ITEM CODE:
JPH017100

【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~

【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
110,000 円(税込)
110,000 円(税込)
【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
  • 【Willie Coin】Hopi Sculptural Hand Overlay Pin c.1950~
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Ct8eF7svgVW/
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【Hopi】ホピの隠れた名工【Willie Coin】ウィリー・コイン(1904-1992)による作品。立体造形作品というべき立体的な造形を持ったアンティーク/ビンテージピンブローチです。

現在では『3Dオーバーレイ』と呼ばれる複雑で3次元的な構造を持った作品であり、本作が作られた当時は非常に実験的で新しい試みであったことが創造されます。


有名でありながら制作数が極端に少ない作者の作品ですが、シルバースミスとしては50年近いキャリアを持ち、本作に刻印されているホールマーク(作者のサイン)も1940年代後半から長く使用されました。その為、本作が作られた年代の特定は非常に難しく、1940年代末頃~1980年代まで可能性が考えられる作品ですが、そのデザインや同作者の活動期間を考慮すると、ミッドセンチュリー期(1950~1960年代)の作品の可能性が高いと思われます。


アメリカンミッドセンチュリーのポッテリ―(焼物)や家具等の影響を感じさせる美しいオーバルシェイプをベースとし、その中央に丁寧にかティングされた
『手』モチーフを配し、さらにその中央にターコイズがマウントされています。
また、ベースと手の間には立体的な高さを出すパーツを施すことで、立体的で彫刻的な印象が与えられています。

また、全体にハンマーワークによる立体的な丸み/曲面がつけられており、それも立体的を強調しながら柔らかな表情と奥行き生み出し、本作の強いオリジナリティとなっています。


また、本作の様な【Hand/手】をモチーフとした作品は、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)や【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)も好んで用いていますが、その発祥は不明であり、本作の作者であるWillie Coinが生み出したものか不明です。



【Willie Coin】ウィリー・コインは1904年に生まれ、まだ2歳だった1906年には【The Oraibi split】オライビ スプリットにより、一家でオライビを離れます。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

1919年頃には、フェニックスインディアンスクールに在籍していた記録が残っており、1927年以降は伯父である【Earl Numkina】アール·ヌキナの住むロサンゼルス近郊のサンガブリエル·ミッションプレイに移って、そこで伯父からシルバースミスとしての技術を学びました。

その後、1947年にはアリゾナ州北部ののフラッグスタッフで博物館の管理人として雇われており、このころから『ホピ神マサウ』を表す本作と同じホールマークを使い始めます。
そして、アーティストとしてカチナを彫ったり、モカシンを制作したりする合間にはシルバースミスとしても作品を制作していたようですが、1989年にはバカヴィに戻り1992年4月に亡くなりました。

現存する作品の数が極端に少ないですが、オーセンティックなオーバーレイを用いたホピジュエリーだけでなく、ナバホジュエリーに近いスタイル作品や本作の様に強いオリジナリティを持つジュエリーを制作しており、制作数に対して高い知名度を誇るのは、その独創性や実験的な作風によるものかと思われます。



高度な造形技術を駆使しながら、ホピジュエリーの世界観を表現した作品であり、シンプルながら強い独自性と創造性を有する作品です。
そして、そのエスニシティな味わいやオリジナリティは、手工芸品としてだけでなくアートピースとしても評価されるジュエリー作品となっています。

また、立体的で特殊な造形の作品ですが、バランスの良いピンブローチであり多くのスタイルに合わせる事が出来る汎用性を持った作品。
アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使用可能であり、日常のスタイルに違いをもたらすことが出来るジュエリー作品です。


探して発見できる作者ではない、貴重なWillie Coinによる作品の中でも、特にそのアイデンティティや精神性も感じさせるピース。大変コレクタブルなアイテムの一つであり、資料価値も高い作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも良好です。全体にシルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージは無く、使用感の少ない良好な状態を保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




【Hopi】ホピの隠れた名工【Willie Coin】ウィリー・コイン(1904-1992)による作品。立体造形作品というべき立体的な造形を持ったアンティーク/ビンテージピンブローチです。

現在では『3Dオーバーレイ』と呼ばれる複雑で3次元的な構造を持った作品であり、本作が作られた当時は非常に実験的で新しい試みであったことが創造されます。


有名でありながら制作数が極端に少ない作者の作品ですが、シルバースミスとしては50年近いキャリアを持ち、本作に刻印されているホールマーク(作者のサイン)も1940年代後半から長く使用されました。その為、本作が作られた年代の特定は非常に難しく、1940年代末頃~1980年代まで可能性が考えられる作品ですが、そのデザインや同作者の活動期間を考慮すると、ミッドセンチュリー期(1950~1960年代)の作品の可能性が高いと思われます。


アメリカンミッドセンチュリーのポッテリ―(焼物)や家具等の影響を感じさせる美しいオーバルシェイプをベースとし、その中央に丁寧にかティングされた
『手』モチーフを配し、さらにその中央にターコイズがマウントされています。
また、ベースと手の間には立体的な高さを出すパーツを施すことで、立体的で彫刻的な印象が与えられています。

また、全体にハンマーワークによる立体的な丸み/曲面がつけられており、それも立体的を強調しながら柔らかな表情と奥行き生み出し、本作の強いオリジナリティとなっています。


また、本作の様な【Hand/手】をモチーフとした作品は、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)や【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)も好んで用いていますが、その発祥は不明であり、本作の作者であるWillie Coinが生み出したものか不明です。



【Willie Coin】ウィリー・コインは1904年に生まれ、まだ2歳だった1906年には【The Oraibi split】オライビ スプリットにより、一家でオライビを離れます。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

1919年頃には、フェニックスインディアンスクールに在籍していた記録が残っており、1927年以降は伯父である【Earl Numkina】アール·ヌキナの住むロサンゼルス近郊のサンガブリエル·ミッションプレイに移って、そこで伯父からシルバースミスとしての技術を学びました。

その後、1947年にはアリゾナ州北部ののフラッグスタッフで博物館の管理人として雇われており、このころから『ホピ神マサウ』を表す本作と同じホールマークを使い始めます。
そして、アーティストとしてカチナを彫ったり、モカシンを制作したりする合間にはシルバースミスとしても作品を制作していたようですが、1989年にはバカヴィに戻り1992年4月に亡くなりました。

現存する作品の数が極端に少ないですが、オーセンティックなオーバーレイを用いたホピジュエリーだけでなく、ナバホジュエリーに近いスタイル作品や本作の様に強いオリジナリティを持つジュエリーを制作しており、制作数に対して高い知名度を誇るのは、その独創性や実験的な作風によるものかと思われます。



高度な造形技術を駆使しながら、ホピジュエリーの世界観を表現した作品であり、シンプルながら強い独自性と創造性を有する作品です。
そして、そのエスニシティな味わいやオリジナリティは、手工芸品としてだけでなくアートピースとしても評価されるジュエリー作品となっています。

また、立体的で特殊な造形の作品ですが、バランスの良いピンブローチであり多くのスタイルに合わせる事が出来る汎用性を持った作品。
アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使用可能であり、日常のスタイルに違いをもたらすことが出来るジュエリー作品です。


探して発見できる作者ではない、貴重なWillie Coinによる作品の中でも、特にそのアイデンティティや精神性も感じさせるピース。大変コレクタブルなアイテムの一つであり、資料価値も高い作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションも良好です。全体にシルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージは無く、使用感の少ない良好な状態を保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。
Size

縦 約5.6㎝   横 約3.3㎝ 

Material

Silver, Turquoise