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JBO006118

【Silviano Quintana】Cochiti Stamped TriangleWire Cuff c.1955~

【Silviano Quintana】Cochiti Stamped TriangleWire Cuff c.1955~
49,500 円(税込)
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【Cochiti】コチティを代表するシルバースミスの一人である【Silviano Quintana】シルビアーノ・キンタナ(1915-2003)の作品。伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーをベースに、オーセンティックで秀逸なデザインを生み出すスタンプワークが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

Silviano Quintanaは、非常に長いキャリアを誇り、いつ頃制作された作品か特定するのは困難ですが、おそらく1950年代後半~1980年代頃までに制作された作品と思われます。
伝統的なトライアングルワイヤーをベースとし、こちらもナバホジュエリー伝統を踏襲したベイナースタンプ(半月型の鏨)を基本とした複雑な文様を刻むスタンプが連続して刻まれています。ナバホの作品との差異を見つけるのが難しいブレスレットですが、単一のスタンプを羅列した構成には、少しコチティのシルバースミスらしい印象も感じられます。
内側には『SQ』のホールマーク(作者のサイン)が刻印されており、Silviano Quintanaの作品であることが特定可能となっています。

また、内側のホールマークのサイドやターミナル付近には「S」や「G」の文字が確認できます。これは、バングルとして完成後に刻印を施した『STERLING』の文字列の一部です。
『STERLING』は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Silviano Quintana】シルビアーノ・キンタナは、非常に長いキャリアを誇るシルバースミスでありながら謎も多い作家です。古くは【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】に所属しており、1930年代中頃に【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)等と共に撮影された写真が残されています。
1915年、Cochiti Puebloに生まれ、いつからシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたのか不明ですが、1930年代には妻と共にサンタフェに移り住み、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS所属のシルバースミスとして働いていたようです。しかしながら、1940年代に入ると軍に入隊し第二次世界大戦に従軍しました。
その後、コチティプエブロに戻り、シルバースミスとしての仕事を再開しました。1954年にはニューメキシコステートフェアでの受賞記録が残っています。ただそれ以降の制作の記録は残されておらず、1990年代頃まで制作をされていたと思われますが、明確ではありません。2003年に亡くなられておられます。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。その為、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。
ジュエリーの上質な素材やツール等をシルバースミスに供給し、スーベニアとしてのジュエリーを効率よく生み出していく「量産化」を図りながらも、昔ながらの製法やシルバースミスの個性を尊重することで、多くの優秀な作家を育み、インディアンジュエリーの新たな一面を創造したショップであり工房でした。


武骨で力強いなスタンプワークによってエスニシティでインディアンジュエリーらしいデザイン/造形に仕上げられたブレスレット。ナバホジュエリーはもちろんですが、ホピやズニの作品等、部族を問わず他作品とも馴染みの良いピースであり、エッジーでオーセンティックな印象は他のバングルとの2連、3連等、重ね付けにも向いたピースですが、単体でも十分に存在感を示します。

さり気なく使いやすい高い汎用性を備え、普遍的な造形美は長年にわたってご愛用いただけるバングル。ほとんど市場に出ない作者による作品であり、史料価値も高いピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにはクスミなどが見られますが、特にダメージなくとても良い状態を保っています。
【Cochiti】コチティを代表するシルバースミスの一人である【Silviano Quintana】シルビアーノ・キンタナ(1915-2003)の作品。伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーをベースに、オーセンティックで秀逸なデザインを生み出すスタンプワークが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

Silviano Quintanaは、非常に長いキャリアを誇り、いつ頃制作された作品か特定するのは困難ですが、おそらく1950年代後半~1980年代頃までに制作された作品と思われます。
伝統的なトライアングルワイヤーをベースとし、こちらもナバホジュエリー伝統を踏襲したベイナースタンプ(半月型の鏨)を基本とした複雑な文様を刻むスタンプが連続して刻まれています。ナバホの作品との差異を見つけるのが難しいブレスレットですが、単一のスタンプを羅列した構成には、少しコチティのシルバースミスらしい印象も感じられます。
内側には『SQ』のホールマーク(作者のサイン)が刻印されており、Silviano Quintanaの作品であることが特定可能となっています。

また、内側のホールマークのサイドやターミナル付近には「S」や「G」の文字が確認できます。これは、バングルとして完成後に刻印を施した『STERLING』の文字列の一部です。
『STERLING』は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Silviano Quintana】シルビアーノ・キンタナは、非常に長いキャリアを誇るシルバースミスでありながら謎も多い作家です。古くは【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】に所属しており、1930年代中頃に【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)等と共に撮影された写真が残されています。
1915年、Cochiti Puebloに生まれ、いつからシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたのか不明ですが、1930年代には妻と共にサンタフェに移り住み、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS所属のシルバースミスとして働いていたようです。しかしながら、1940年代に入ると軍に入隊し第二次世界大戦に従軍しました。
その後、コチティプエブロに戻り、シルバースミスとしての仕事を再開しました。1954年にはニューメキシコステートフェアでの受賞記録が残っています。ただそれ以降の制作の記録は残されておらず、1990年代頃まで制作をされていたと思われますが、明確ではありません。2003年に亡くなられておられます。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。その為、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。
ジュエリーの上質な素材やツール等をシルバースミスに供給し、スーベニアとしてのジュエリーを効率よく生み出していく「量産化」を図りながらも、昔ながらの製法やシルバースミスの個性を尊重することで、多くの優秀な作家を育み、インディアンジュエリーの新たな一面を創造したショップであり工房でした。


武骨で力強いなスタンプワークによってエスニシティでインディアンジュエリーらしいデザイン/造形に仕上げられたブレスレット。ナバホジュエリーはもちろんですが、ホピやズニの作品等、部族を問わず他作品とも馴染みの良いピースであり、エッジーでオーセンティックな印象は他のバングルとの2連、3連等、重ね付けにも向いたピースですが、単体でも十分に存在感を示します。

さり気なく使いやすい高い汎用性を備え、普遍的な造形美は長年にわたってご愛用いただけるバングル。ほとんど市場に出ない作者による作品であり、史料価値も高いピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにはクスミなどが見られますが、特にダメージなくとても良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約61.3㎜    正面幅(高さ) 約6.3㎜
内周 約143㎜    開口部 約26.5㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 1/16inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Sterling Silver
        約24.8g