ITEM CODE:
JBH005606

【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff c.1960~

【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff c.1960~
169,400 円(税込)
169,400 円(税込)
【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
  • 【Lewis Lomay】Hopi Vtg Filed Narrow Square Wire Cuff  c.1960~
【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、ファイルワークと呼ばれる削るだけの技法とスタンプワークにより、立体造形作品として大変美しく仕上げられたアンティーク/ビンテージバングル。ナバホジュエリーの伝統を守る原始的なシルバーワークだけで形作られていながら、細部にまで拘った質の高いシルバーワークによって造形されることで、クリーンでモダンな印象を持った作品となっています。

1960年代~1970年代頃に作られたと思われる作品で、多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有した同作者ならではのシンプルながら精巧な造形と完成度を持ったピースです。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、細いスクエアワイヤーを基本としながら、ターミナル(両端)には大きいシルバーボールが配されています。このようなターミナルのディテールは、Lewis Lomayが若い頃に師事したナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響を感じさせます。
その様なナローで硬く厚いバンドをベースとして、ファイルワークによって深く斜めに彫り込まれたラインと、カッティングやスタンプによって垂直方向に刻まれたライン模様だけで構成されたブレスレットです。またそれらのライン模様はフロント部分だけでなくスクエアワイヤーの3面に渡って施され、360度どこから見ても完成された造形美を持ったバングルとなっています。
この様なファイルワークは、原始的で簡単な技術のように感じられますが、細いバンドに対して斜めに深くラインを彫り込むのは大変難易度の高いシルバーワークとなっており、何気ない部分からも高名な作者の卓越した技術が感じられる作品です。

内側には、同作者のホールマーク(作者のサイン)と共に、『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。
1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。 1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。 そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。
第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。 その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。
1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。


本作もプリミティブで伝統的な技術だけで作り上げられたハンドメイドジュエリーですが、Lewis Lomayの美意識を宿す唯一無二のオリジナリティと普遍的な造形美を持った作品。ビンテージ作品ながら、とてもシンプルでクリーンな印象を与え、現在でも新鮮に感じられるブレスレットです。
また、本作の様なファイルワークをベースに流麗で立体的な造形を作り出すスタイルは同作者の代表的な造形・デザインですが、その現存数は非常に少なくほとんど実物を見ることが出来ない貴重なピースともなっています。

深く削り込まれた彫りの深い重厚感と共に軽やかな印象も有し、シルバーのみで構成されたソリッドでエッジーなデザインは、多くのスタイルにおいて素晴らしいアクセントとなり得ます。また、細い幅は他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、単独でもしっかりとした存在感を示し、洗練された造形美によって長年にわたってご愛用いただけると思われます。

作者のネームバリューのみでなく、その独創性や卓越したシルバーワークにより、アートピースとして美しくウェアラブルアートとしても評価される作品。高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルなブレスレットとなっています。

◆男性着用サンプル画像(10枚)はこちら◆

◆女性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージの無い状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、ファイルワークと呼ばれる削るだけの技法とスタンプワークにより、立体造形作品として大変美しく仕上げられたアンティーク/ビンテージバングル。ナバホジュエリーの伝統を守る原始的なシルバーワークだけで形作られていながら、細部にまで拘った質の高いシルバーワークによって造形されることで、クリーンでモダンな印象を持った作品となっています。

1960年代~1970年代頃に作られたと思われる作品で、多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有した同作者ならではのシンプルながら精巧な造形と完成度を持ったピースです。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、細いスクエアワイヤーを基本としながら、ターミナル(両端)には大きいシルバーボールが配されています。このようなターミナルのディテールは、Lewis Lomayが若い頃に師事したナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響を感じさせます。
その様なナローで硬く厚いバンドをベースとして、ファイルワークによって深く斜めに彫り込まれたラインと、カッティングやスタンプによって垂直方向に刻まれたライン模様だけで構成されたブレスレットです。またそれらのライン模様はフロント部分だけでなくスクエアワイヤーの3面に渡って施され、360度どこから見ても完成された造形美を持ったバングルとなっています。
この様なファイルワークは、原始的で簡単な技術のように感じられますが、細いバンドに対して斜めに深くラインを彫り込むのは大変難易度の高いシルバーワークとなっており、何気ない部分からも高名な作者の卓越した技術が感じられる作品です。

内側には、同作者のホールマーク(作者のサイン)と共に、『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。
1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。 1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。 そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。
第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。 その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。
1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。


本作もプリミティブで伝統的な技術だけで作り上げられたハンドメイドジュエリーですが、Lewis Lomayの美意識を宿す唯一無二のオリジナリティと普遍的な造形美を持った作品。ビンテージ作品ながら、とてもシンプルでクリーンな印象を与え、現在でも新鮮に感じられるブレスレットです。
また、本作の様なファイルワークをベースに流麗で立体的な造形を作り出すスタイルは同作者の代表的な造形・デザインですが、その現存数は非常に少なくほとんど実物を見ることが出来ない貴重なピースともなっています。

深く削り込まれた彫りの深い重厚感と共に軽やかな印象も有し、シルバーのみで構成されたソリッドでエッジーなデザインは、多くのスタイルにおいて素晴らしいアクセントとなり得ます。また、細い幅は他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、単独でもしっかりとした存在感を示し、洗練された造形美によって長年にわたってご愛用いただけると思われます。

作者のネームバリューのみでなく、その独創性や卓越したシルバーワークにより、アートピースとして美しくウェアラブルアートとしても評価される作品。高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルなブレスレットとなっています。

◆男性着用サンプル画像(10枚)はこちら◆

◆女性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージの無い状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - M 程度
レディースサイズ ML - XXL 程度

内径最大幅 約57.0㎜    正面幅(高さ) 約4.3㎜
内周 約134㎜    開口部 約24㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 15/16inch  

※バングルはサイズ調整可能です。Lサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Sterling Silver
        約21.1g