ITEM CODE:
JPO006312

Antique Navajo Arrow Stamped Silver Sword Shape Pin c.1935~

Antique Navajo Arrow Stamped Silver Sword Shape Pin c.1935~
38,500 円(税込)
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Antique Navajo Arrow Stamped Silver Sword Shape Pin  c.1935~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C4-p2GLPwxF/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、独特な剣/ソードシェイプをベースにアローモチーフのスタンプワーク等が施された、貴重なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。


【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられていると思われます。

その為、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。



1930年代後半頃に作られたと思われる作品であり、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに、丁寧なカッティングによりバー形状を基本としたシンメトリーな剣が形作られています。

そして、プリミティブで力強いスタンプワークが施されることで、粗暴ながら味わいピンブローチに仕上げられた作品となっています。
さらに柄頭部分には、小さなシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されることで、立体的な造形となっています。
このような曲面にバースト状のスタンプを刻むデザインは元々はシェル/貝殻を起源としており、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

古くから現代まで受け継がれ、多くの場合には鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを挟み、叩きだすことで立体的なシェルデザインを浮き上がらせますが、本作では木(丸太)やレッド(鉛の塊)にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。



造形スタイルやディテール等から、1932年創業の【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストや、1923年により創業され多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作されたものと推測されますが、ショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。

ただし、分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された創業初期の作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、プロテクト(お守り)を意味しています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバー製のコインを溶かすことで、材料(地金)を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

インディアンジュエリーの歴史では、1900年代初頭にH.H.タンメン社が『800-Fine Silver』(シルバー含有率80.0%)を採用し、1910年代~1940年代初頭までに作られたツーリストジュエリーにおいては、Coin Silver 900が多く採用されました。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



本作もシルバーの硬い質感や、少し黒っぽくなった古色の雰囲気、そして武骨なスタンプワークにより、ビンテージスタイルに大変馴染みが良いピンブローチです。
さらに、クラシックな印象を与える剣/ソードモチーフとそのバー形状は、非常に多くのアイテムに合わせやすく、色々なコーディネイトに溶け込む汎用性を有しています。

また、こちらのようなピンはアウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも使い勝手の良いピースで、プリミティブでアンティーク作品の迫力を備えた本作の雰囲気は、チープな印象を作らず大人向けのアイテムとなっています。


剣/ソードをモチーフとしたレターオープナーは、同時期の作品において散見されるアイテムとなっていますが、本作の様に程よいサイズ感でピンブローチとして制作されたピースは非常に貴重でコレクタブルです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ、ニードルパーツに僅かな歪み等が確認できますが、ダメージの無い良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、独特な剣/ソードシェイプをベースにアローモチーフのスタンプワーク等が施された、貴重なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。


【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられていると思われます。

その為、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。



1930年代後半頃に作られたと思われる作品であり、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに、丁寧なカッティングによりバー形状を基本としたシンメトリーな剣が形作られています。

そして、プリミティブで力強いスタンプワークが施されることで、粗暴ながら味わいピンブローチに仕上げられた作品となっています。
さらに柄頭部分には、小さなシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されることで、立体的な造形となっています。
このような曲面にバースト状のスタンプを刻むデザインは元々はシェル/貝殻を起源としており、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

古くから現代まで受け継がれ、多くの場合には鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを挟み、叩きだすことで立体的なシェルデザインを浮き上がらせますが、本作では木(丸太)やレッド(鉛の塊)にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。



造形スタイルやディテール等から、1932年創業の【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストや、1923年により創業され多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作されたものと推測されますが、ショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。

ただし、分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された創業初期の作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、プロテクト(お守り)を意味しています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバー製のコインを溶かすことで、材料(地金)を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

インディアンジュエリーの歴史では、1900年代初頭にH.H.タンメン社が『800-Fine Silver』(シルバー含有率80.0%)を採用し、1910年代~1940年代初頭までに作られたツーリストジュエリーにおいては、Coin Silver 900が多く採用されました。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



本作もシルバーの硬い質感や、少し黒っぽくなった古色の雰囲気、そして武骨なスタンプワークにより、ビンテージスタイルに大変馴染みが良いピンブローチです。
さらに、クラシックな印象を与える剣/ソードモチーフとそのバー形状は、非常に多くのアイテムに合わせやすく、色々なコーディネイトに溶け込む汎用性を有しています。

また、こちらのようなピンはアウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも使い勝手の良いピースで、プリミティブでアンティーク作品の迫力を備えた本作の雰囲気は、チープな印象を作らず大人向けのアイテムとなっています。


剣/ソードをモチーフとしたレターオープナーは、同時期の作品において散見されるアイテムとなっていますが、本作の様に程よいサイズ感でピンブローチとして制作されたピースは非常に貴重でコレクタブルです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ、ニードルパーツに僅かな歪み等が確認できますが、ダメージの無い良好な状態を保っています。
Size

縦 約0.7㎝   横 約5.2㎝

Material

Silver(probably Coin Silver 900)