ITEM CODE:
JRF007249

Antique 卍 / Bow & Arrows Stamped Tourist Seal Ring c.1910~

Antique 卍 / Bow & Arrows Stamped Tourist Seal Ring c.1910~
52,800 円(税込)
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Antique 卍 / Bow & Arrows Stamped Tourist Seal Ring  c.1910~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CuW4O_mPZ3S/
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の中でも【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社で製作されたと思われるアンティーク/ビンテージリングです。

シールリング/印台型のクラシックなシェイプをベースとして【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが施されたフェイスが特徴的なアンティーク/ビンテージリングです。


1910年代~1920年代製と思われる、スーベニアアイテムの中でも初期に作られたリング。キャストで成形されたと推測されるシャンク/地金は『シールリング』と呼ばれる印台型をベースにした造形で、立体的で程よいボリューム感を持ったシェイプとなっています。
そして、そのオーバルシェイプのフェイスはフラットに造形され、卍やボー&アローのスタンプワークが施されたアップリケによって構成された作品です。



【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社は、1881年にコロラド州デンバーでアンティークショップとして創業し、ツーリスト向けのジュエリー(フレッド・ハービーズタイル)を最も古くから製造していたことで知られています。
創業から色々なサウスウエスト観光のスーベニア(土産物)を製造し、1906年頃からシルバー製のジュエリーも制作を始めました。

最初は、元々作っていたスプーンをリフォームして生み出したリングだったと推測され、本作を同様の造形だったと思われます。
また、それらの多くは800シルバー(銀含有率90.0%)から製造されていて、独自にその地金を生産していたようです。

また、インディアンシルバースミスが少数在籍したともいわれていますが、基本的にインディアンメイドではないスーベニアジュエリーを生産していました。
ただし、本作の様な年代に作られた作品では、原始的な製法によりほぼ全ての工程がハンドメイドとなっています。

第二次世界大戦後に経営難に陥った最には、ニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンである【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンを採用し、経営方針を転換してハンドメイドのインディアンジュエリー制作販売という原点に立ち戻りました。その為に招聘されたのが、【Santa Clara Pueblo】サンタクララプエブロの偉大な作家【Manuel Naranjo】マヌエル・ナランホ(1909?-2004)でした。
また、1919年に創業した【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで起業した会社で、初期にはアローノベルティ社がH.H.タンメン社向けのジュエリーを生産していた時期があるようです。

同社のスーベニアジュエリーの特徴は、インディアンの特徴的なデザインを採用しながらもスタンプ等のディテールにはサウスウエスタンジュエリーの技術が混在している事。そして、実際の製造年代よりもかなり新しいような印象を受ける事です。
それは、おそらく厚みの均一な自社生産のシルバープレートを使用していた事や、インディアンシルバースミスではなくアングロ(白人)のシルバースミスが持つ技術に起因していると思われます。

大量に生産されたはずの同社生産ジュエリーですが、現在では殆ど見つからない貴重なピースとなっております。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



大胆なモチーフの構成やプリミティブなシルバーワークも魅力的なピース。
本作の様なシールリングは、程よい存在感を示しながら、性別を問わず使いやすい印象です。
また、比較的珍しいメンズ向けのサイズ(21号程度)となっています。オーセンティックなシェイプも多くスタイルにフィットし長年にわたってご愛用いただけると思います。


アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は使用による消耗や紛失などにより現存数が少なく、大変希少なピースとなっています。さらに、本作は歴史的な価値も高く大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは、経年を感じさせるクスミやハンドメイド特有の制作上のムラなどが見られますが、目立ったダメージやリペア跡など見られません。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の中でも【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社で製作されたと思われるアンティーク/ビンテージリングです。

シールリング/印台型のクラシックなシェイプをベースとして【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが施されたフェイスが特徴的なアンティーク/ビンテージリングです。


1910年代~1920年代製と思われる、スーベニアアイテムの中でも初期に作られたリング。キャストで成形されたと推測されるシャンク/地金は『シールリング』と呼ばれる印台型をベースにした造形で、立体的で程よいボリューム感を持ったシェイプとなっています。
そして、そのオーバルシェイプのフェイスはフラットに造形され、卍やボー&アローのスタンプワークが施されたアップリケによって構成された作品です。



【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社は、1881年にコロラド州デンバーでアンティークショップとして創業し、ツーリスト向けのジュエリー(フレッド・ハービーズタイル)を最も古くから製造していたことで知られています。
創業から色々なサウスウエスト観光のスーベニア(土産物)を製造し、1906年頃からシルバー製のジュエリーも制作を始めました。

最初は、元々作っていたスプーンをリフォームして生み出したリングだったと推測され、本作を同様の造形だったと思われます。
また、それらの多くは800シルバー(銀含有率90.0%)から製造されていて、独自にその地金を生産していたようです。

また、インディアンシルバースミスが少数在籍したともいわれていますが、基本的にインディアンメイドではないスーベニアジュエリーを生産していました。
ただし、本作の様な年代に作られた作品では、原始的な製法によりほぼ全ての工程がハンドメイドとなっています。

第二次世界大戦後に経営難に陥った最には、ニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンである【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンを採用し、経営方針を転換してハンドメイドのインディアンジュエリー制作販売という原点に立ち戻りました。その為に招聘されたのが、【Santa Clara Pueblo】サンタクララプエブロの偉大な作家【Manuel Naranjo】マヌエル・ナランホ(1909?-2004)でした。
また、1919年に創業した【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで起業した会社で、初期にはアローノベルティ社がH.H.タンメン社向けのジュエリーを生産していた時期があるようです。

同社のスーベニアジュエリーの特徴は、インディアンの特徴的なデザインを採用しながらもスタンプ等のディテールにはサウスウエスタンジュエリーの技術が混在している事。そして、実際の製造年代よりもかなり新しいような印象を受ける事です。
それは、おそらく厚みの均一な自社生産のシルバープレートを使用していた事や、インディアンシルバースミスではなくアングロ(白人)のシルバースミスが持つ技術に起因していると思われます。

大量に生産されたはずの同社生産ジュエリーですが、現在では殆ど見つからない貴重なピースとなっております。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Crossed Arrows】クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



大胆なモチーフの構成やプリミティブなシルバーワークも魅力的なピース。
本作の様なシールリングは、程よい存在感を示しながら、性別を問わず使いやすい印象です。
また、比較的珍しいメンズ向けのサイズ(21号程度)となっています。オーセンティックなシェイプも多くスタイルにフィットし長年にわたってご愛用いただけると思います。


アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は使用による消耗や紛失などにより現存数が少なく、大変希少なピースとなっています。さらに、本作は歴史的な価値も高く大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは、経年を感じさせるクスミやハンドメイド特有の制作上のムラなどが見られますが、目立ったダメージやリペア跡など見られません。
Size

日本規格 約 21号   円周 約 61.9㎜   us 10.5
正面幅 約 21.5㎜

Material

Silver (probably 800 Silver)