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JBZ047669

Vintage Zuni Multi-Stone Inlay Heavy Silver Cuff c.1950~

Vintage Zuni Multi-Stone Inlay Heavy Silver Cuff c.1950~
126,500 円(税込)
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Vintage Zuni Multi-Stone Inlay Heavy Silver Cuff  c.1950~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CyqfPNAPyGU
【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリー、『ボックス構造』や『ホロースタイル』と呼ばれる高度なシルバーワークによって立体的で厚く重厚なバンドが形作られ、そこに色々な石がインレイされたアンティーク/ビンテージバングルです。

その様な非常に手の込んだシルバーワークをベースとし、マザーオブパール(シェル)やターコイズ、オニキス、スパイニーオイスターが螺鈿細工のようにセットされており、美しいカラーリングとそれぞれの素材が待つナチュラルで奥行きのある表情から、上質感やアーシーな雰囲気も感じられる作品となっています。


ズニジュエリーの伝統的な造形スタイルを持つ作品であり、ズニのシルバースミスはファミリーで代々技術やデザインを受け継いでいる為、正確な制作時期を特定するのは困難ですが、造形スタイルやマウントされているターコイズ等からは、1940年代末頃~1960年代に作られた作品と推測されます。

バンド(地金)は、ロウ付けの跡等から量産に向いたキャスト(型を使った鋳物)ではなく、地金製法の一種である『ボックス構造』で形作られたバングルであることが判ります。
つまり、インレイする為のカッティングを施した表と、バンドの内側と外側、そして上下の厚みとなるパーツを全て別々に切り出し、それぞれをハンマーワークによって立体的なフォルムに成形、それらのパーツを高度な技術によってロウ付けする事でバングルを立体物として作り上げられていることが分かります。

その厚みとボリューム感のあるバンドの一部には、中空となっている部分も含まれ、その様な造形スタイルは『ホロースタイル』と呼ばれます。中空部分がありますが、分厚いシルバーを使用することで大変重量感があり、それが特別な上質感を与えることに寄与しているようです。

この様な手の込んだシルバーワークにより、フロント部分は厚く、ターミナル(両端)にかけて少し薄くなるそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、重厚な仕上がりとなっています。


また、そのフェイス部分は丁寧なシルバーワークによってダイヤゴナルを基調とした幾何学模様が描き出されており、多数の素材を規則的にインレイする事で美しいカラーリングが生み出され、高度なシルバーワークによる現代的で洗練された印象とエスニシティな魅力とを併せ持つブレスレットに仕上げられているようです。


インレイされたターコイズは、とても澄んだ優しい色相のアクアカラーを基調とし、ブラウンのマトリックスや柔らかなグリーンのグラデーションが入り、独特の透明感を見せるジェムクオリティ(宝石としての価値)を持った石です。
鉱山を特定することは出来ませんが【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや、かつてティファニー社も多く採用してた【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等、幾つかの北米鉱山が想起されます。

またアンティーク作品の為、一部の色が濃く(グリーン)なっている部分については、変色の可能性が高いと思われますが、その変色が無添加ナチュラルのターコイズであることを証明しています。
長い時を経ていながら現在も強い存在感を示す上質なターコイズであり、アンティーク/ビンテージ作品においてこちらのようなグレードのターコイズが用いられていることは少なく、作品の希少性を高めています。


またその制作背景については、推測や想像の域を超えませんが、遺されている資料や造形スタイル等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された作品が想起されます。
しかしながら、本作にはホールマーク(作者や工房のサイン)が刻印されていない為、作者や工房等は全て不明となっています。



【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、インディアンジュエリーにおいて1940年代前後からみられる彫金技法・技術の一つで、本作の様に立体的なシルバーの造形を中空構造で構成する造形スタイルを指します。

ハンマーワークや立体的なカッティング、そして繊細なロウ付けを駆使する技術であり、美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。
ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。
ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。

また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。



伝統的な技術を守りながらも洗練されたデザインにより、とても現代的で現在でも新鮮な印象を受ける作品となっています。しかしながら、本作の様な技法による成形は、現在では極限られた作家しか制作していない高度な技術と手間を要する製法となっており、ビンテージジュエリー特有のスペシャリティを持つ作品です。


また、そのカラーリングと質感は多くの素材に馴染みが良く、さりげなく使えるナチュラルな印象。様々なスタイルや、ナバホ・ホピ等のジュエリーとも相性が良くスタイリングしやすいブレスレットです。
さらに、その削ぎ落とされたデザインの中に、古いインディアンジュエリーらしい絶妙な野性味と優美な色彩が露出する事で、独特な印象が生み出され、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なバングル。日常のコーディネイトに溶け込みながらも変幻自在な表情を見せる作品です。


このように色々な石をインレイすることで生まれるマルチカラーの色彩感覚は世界的に高く評価されており、ズニジュエリー独特のグラフィカルな印象とハンドクラフト品の素朴な魅力を感じることが出来る作品です。

前述の様にズニジュエリーの伝統的な技術と上質な石が組み合わせられることで、身に付けることが可能なアートピース=ウエラブルアートとしても高く評価されるハイエンドな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーに多少のクスミや細かなキズが見られ、インレイ部分にも一ヶ所、隙間が確認できます。
ただし、着用に不安の無い強度を保ち、石のクラック等の無いコンディションとなっています。

また、制作上んpロウ付け跡等、ハンドメイド特有の制作上のムラも見られますが、ビンテージインディアンジュエリーとしては良好な状態かと思われます。
【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリー、『ボックス構造』や『ホロースタイル』と呼ばれる高度なシルバーワークによって立体的で厚く重厚なバンドが形作られ、そこに色々な石がインレイされたアンティーク/ビンテージバングルです。

その様な非常に手の込んだシルバーワークをベースとし、マザーオブパール(シェル)やターコイズ、オニキス、スパイニーオイスターが螺鈿細工のようにセットされており、美しいカラーリングとそれぞれの素材が待つナチュラルで奥行きのある表情から、上質感やアーシーな雰囲気も感じられる作品となっています。


ズニジュエリーの伝統的な造形スタイルを持つ作品であり、ズニのシルバースミスはファミリーで代々技術やデザインを受け継いでいる為、正確な制作時期を特定するのは困難ですが、造形スタイルやマウントされているターコイズ等からは、1940年代末頃~1960年代に作られた作品と推測されます。

バンド(地金)は、ロウ付けの跡等から量産に向いたキャスト(型を使った鋳物)ではなく、地金製法の一種である『ボックス構造』で形作られたバングルであることが判ります。
つまり、インレイする為のカッティングを施した表と、バンドの内側と外側、そして上下の厚みとなるパーツを全て別々に切り出し、それぞれをハンマーワークによって立体的なフォルムに成形、それらのパーツを高度な技術によってロウ付けする事でバングルを立体物として作り上げられていることが分かります。

その厚みとボリューム感のあるバンドの一部には、中空となっている部分も含まれ、その様な造形スタイルは『ホロースタイル』と呼ばれます。中空部分がありますが、分厚いシルバーを使用することで大変重量感があり、それが特別な上質感を与えることに寄与しているようです。

この様な手の込んだシルバーワークにより、フロント部分は厚く、ターミナル(両端)にかけて少し薄くなるそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、重厚な仕上がりとなっています。


また、そのフェイス部分は丁寧なシルバーワークによってダイヤゴナルを基調とした幾何学模様が描き出されており、多数の素材を規則的にインレイする事で美しいカラーリングが生み出され、高度なシルバーワークによる現代的で洗練された印象とエスニシティな魅力とを併せ持つブレスレットに仕上げられているようです。


インレイされたターコイズは、とても澄んだ優しい色相のアクアカラーを基調とし、ブラウンのマトリックスや柔らかなグリーンのグラデーションが入り、独特の透明感を見せるジェムクオリティ(宝石としての価値)を持った石です。
鉱山を特定することは出来ませんが【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや、かつてティファニー社も多く採用してた【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等、幾つかの北米鉱山が想起されます。

またアンティーク作品の為、一部の色が濃く(グリーン)なっている部分については、変色の可能性が高いと思われますが、その変色が無添加ナチュラルのターコイズであることを証明しています。
長い時を経ていながら現在も強い存在感を示す上質なターコイズであり、アンティーク/ビンテージ作品においてこちらのようなグレードのターコイズが用いられていることは少なく、作品の希少性を高めています。


またその制作背景については、推測や想像の域を超えませんが、遺されている資料や造形スタイル等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された作品が想起されます。
しかしながら、本作にはホールマーク(作者や工房のサイン)が刻印されていない為、作者や工房等は全て不明となっています。



【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、インディアンジュエリーにおいて1940年代前後からみられる彫金技法・技術の一つで、本作の様に立体的なシルバーの造形を中空構造で構成する造形スタイルを指します。

ハンマーワークや立体的なカッティング、そして繊細なロウ付けを駆使する技術であり、美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。
ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。
ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。

また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。



伝統的な技術を守りながらも洗練されたデザインにより、とても現代的で現在でも新鮮な印象を受ける作品となっています。しかしながら、本作の様な技法による成形は、現在では極限られた作家しか制作していない高度な技術と手間を要する製法となっており、ビンテージジュエリー特有のスペシャリティを持つ作品です。


また、そのカラーリングと質感は多くの素材に馴染みが良く、さりげなく使えるナチュラルな印象。様々なスタイルや、ナバホ・ホピ等のジュエリーとも相性が良くスタイリングしやすいブレスレットです。
さらに、その削ぎ落とされたデザインの中に、古いインディアンジュエリーらしい絶妙な野性味と優美な色彩が露出する事で、独特な印象が生み出され、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なバングル。日常のコーディネイトに溶け込みながらも変幻自在な表情を見せる作品です。


このように色々な石をインレイすることで生まれるマルチカラーの色彩感覚は世界的に高く評価されており、ズニジュエリー独特のグラフィカルな印象とハンドクラフト品の素朴な魅力を感じることが出来る作品です。

前述の様にズニジュエリーの伝統的な技術と上質な石が組み合わせられることで、身に付けることが可能なアートピース=ウエラブルアートとしても高く評価されるハイエンドな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーに多少のクスミや細かなキズが見られ、インレイ部分にも一ヶ所、隙間が確認できます。
ただし、着用に不安の無い強度を保ち、石のクラック等の無いコンディションとなっています。

また、制作上んpロウ付け跡等、ハンドメイド特有の制作上のムラも見られますが、ビンテージインディアンジュエリーとしては良好な状態かと思われます。
Size

メンズサイズ M - ML 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約60.0㎜    正面幅(高さ) 約15.8㎜
内周 約141㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 9/16inch   opening 1 1/16inch 

※バングルはサイズ調整可能ですが、本作は造作の特性により調整幅の少ない作品です。 M~Lサイズの男性、L~XLサイズ以上の女性方であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver, Turquoise, Onyx, Spiny oyster, Mother of Pearl(Shell)    約41.4g