ITEM CODE:
JBF029032

【Arrow Novelty】Coiled Snake Applique CoinSilver Cuff c.1925~

【Arrow Novelty】Coiled Snake Applique CoinSilver Cuff c.1925~
97,900 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DCwX2SGzyQl/
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピースで、蜷局を巻いたラトルスネーク/ガラガラ蛇のアップリケがメインとなった非常に貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

同時代に作られたツーリスト向けのブレスレットは数多く存在し、その中でもラトルスネークをモチーフにしたものは珍しい個体となりますが、さらにこちらのように蜷局を巻いた迫力のある蛇を大きくアップリケした個体は過去に発見されていないと思われ、非常に希少なレアピースとなります。


1920年代末頃~1940年代製で、コインシルバー(銀含有率90.0%)から作られたバンドは、フロント部分が3本に割り開かれた伝統的でオーセンティックなスプリットバンドの造形です。

そこに、渦巻状に蜷局を巻き、その上に頭部を乗せたラトルスネーク/ガラガラ蛇のアップリケが大胆に配されています。
さらに、そのラトルスネークには『ダイヤモンドバック』とも呼ばれるガラガラ蛇特有のダイヤモンド柄が力強く細かなスタンプワークによって日表現され、複雑で美しいコントラストを持ったスネークが形作られています。

目の部分には小さなラウンドカットターコイズがマウントされ、尾の『ラトル/ガラガラ』部分も丁寧に作り込まれており、細部まで丁寧なシルバーワークとなっています。

また、バンドのフロント~ターミナル(両端)にもアローやライトニングスネーク等のスタンプワークが施される事で、ツーリストジュエリー特有のキャッチーな雰囲気と奥行きのある表情が生み出されています。


モチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、手の込んだシルバーワークが見られ、ツーリストジュエリーの中では比較的重量感がありしっかりとした造りのピースです。
また、ほとんどの工程がハンドメイドで作られているようですが、おそらく一部の工程には、機械が用いられていると思われ、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースかと思われます。

そして内側には、文字が読み難いですが、工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。



【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。

1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。
また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。

当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。

製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べ安く設定されていたようです。

ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたとされています。
そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。

また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半~1920年代以前の作品では、メキシカンコインが多く含まれていた為、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっている個体も多いようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Rattlesnake】ガラガラ蛇/ラトルスネークは、ネイティブアメリカンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<再生><革新><挑戦><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

ジュエリーにおいてはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やアコマの伝説的な作家【Clyde Hunt/Chief Sunny Skies】クライド・ハント(1900-1972)等が素晴らしいスネークモチーフの作品を残しており、それらのデザイン・スタイルが後世に受け継がれています。

前述の通り、ナバホのシルバースミスやツーリスト向けの作品においても散見されるモチーフですが、アメリカ中西部において神聖な存在として古くから大切なモチーフとしてきたのは、ナバホ以外の部族(プエブロ)です。


【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 プロテクト(お守り)を意味しています。


【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。



ある程度量産化されていたはずの『ツーリストジュエリー』に属しながら、他に類を見ないと言える程に珍しい個体であり、凝ったシルバーワークやオリジナリティも素晴らしいピースです。


アンティークジュエリー特有の渋い質感と大胆なラトルスネークのデザインにより、独特の迫力と存在感を放つバングルです。
またアイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、日常のスタイルにアクセントと奥行きをもたらしてくれると思われます。


こちらのようなアンティークの良作は、ツーリストアイテム/フレッド・ハービースタイルジュエリーの中でも見つけるのが大変困難なピースであり、類似作品の発見は不可能に近いと思われます。
製作元が明確であり、非常に史料価値も高くトレジャーハントプライスなブレスレットの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られ、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)に多少のダメージが確認できますが、着用にあたって不安の無い状態を保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピースで、蜷局を巻いたラトルスネーク/ガラガラ蛇のアップリケがメインとなった非常に貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

同時代に作られたツーリスト向けのブレスレットは数多く存在し、その中でもラトルスネークをモチーフにしたものは珍しい個体となりますが、さらにこちらのように蜷局を巻いた迫力のある蛇を大きくアップリケした個体は過去に発見されていないと思われ、非常に希少なレアピースとなります。


1920年代末頃~1940年代製で、コインシルバー(銀含有率90.0%)から作られたバンドは、フロント部分が3本に割り開かれた伝統的でオーセンティックなスプリットバンドの造形です。

そこに、渦巻状に蜷局を巻き、その上に頭部を乗せたラトルスネーク/ガラガラ蛇のアップリケが大胆に配されています。
さらに、そのラトルスネークには『ダイヤモンドバック』とも呼ばれるガラガラ蛇特有のダイヤモンド柄が力強く細かなスタンプワークによって日表現され、複雑で美しいコントラストを持ったスネークが形作られています。

目の部分には小さなラウンドカットターコイズがマウントされ、尾の『ラトル/ガラガラ』部分も丁寧に作り込まれており、細部まで丁寧なシルバーワークとなっています。

また、バンドのフロント~ターミナル(両端)にもアローやライトニングスネーク等のスタンプワークが施される事で、ツーリストジュエリー特有のキャッチーな雰囲気と奥行きのある表情が生み出されています。


モチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、手の込んだシルバーワークが見られ、ツーリストジュエリーの中では比較的重量感がありしっかりとした造りのピースです。
また、ほとんどの工程がハンドメイドで作られているようですが、おそらく一部の工程には、機械が用いられていると思われ、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースかと思われます。

そして内側には、文字が読み難いですが、工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。



【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。

1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。
また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。

当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。

製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べ安く設定されていたようです。

ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたとされています。
そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。

また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半~1920年代以前の作品では、メキシカンコインが多く含まれていた為、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっている個体も多いようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Rattlesnake】ガラガラ蛇/ラトルスネークは、ネイティブアメリカンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<再生><革新><挑戦><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

ジュエリーにおいてはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やアコマの伝説的な作家【Clyde Hunt/Chief Sunny Skies】クライド・ハント(1900-1972)等が素晴らしいスネークモチーフの作品を残しており、それらのデザイン・スタイルが後世に受け継がれています。

前述の通り、ナバホのシルバースミスやツーリスト向けの作品においても散見されるモチーフですが、アメリカ中西部において神聖な存在として古くから大切なモチーフとしてきたのは、ナバホ以外の部族(プエブロ)です。


【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 プロテクト(お守り)を意味しています。


【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。



ある程度量産化されていたはずの『ツーリストジュエリー』に属しながら、他に類を見ないと言える程に珍しい個体であり、凝ったシルバーワークやオリジナリティも素晴らしいピースです。


アンティークジュエリー特有の渋い質感と大胆なラトルスネークのデザインにより、独特の迫力と存在感を放つバングルです。
またアイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、日常のスタイルにアクセントと奥行きをもたらしてくれると思われます。


こちらのようなアンティークの良作は、ツーリストアイテム/フレッド・ハービースタイルジュエリーの中でも見つけるのが大変困難なピースであり、類似作品の発見は不可能に近いと思われます。
製作元が明確であり、非常に史料価値も高くトレジャーハントプライスなブレスレットの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られ、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)に多少のダメージが確認できますが、着用にあたって不安の無い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約61.5㎜    正面幅(高さ) 約22.7㎜
内周 約143㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、M~XLサイズ以下の男性、XL以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Coin Silver 900, Turquoise    約23.7g