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JOB004907

Antique Navajo Great Stamped Silver Small Concho Belt c.1940

Antique Navajo Great Stamped Silver Small Concho Belt c.1940
247,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、非常に素晴らしいクオリティを持ったスタンプ/鏨が特徴的な作品で、女性に向いた小さいサイズも珍しいアンティーク/ビンテージコンチョベルトです。

1940年代頃に作られた作品で、全てインゴットシルバー(銀塊)から成形されており、地金は比較的薄く仕上げられていますが、スタンプワークをはじめとして大変高い技術力を感じさせるシルバーワークによって作り上げられたハイエンドなピースです。
バックルは、オーバルシェイプをべースにしており、『チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける技術によってエッジが縁どられ、センスの良いスタンプワークが刻まれています。そして、バックル以外のコンチョは、エッジが『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、古典期から見られるとてもオーセンティックなフラワーコンチョの造形スタイルとなっています。こちらはセンターに四角いシェイプが浮かびあがるように、放射状のスタンプワークが刻まれており、その正確で緻密なスタンプワークは現代作品を含め、インディアンジュエリーの最高峰に近いクオリティを誇っています。また、ナバホジュエリーの伝統的な技術によって仕上げられたコンチョデザインですが、突出して質の高いシルバーワークによって現在においても新鮮で年代を感じさせない完成度を見せています。
また、これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作では非常に細かく繊細な文様を持ったスタンプ(鏨)が正確に打ち込まれており、ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークと造形スタイルで構成された作品ですが、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。

さらに、全体に立体的なアールがつけられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの古典的な技術によって構成された作品であり、素朴でオーセンティックな印象を受けますが、シンプルでセンスを感じさせるクリーンなデザインやスタンプの質には作者の個性が光り、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。

また、コンチョベルトは強い存在感を示し、スタイリングの要となり得るアイテムですが、シルバーのみで構成されていいる為に派手さがなく、珍しい控えめなボリューム感と女性向けのサイズによって、さり気なく多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

インディアンジュエリー独特の味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても高く評価されるジュエリー作品となっています。
また、作者を特定することはできませんが、素晴らしい造形センスを持ったシルバースミスによるアンティーク作品であり、インディアンジュエリーの深淵な歴史を感じさせるスペシャリティを持ったコンチョベルトです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの僅かなクスミが見られる程度で非常に良い状態を保っています。ベルトのレザーについては、後年に交換されている可能性が高いですが、そのままでも十分にお使いいただけます。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、非常に素晴らしいクオリティを持ったスタンプ/鏨が特徴的な作品で、女性に向いた小さいサイズも珍しいアンティーク/ビンテージコンチョベルトです。

1940年代頃に作られた作品で、全てインゴットシルバー(銀塊)から成形されており、地金は比較的薄く仕上げられていますが、スタンプワークをはじめとして大変高い技術力を感じさせるシルバーワークによって作り上げられたハイエンドなピースです。
バックルは、オーバルシェイプをべースにしており、『チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける技術によってエッジが縁どられ、センスの良いスタンプワークが刻まれています。そして、バックル以外のコンチョは、エッジが『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、古典期から見られるとてもオーセンティックなフラワーコンチョの造形スタイルとなっています。こちらはセンターに四角いシェイプが浮かびあがるように、放射状のスタンプワークが刻まれており、その正確で緻密なスタンプワークは現代作品を含め、インディアンジュエリーの最高峰に近いクオリティを誇っています。また、ナバホジュエリーの伝統的な技術によって仕上げられたコンチョデザインですが、突出して質の高いシルバーワークによって現在においても新鮮で年代を感じさせない完成度を見せています。
また、これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作では非常に細かく繊細な文様を持ったスタンプ(鏨)が正確に打ち込まれており、ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークと造形スタイルで構成された作品ですが、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。

さらに、全体に立体的なアールがつけられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの古典的な技術によって構成された作品であり、素朴でオーセンティックな印象を受けますが、シンプルでセンスを感じさせるクリーンなデザインやスタンプの質には作者の個性が光り、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。

また、コンチョベルトは強い存在感を示し、スタイリングの要となり得るアイテムですが、シルバーのみで構成されていいる為に派手さがなく、珍しい控えめなボリューム感と女性向けのサイズによって、さり気なく多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

インディアンジュエリー独特の味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても高く評価されるジュエリー作品となっています。
また、作者を特定することはできませんが、素晴らしい造形センスを持ったシルバースミスによるアンティーク作品であり、インディアンジュエリーの深淵な歴史を感じさせるスペシャリティを持ったコンチョベルトです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの僅かなクスミが見られる程度で非常に良い状態を保っています。ベルトのレザーについては、後年に交換されている可能性が高いですが、そのままでも十分にお使いいただけます。
Size

ベルト全長86.0㎝
ウエストサイズ74.5㎝~83.0㎝

バックル 縦 約4.6㎝ 横 約5.3㎝
コンチョ 縦 約4.1㎝ 横 約4.9㎝

Material

Ingot Silver, Leather