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JNO005377

【Cippy CrazyHorse】Stamped Silver Bead Necklace c.1970

【Cippy CrazyHorse】Stamped Silver Bead Necklace c.1970
297,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C5n7Fztvo3T/
【Cochiti】コチティの巨匠【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースのビンテージピース。大変重厚なベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズにはそれぞれにスタンプワークが施されており、大変美しく上質なビンテージネックレスです。

『ナバホパール』とも呼ばれる59個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成され、その全てに力強く細かな文様を刻むスタンプワークが施されています。
また、単一のシルバービーズで長く組まれた貴重な作品となっています。


内側に刻印されたホールマーク『CQ』により、1970年代頃に作られた事が判断可能なピースであり、Cippy CrazyHorseの大変長いキャリアの中でも最初期の作品です。

父親である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)から受け継いだ、同ファミリーを代表する作品の一つでもあり、唯一無二の完成度を誇るラウンド型ビーズを使用した作品の中でも特別な重厚感を持っています。


そのシルバービーズの総数は59粒にも及びます。非常に手間がかかるシルバービーズの中でも特に、本作の様に厚いシルバーを使用した重厚なビーズは、制作に高い技術と集中力、そして時間を必要とします。

また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。


完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


さらに本作では、それぞれに力強くも細かな文様を刻むスタンプワークが施されており、パール/真珠とは全く異なった奥行きとインディアンジュエリーらしい味わいが付加されています。

それは、フックパーツとビーズの間に配されているビーズコーン(円錐型のパーツ)にも同じスタンプツール(鏨・刻印)による文様が刻まれ、作者独自のホールマークも刻印されている事から、このような細部まで独自にハンドメイドされたパーツが使用されている事が判ります。



【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース(1946-)は、最高の技術を誇ったマスターシルバースミス【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の息子として生まれ、プエブロのトラディッショナルスタイルを守りながらも、新しいクリエーションを生み出し続ける名工であり、インディアンジュエリーにおける有名アーティストの一人です。

1970年代には父親であるJoe H. Quintanaの仕事を手伝い始めており、非常に長いキャリアを誇ります。1960年代に数々のショーを受賞したJoe H. Quintana氏が、晩年にはコンテストには出展しなくなった理由を 「アワードは彼(Cippy CrazyHorse)のためにあり、彼こそがトップアーティストである」 と語っています。
そして現在、Cippy CrazyHorse氏も数多くのショーを受賞し、その審査員を務めるほどになっています。

またシピー・クレイジーホース氏の極限まで高められたシルバーワークの精度やクオリティは、すでに父親を超越しており、本作も他の追随を許さない特別な完成度を誇っています。

現在も精力的に活動されており、その技術や美意識・価値観は、息子である【Waddie CrazyHorse】ワディ―・クレイジーホースに受け継がれています。



【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。
1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。
1930年代、Southwestern Arts and Craftsには【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。

第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。
その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。

1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。
1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。
それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。



本作もJoe H. Quintanaを代表するシルバービーズによって構成された作品の一つですが、Joe H. Quintanaの作品とは異なった特徴や完成度を有し、Cippy CrazyHorseのオリジナリティや新しいクリエイションへの姿勢が垣間見えるネックレスです。

ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識が注がれたCippy CrazyHorseのアートワークと造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。


古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。
また、贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、強い存在感を感じさせますが、力強く刻まれたスタンプワークのエスニシティな魅力やその完成度により、仰々しい印象を与え、日常的な装いにも馴染みやすいように思われます。


現在も素晴らしい作品を生み出しているCippy CrazyHorse氏ですが、本作は同氏のアーカイブといえる過去の名品であり、大変コレクタブルなピースの一つとなっています。

アメリカ国内でも市場に出にくく、なかなか出会うことのできない貴重な作品の一つであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
ハンドメイド作品特有の制作上のムラや多少のシルバーのクスミが確認できますが、殆ど使用された痕跡の無いコンディションを保っています。

また、こちらの作品はワイヤー(フォックステイルチェーン)やフックパーツ等も当時のオリジナルです。ダメージなどが見られなかったため、交換しておりません。
【Cochiti】コチティの巨匠【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースのビンテージピース。大変重厚なベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズにはそれぞれにスタンプワークが施されており、大変美しく上質なビンテージネックレスです。

『ナバホパール』とも呼ばれる59個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成され、その全てに力強く細かな文様を刻むスタンプワークが施されています。
また、単一のシルバービーズで長く組まれた貴重な作品となっています。


内側に刻印されたホールマーク『CQ』により、1970年代頃に作られた事が判断可能なピースであり、Cippy CrazyHorseの大変長いキャリアの中でも最初期の作品です。

父親である【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)から受け継いだ、同ファミリーを代表する作品の一つでもあり、唯一無二の完成度を誇るラウンド型ビーズを使用した作品の中でも特別な重厚感を持っています。


そのシルバービーズの総数は59粒にも及びます。非常に手間がかかるシルバービーズの中でも特に、本作の様に厚いシルバーを使用した重厚なビーズは、制作に高い技術と集中力、そして時間を必要とします。

また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。


完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


さらに本作では、それぞれに力強くも細かな文様を刻むスタンプワークが施されており、パール/真珠とは全く異なった奥行きとインディアンジュエリーらしい味わいが付加されています。

それは、フックパーツとビーズの間に配されているビーズコーン(円錐型のパーツ)にも同じスタンプツール(鏨・刻印)による文様が刻まれ、作者独自のホールマークも刻印されている事から、このような細部まで独自にハンドメイドされたパーツが使用されている事が判ります。



【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース(1946-)は、最高の技術を誇ったマスターシルバースミス【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の息子として生まれ、プエブロのトラディッショナルスタイルを守りながらも、新しいクリエーションを生み出し続ける名工であり、インディアンジュエリーにおける有名アーティストの一人です。

1970年代には父親であるJoe H. Quintanaの仕事を手伝い始めており、非常に長いキャリアを誇ります。1960年代に数々のショーを受賞したJoe H. Quintana氏が、晩年にはコンテストには出展しなくなった理由を 「アワードは彼(Cippy CrazyHorse)のためにあり、彼こそがトップアーティストである」 と語っています。
そして現在、Cippy CrazyHorse氏も数多くのショーを受賞し、その審査員を務めるほどになっています。

またシピー・クレイジーホース氏の極限まで高められたシルバーワークの精度やクオリティは、すでに父親を超越しており、本作も他の追随を許さない特別な完成度を誇っています。

現在も精力的に活動されており、その技術や美意識・価値観は、息子である【Waddie CrazyHorse】ワディ―・クレイジーホースに受け継がれています。



【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。
1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。
1930年代、Southwestern Arts and Craftsには【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。

第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。
その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。

1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。
1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。
それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。



本作もJoe H. Quintanaを代表するシルバービーズによって構成された作品の一つですが、Joe H. Quintanaの作品とは異なった特徴や完成度を有し、Cippy CrazyHorseのオリジナリティや新しいクリエイションへの姿勢が垣間見えるネックレスです。

ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識が注がれたCippy CrazyHorseのアートワークと造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。


古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。
また、贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、強い存在感を感じさせますが、力強く刻まれたスタンプワークのエスニシティな魅力やその完成度により、仰々しい印象を与え、日常的な装いにも馴染みやすいように思われます。


現在も素晴らしい作品を生み出しているCippy CrazyHorse氏ですが、本作は同氏のアーカイブといえる過去の名品であり、大変コレクタブルなピースの一つとなっています。

アメリカ国内でも市場に出にくく、なかなか出会うことのできない貴重な作品の一つであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
ハンドメイド作品特有の制作上のムラや多少のシルバーのクスミが確認できますが、殆ど使用された痕跡の無いコンディションを保っています。

また、こちらの作品はワイヤー(フォックステイルチェーン)やフックパーツ等も当時のオリジナルです。ダメージなどが見られなかったため、交換しておりません。
Size

ネックレス 全長 約69.0㎝程度
ビーズ直径 最大約14.2㎜

Material

Silver