドをベースに精巧なシルバーワークによって立体的で迫力のある2つのベルトバックルがメインとなったブレスレットです。

そのバックル(尾錠)は、リポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーをハンマーワークによって叩き出す技術を駆使した立体的な造形となっており、実際のベルトバックルと同様の丸みと立体感が与えられています。
これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。

さらに、力強くも細かなスタンプワークが刻まれる事で大変複雑で奥行きのある表情に仕上げられています。
また、それらの使用されているスタンプツール(鏨・刻印)自体も力強く原始的でありながら、アンティーク作品特有のクオリティーを有する高い完成度を誇っています。

その様なスタンプワークによる文様が際立ったベルトバックルに対し、ターコイズのマウントされた中央のパーツはとてもシンプルで、ターコイズのベゼル(覆輪)の両脇にワイヤーワークとシルバードロップのみが施され、とてもクリーンな表情となっています。

それらの対比がより一層ベルトバックルを際立たせており、やはりターコイズがセットされたフロント以上にサイドのベルトバックルモチーフをメインとしてデザインされているように感じられます。



マウントされたターコイズは強いスパイダーウェブの美しい石ですが、アンティークナバホジュエリーでは類を見ないターコイズであり、前述の通り、バンドとは異なる時代に交換されたターコイズのようにも見えます。
ただし確証はなく、石を留めるベゼル(覆輪)には石の交換に伴うダメージ等は無いように思われますし、オリジナルの石が例外的なターコイズである事もあり得ます。

クラシックな印象を持ち、グリーンのスパイダーウェブがとても印象的ですが、その産出鉱山は不明となっています。マトリックスや濃淡のグラデーションによって複雑で静かな景色を形成するターコイズとなっています。



【Etsitty Tsosie】エツィッティ・ツォージーは、1880年代の生まれとされるナバホの初期シルバースミスの一人であり、同氏の作品が多く紹介されている1975年のCharles Garrett Wallace個人コレクションのオークションカタログにおいては【Eskiesose】と記載されています。
人類学者【John Adair】ジョン・アデアはEtsitty Tsoieと呼んだ記録が残っており、正確な本名は不明ですが上記の人物が同一であることは間違いないようです。

1904年に開催されたセントルイス万国博覧会においてシルバーワークの展示をしたナバホシルバースミスの一員として参加しており、1930年代にはギャラップインタートライバルセレモニアルでアワードを受賞するなど、古くから名工として活躍しました。

1937年6月に亡くなられた際にはアメリカ全土で『ナバホシルバースミスにおける最も著名な人物だった』と報じられています。

主に後述のC. G. Wallace INDIAN TRADERに作品を供給し、本作の様なバックルデザインだけでなく、コーンフラワーのモチーフ等をネイティブアメリカンジュエリーに取り入れたのも同氏が祖ではないかと推測され、パイオニアの一人としてネイティブアメリカンジュエリーの進化・発展に大きく寄与したシルバースミスの一人です。

さらに、ナバホジュエリーの根幹を成す技術であるスタンプワークを支えるスタンプツール(鏨・刻印)のメーカーとしても活躍したとされており、後のナバホジュエリーに非常に大きな影響を与えた事が想像に難くありません。

クロスアローのホールマークを刻印した作品が発見されていますが、同作者によるスタンプツールが多く使用された事や技術を教授したシルバースミスが多く存在するであろう事から、ホールマークの無い作品においてEtsitty Tsosieの作品を完全に特定するのは困難となっています。

本作も同作者本人や、その強い影響を感じさせるスタンプツール(鏨・刻印)が特徴的ですが、残念ながら正確な作者や背景は不明となっています。



【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。

創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品である可能性の高い作品です。

また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、植物のようなスタンプワークのデザインや表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ/プエブロの影響を受けていると考えられる作品が多く残されています。

そんな少し特殊な環境や優秀な職人による伝統の継承、さらに経営者であるCharles Garrett Wallaceの献身的なインディアンアーティストへのバックアップにより大変多くの傑作を生み出し、後世に残したトレーディングポストです。

それら残された作品群の一部であるCharles Garrett Wallaceの個人コレクションの約半数は、1975年にアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈されました。
また、残りの一部はSotheby Parke Bernet社のオークションに出品され、そのオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっています。


また本作の様にC. G. Wallace Trading Postで制作された作品は、ツーリスト向けジュエリーを量産したメーカー/マニュファクチャーがデザインソースとして類似デザインのジュエリーを生産していましたが、本作の様に特殊なシルバーワークの作品は模倣する事も困難となっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



プリミティブな技術によって精巧に造形された作品であり、それは無機質なシルバーに情緒的な魅力と緊張感を与え作者の理念や価値観まで伝わってくるように感じさせます。

また、そのオリジナリティと高い完成度を誇るデザインにより、ネイティブアメリカンジュエリーではないようなクラシックでエレガントな表情も備え、どこか神秘的な魅力を帯びているようです。


類似品の無い唯一無二のデザインは特別な個性を持っていますが、巧みなバランスを保つ構成や程よいボリューム感、そして突出した造形センスとクラシックな印象によって多くのスタイルに溶け込む汎用性も備えたブレスレットです。


歴史的な背景や孤高のデザインにより高い資料価値を有し、その希少価値はミュージアムクオリティに並ぶ、非常にコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆男性着用サンプル画像はこちら◆

◆女性着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
全体に多少のキズ等がみられ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等はありますが、使用によるダメージの無い良い状態を保っています。

ただし石については、古いネイティブアメリカンジュエリーでは見られない特徴を持つことで交換されている可能性が考えられます。

造形の特性上、フロント部分とバンドの間に隙間がありますが、しっかりと固定されており、強度に不安の無い造形となっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、三角形のターコイズを中心としてその左右に立体的なベルトバックルが配された、突出したオリジナリティと美しいシルバーワークが素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

刻印されたスタンプツール(鏨・刻印)のクオリティも秀逸ですが、やはり計算された立体造形作品としての構成とバランス、突出したデザインセンスが非常に魅力的な作品となっています。


本作の様なベルトバックル(尾錠)をモチーフとしたジュエリー(主にリング)は、その正確な起源は不明ですが、19世紀のイギリスにおいて流行し、ヴィクトリアンジュエリーを代表するデザインの一つとなっています。
イングランドにおける最高勲章である「ガーター騎士団勲章」のエンブレムにも描かれており、ヴィクトリア女王自身もベルトバックルをモチーフとしたリングを身に着けていました。

ベルトバックルのイメージから「硬い絆」や「永久の愛」を象徴し、1946年頃にはエルメスにおいて『ブックルセリエ』が誕生。現代に至るまでリングやブレスレットに限らず受け継がれる伝統的なモチーフとなっています。


それらはアメリカにも多く輸出され、アメリカにおいてもイギリスで様式化されたヴィクトリアンジュエリーは急速に普及していきます。
その様な歴史を経て20世紀初頭頃には、ナバホのシルバースミスにとっても創作のインスピレーションとなったことが想像されます。

現時点では明確な根拠が無く推測となってしまいますが、過去に発見されているアーカイブやその造形スタイル、使用されているスタンプ等から、ナバホジュエリーにおいてベルト&バックルデザインを最も早く採用したのはレジェンダリーなナバホの初期シルバースミス【Etsitty Tsosie】エツィッティ・ツォージー(c.1880-1937)ではないかと思われます。

ただし過去に発見されているベルトバックルモチーフの作品は、単独のバックルとベルトが造形された作品となっており、こちらの様に左右対称に2つのバックルが配された個体は本作が唯一の発見となっており、その希少性やシルバーワークの完成度においてはミュージアムクオリティを誇るピースです。


上記の様に推測される制作背景や使用されているスタンプツール(鏨・刻印)等から1920年代末~1940年代頃に作られた作品と思われます。

ただし、マウントされたターコイズにつきましては、後年にスワップ(交換)されている可能性のある作品となっています。


おそらくインゴットコインシルバー(銀塊)から成形されたバンドをベースに精巧なシルバーワークによって立体的で迫力のある2つのベルトバックルがメインとなったブレスレットです。

そのバックル(尾錠)は、リポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーをハンマーワークによって叩き出す技術を駆使した立体的な造形となっており、実際のベルトバックルと同様の丸みと立体感が与えられています。
これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。

さらに、力強くも細かなスタンプワークが刻まれる事で大変複雑で奥行きのある表情に仕上げられています。
また、それらの使用されているスタンプツール(鏨・刻印)自体も力強く原始的でありながら、アンティーク作品特有のクオリティーを有する高い完成度を誇っています。

その様なスタンプワークによる文様が際立ったベルトバックルに対し、ターコイズのマウントされた中央のパーツはとてもシンプルで、ターコイズのベゼル(覆輪)の両脇にワイヤーワークとシルバードロップのみが施され、とてもクリーンな表情となっています。

それらの対比がより一層ベルトバックルを際立たせており、やはりターコイズがセットされたフロント以上にサイドのベルトバックルモチーフをメインとしてデザインされているように感じられます。



マウントされたターコイズは強いスパイダーウェブの美しい石ですが、アンティークナバホジュエリーでは類を見ないターコイズであり、前述の通り、バンドとは異なる時代に交換されたターコイズのようにも見えます。
ただし確証はなく、石を留めるベゼル(覆輪)には石の交換に伴うダメージ等は無いように思われますし、オリジナルの石が例外的なターコイズである事もあり得ます。

クラシックな印象を持ち、グリーンのスパイダーウェブがとても印象的ですが、その産出鉱山は不明となっています。マトリックスや濃淡のグラデーションによって複雑で静かな景色を形成するターコイズとなっています。



【Etsitty Tsosie】エツィッティ・ツォージーは、1880年代の生まれとされるナバホの初期シルバースミスの一人であり、同氏の作品が多く紹介されている1975年のCharles Garrett Wallace個人コレクションのオークションカタログにおいては【Eskiesose】と記載されています。
人類学者【John Adair】ジョン・アデアはEtsitty Tsoieと呼んだ記録が残っており、正確な本名は不明ですが上記の人物が同一であることは間違いないようです。

1904年に開催されたセントルイス万国博覧会においてシルバーワークの展示をしたナバホシルバースミスの一員として参加しており、1930年代にはギャラップインタートライバルセレモニアルでアワードを受賞するなど、古くから名工として活躍しました。

1937年6月に亡くなられた際にはアメリカ全土で『ナバホシルバースミスにおける最も著名な人物だった』と報じられています。

主に後述のC. G. Wallace INDIAN TRADERに作品を供給し、本作の様なバックルデザインだけでなく、コーンフラワーのモチーフ等をネイティブアメリカンジュエリーに取り入れたのも同氏が祖ではないかと推測され、パイオニアの一人としてネイティブアメリカンジュエリーの進化・発展に大きく寄与したシルバースミスの一人です。

さらに、ナバホジュエリーの根幹を成す技術であるスタンプワークを支えるスタンプツール(鏨・刻印)のメーカーとしても活躍したとされており、後のナバホジュエリーに非常に大きな影響を与えた事が想像に難くありません。

クロスアローのホールマークを刻印した作品が発見されていますが、同作者によるスタンプツールが多く使用された事や技術を教授したシルバースミスが多く存在するであろう事から、ホールマークの無い作品においてEtsitty Tsosieの作品を完全に特定するのは困難となっています。

本作も同作者本人や、その強い影響を感じさせるスタンプツール(鏨・刻印)が特徴的ですが、残念ながら正確な作者や背景は不明となっています。



【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。

創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品である可能性の高い作品です。

また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、植物のようなスタンプワークのデザインや表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ/プエブロの影響を受けていると考えられる作品が多く残されています。

そんな少し特殊な環境や優秀な職人による伝統の継承、さらに経営者であるCharles Garrett Wallaceの献身的なインディアンアーティストへのバックアップにより大変多くの傑作を生み出し、後世に残したトレーディングポストです。

それら残された作品群の一部であるCharles Garrett Wallaceの個人コレクションの約半数は、1975年にアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈されました。
また、残りの一部はSotheby Parke Bernet社のオークションに出品され、そのオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっています。


また本作の様にC. G. Wallace Trading Postで制作された作品は、ツーリスト向けジュエリーを量産したメーカー/マニュファクチャーがデザインソースとして類似デザインのジュエリーを生産していましたが、本作の様に特殊なシルバーワークの作品は模倣する事も困難となっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



プリミティブな技術によって精巧に造形された作品であり、それは無機質なシルバーに情緒的な魅力と緊張感を与え作者の理念や価値観まで伝わってくるように感じさせます。

また、そのオリジナリティと高い完成度を誇るデザインにより、ネイティブアメリカンジュエリーではないようなクラシックでエレガントな表情も備え、どこか神秘的な魅力を帯びているようです。


類似品の無い唯一無二のデザインは特別な個性を持っていますが、巧みなバランスを保つ構成や程よいボリューム感、そして突出した造形センスとクラシックな印象によって多くのスタイルに溶け込む汎用性も備えたブレスレットです。


歴史的な背景や孤高のデザインにより高い資料価値を有し、その希少価値はミュージアムクオリティに並ぶ、非常にコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆男性着用サンプル画像はこちら◆

◆女性着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
全体に多少のキズ等がみられ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等はありますが、使用によるダメージの無い良い状態を保っています。

ただし石については、古いネイティブアメリカンジュエリーでは見られない特徴を持つことで交換されている可能性が考えられます。

造形の特性上、フロント部分とバンドの間に隙間がありますが、しっかりと固定されており、強度に不安の無い造形となっています。
Size

メンズサイズ S - ML 程度
レディースサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約59.1㎜   正面幅 約13.6㎜  最大幅 約19.3㎜
内周 約137㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、男性サイズS~ML、女性サイズML~XXLの多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Ingot Silver, Turquoise
    約33.3g