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JBO016450

Atq Pueblo/Navajo Two Snakes Shape Ingot Silver Cuff c.1930

Atq Pueblo/Navajo Two Snakes Shape Ingot Silver Cuff c.1930
176,000 円(税込)
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Atq Pueblo/Navajo Two Snakes Shape Ingot Silver Cuff  c.1930
  • Atq Pueblo/Navajo Two Snakes Shape Ingot Silver Cuff  c.1930
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【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンドをベースとし、中央にマウントされたターコイズを中心に2匹のラトルスネーク/ガラガラ蛇がデザインされた作品。その独創性と共に非常に質の高いシルバーワークも素晴らしく、高い希少性を誇るハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代頃に作られた作品と思われ、ラトルスネークというモチーフを巧みに抽象化した意匠からは、アコマやサントドミンゴ等のプエブロインディアンによる作品が想起されます。しかしながら、本作に使用されているスタンプ(鏨)ツールの質からは、スタンプメーカーとして非常に高い技術力を持ったシルバースミスによる作品である事が判断可能であり、ナバホのシルバースミスによる可能性も高く、作者やその部族を特定するのは困難です。

インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されたシルバーは、フロント部分とサイド部分で厚みに大きな差異が見られますが、とても心地よい重量感があり、スネーク独特のうねりを表現している曲線で構成されたバンドがベースとなっています。
その中央にはオーバルカットの美しいナチュラルターコイズがマウントされており、その石を中心にスタンプワークが施される事によりバーストデザインが構成されています。そして、そのエッジ部分にはスタンプワークによる文様と呼応した『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによる構築的で美しい刻みが施されており、作品に立体的な動きとコントラストを与えているようです。
また、バンド全体に連続したスタンプが刻まれ、そのスタンプ間の空白を菱形に残していくことで、実際のラトルスネークが持つダイヤモンド柄が巧みに表現されています。さらにそのスタンプ(鏨)は、細かなライン模様を含んだスタンプとなっており、そのラインの方向に合わせて連続して刻むことで、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。
このようなスタンプワークを用いた高度な表現方法は、ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品等で散見され、現代でも【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏等がこちらのようなスタンプの技術を受け継いでいますが、スタンプ(鏨)ツールをオリジナルで制作可能な腕の良いシルバースミスにのみ共通したクオリティといえます。

また、左右に配されたラトルスネークは可愛い笑顔のようにも見えますが、実際は笑っている口の様なスタンプが頭部を表しています。このようなラトルスネーク頭部の表現は、インディアンジュエリーでは多く見られるデザインであり、伝統的な表現方法となっています。ターミナル(両端)には、ラトルスネークの特徴であるガラガラと鳴る尾が素朴なライン模様によって描き出されています。


【Rattlesnake】ガラガラヘビ/ラトルスネークは、インディアンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。ジュエリーにおいてはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やアコマの伝説的な作家【Clyde Hunt/Chief Sunny Skies】クライド・ハント(1900-1972)等が素晴らしいスネークモチーフの作品を残しており、それらのデザイン・スタイルが後世に受け継がれています。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では、一度溶かしたシルバーをハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばす、鍛冶仕事に近い方法によってジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力となっています。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されている為、硬さと滑らかさを持ったシルバーの肌に仕上げられ、全てのディテールが伝統的で原始的な技術ながら、丁寧で手の込んだシルバーワークによって形作られた作品です。またそれにより、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気を宿し、キャッチーな雰囲気のスネークデザインに独特な上質感や品位を与えているようです。

有機的で妖しさも感じさせるスネークデザインにより、素朴な雰囲気と共に、クラシックで不思議なエレガントさ併せ持っており、男性の腕にもナチュラルに馴染み、長年にわたってご愛用いただける作品。また、そのボリューム感は程よい存在感を放ち、立体物として美しい造形はアートピース・ウェアラブルアートとしても評価されるビンテージジュエリーです。

唯一無二の特別な独創性を持ちながら完成されたデザインが素晴らしい作品です。現在では市場に出る事が殆どない、非常にコレクタブルなピースの一つであり、トレジャーハントプライスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは全体に僅かな摩耗やシルバーのクスミ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージは無く良好な状態を保っています。
また、ターコイズも少しマットな質感となっており、マトリックス部分の凹凸や僅かなクラックが見られますが、それらはダメージではなく、カットされた時からの天然石が持つ特徴と思われます。
【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンドをベースとし、中央にマウントされたターコイズを中心に2匹のラトルスネーク/ガラガラ蛇がデザインされた作品。その独創性と共に非常に質の高いシルバーワークも素晴らしく、高い希少性を誇るハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代頃に作られた作品と思われ、ラトルスネークというモチーフを巧みに抽象化した意匠からは、アコマやサントドミンゴ等のプエブロインディアンによる作品が想起されます。しかしながら、本作に使用されているスタンプ(鏨)ツールの質からは、スタンプメーカーとして非常に高い技術力を持ったシルバースミスによる作品である事が判断可能であり、ナバホのシルバースミスによる可能性も高く、作者やその部族を特定するのは困難です。

インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されたシルバーは、フロント部分とサイド部分で厚みに大きな差異が見られますが、とても心地よい重量感があり、スネーク独特のうねりを表現している曲線で構成されたバンドがベースとなっています。
その中央にはオーバルカットの美しいナチュラルターコイズがマウントされており、その石を中心にスタンプワークが施される事によりバーストデザインが構成されています。そして、そのエッジ部分にはスタンプワークによる文様と呼応した『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによる構築的で美しい刻みが施されており、作品に立体的な動きとコントラストを与えているようです。
また、バンド全体に連続したスタンプが刻まれ、そのスタンプ間の空白を菱形に残していくことで、実際のラトルスネークが持つダイヤモンド柄が巧みに表現されています。さらにそのスタンプ(鏨)は、細かなライン模様を含んだスタンプとなっており、そのラインの方向に合わせて連続して刻むことで、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。
このようなスタンプワークを用いた高度な表現方法は、ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品等で散見され、現代でも【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏等がこちらのようなスタンプの技術を受け継いでいますが、スタンプ(鏨)ツールをオリジナルで制作可能な腕の良いシルバースミスにのみ共通したクオリティといえます。

また、左右に配されたラトルスネークは可愛い笑顔のようにも見えますが、実際は笑っている口の様なスタンプが頭部を表しています。このようなラトルスネーク頭部の表現は、インディアンジュエリーでは多く見られるデザインであり、伝統的な表現方法となっています。ターミナル(両端)には、ラトルスネークの特徴であるガラガラと鳴る尾が素朴なライン模様によって描き出されています。


【Rattlesnake】ガラガラヘビ/ラトルスネークは、インディアンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。ジュエリーにおいてはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やアコマの伝説的な作家【Clyde Hunt/Chief Sunny Skies】クライド・ハント(1900-1972)等が素晴らしいスネークモチーフの作品を残しており、それらのデザイン・スタイルが後世に受け継がれています。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では、一度溶かしたシルバーをハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばす、鍛冶仕事に近い方法によってジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力となっています。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されている為、硬さと滑らかさを持ったシルバーの肌に仕上げられ、全てのディテールが伝統的で原始的な技術ながら、丁寧で手の込んだシルバーワークによって形作られた作品です。またそれにより、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気を宿し、キャッチーな雰囲気のスネークデザインに独特な上質感や品位を与えているようです。

有機的で妖しさも感じさせるスネークデザインにより、素朴な雰囲気と共に、クラシックで不思議なエレガントさ併せ持っており、男性の腕にもナチュラルに馴染み、長年にわたってご愛用いただける作品。また、そのボリューム感は程よい存在感を放ち、立体物として美しい造形はアートピース・ウェアラブルアートとしても評価されるビンテージジュエリーです。

唯一無二の特別な独創性を持ちながら完成されたデザインが素晴らしい作品です。現在では市場に出る事が殆どない、非常にコレクタブルなピースの一つであり、トレジャーハントプライスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは全体に僅かな摩耗やシルバーのクスミ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージは無く良好な状態を保っています。
また、ターコイズも少しマットな質感となっており、マトリックス部分の凹凸や僅かなクラックが見られますが、それらはダメージではなく、カットされた時からの天然石が持つ特徴と思われます。
Size

メンズサイズ XXL - XXXL 程度

内径最大幅 約64.3㎜    正面幅(高さ) 約23.4㎜
内周 約155㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 6 1/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能となっており、本作はXLサイズ以上の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, Turquoise
        約31.7g