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JBO032683

【UITA15】 Antique Navajo Cuff Bracelet w/#8 Turquoise c.1935~

【UITA15】 Antique Navajo Cuff Bracelet w/#8 Turquoise c.1935~
248,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであることがわかりますが、各トレーダーを表す末尾のナンバー『15』は、現在もトレーダーが判明していないナンバーです。伝統的なスタイルで精巧なシルバーワークをベースに、非常に美しいナンバー8ターコイズが施されたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

また、『UITA15』のホールマーク(サイン刻印)と共にサンダーバードかナイフウイングと思われるモチーフの刻印が施されており、こちらはシルバースミス個人を表すホールマークと思われます。しかしながら、こちらも作者が特定されておらず、謎の多い作品であり史料価値の高いピースともいえます。

1930年代後半~50年代製で、インゴットシルバー(銀塊)より成形された3本のトライアングルワイヤーをスプリットシャンクの様に重ねることで、バンド(地金)を構成し、そこに3つのターコイズがセットされています。それぞれのターコイズベゼルには単独のスクエアワイヤー(四角い断面を持つシルバーワイヤー)を捻ることで制作したツイステッドワイヤーが施され、『Bent Wire/ベントワイヤー』と呼ばれる細かなワイヤーワークにより、フラワーコンチョの様なシェイプが構成され、細かくシルバードロップも飾られています。また、それらの間には細いラウンドワイヤーとツイステッドワイヤーをトライアングルシェイプに成形したワイヤーを重ねた装飾が配され、ベースとなっているトライアングルワイヤーにも全体にスタンプワークが刻まれています。それらの大変細かく丁寧なシルバーワークは、高い技術を持った作者を想起させます。
デザイン/造形はナバホの伝統的なスタイルを踏襲しており、1940年代頃に多く見られる繊細なシルバーワークで仕上げられていますが、武骨でワイルドな印象もあるオールドナバホジュエリーらしいバングルであり、大変美しいオールドナンバーエイトターコイズに負けない重厚感と迫力を持ったバングルです。

セットされたターコイズは【Old Number Eight Turquoise】オールドナンバーエイトターコイズです。澄んだ水色に細かなブラウンウェブの入る石で、発色も強く、透明感と細かなグラデーションにより複雑で悠然とした景色を形成しています。ナンバーエイトらしい質と深淵な表情を感じさせる石です。3つの石で差がありますが、センターの石はブラウンウェブNo.8としては、ハイグレードにグレーディングできる石だと思います。
また、アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重で、それなりの使用感と摩耗はありますが、長い年月を経ていまだその煌きを失っていません。 ターコイズは再研磨も検討できますが、今も宝石としてのグレードと劣化のない美しい色をたたえています。
ナンバーエイトらしい表情と、高い硬度を感じさせる透明感/艶を持つ宝石としての価値を持ったターコイズです。


【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~60年年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。採掘されるターコイズは、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。
現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品もおそらく1930年代後半~50年代に作られたピースですが、内側のホールマーク【UITA15】の末尾の数字『15』は、前述の通りトレーダー(販売したトレーディングポスト)が不明となっています。
同じUITA15の刻印を持つ作品も非常に少数が発見されているのみで、そのロケーションや背景を推測することも困難ではありますが、それぞれのナンバーは、【UITA】に加盟した順に割り振られており、『13』がShiprock Trading Companyであり、『17』がHubbell Tradong Post と非常にヒストリックで有力なトレーダーと近いナンバーであることから、ある程度の規模や歴史を持ったトレーダーであったことが推測できますし、こちら以外の作品でも美しいナンバーエイトターコイズがセットされたピースが見つかっていることから、ターコイズのトレードにも携わっていたトレーダー/トレーディングポストであると思われます。
また、その作者や販売元は不明であても『UITA』の刻印が入るということは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


クラシックでナバホらしいデザインと手の込んだシルバーワークは、古い作品ながらとても完成度の高い作品。 素晴らしい奥行きを持ち、男性的で無骨な印象の作品ながら、ドレスや少しフォーマルなスタイルにもフィットする表情を作り上げています。クラシックなイメージは、もちろんビンテージスタイルにも大変馴染の良い表情を持っています。

クラシックで迫力のあるデザインや素晴らしいターコイズなど、ミュージアムクオリティーのハイエンドなピース。 ハイグレードなナンバーエイトターコイズと丁寧なシルバーワーク、『UITA15』と共に作者不明のホールマークを含め、希少性と史料価値が共に高いアンティークジュエリーです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションもビンテージとしては良好です。シルバーにはクスミがあり、ターコイズベゼルには僅かなダメージが見られますが、石のグラつき等着用にあたって不安なダメージはありません。
また、ターコイズもサイドの石(片側)には少し変色によるものと思われるグリーンの部分があり、全体に細かなキズ等が確認できます。その為、再研磨も検討できますが、長い年月を経ていまだその煌きを失ってあらず、今も宝石としてのグレードと美しい色をたたえています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであることがわかりますが、各トレーダーを表す末尾のナンバー『15』は、現在もトレーダーが判明していないナンバーです。伝統的なスタイルで精巧なシルバーワークをベースに、非常に美しいナンバー8ターコイズが施されたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

また、『UITA15』のホールマーク(サイン刻印)と共にサンダーバードかナイフウイングと思われるモチーフの刻印が施されており、こちらはシルバースミス個人を表すホールマークと思われます。しかしながら、こちらも作者が特定されておらず、謎の多い作品であり史料価値の高いピースともいえます。

1930年代後半~50年代製で、インゴットシルバー(銀塊)より成形された3本のトライアングルワイヤーをスプリットシャンクの様に重ねることで、バンド(地金)を構成し、そこに3つのターコイズがセットされています。それぞれのターコイズベゼルには単独のスクエアワイヤー(四角い断面を持つシルバーワイヤー)を捻ることで制作したツイステッドワイヤーが施され、『Bent Wire/ベントワイヤー』と呼ばれる細かなワイヤーワークにより、フラワーコンチョの様なシェイプが構成され、細かくシルバードロップも飾られています。また、それらの間には細いラウンドワイヤーとツイステッドワイヤーをトライアングルシェイプに成形したワイヤーを重ねた装飾が配され、ベースとなっているトライアングルワイヤーにも全体にスタンプワークが刻まれています。それらの大変細かく丁寧なシルバーワークは、高い技術を持った作者を想起させます。
デザイン/造形はナバホの伝統的なスタイルを踏襲しており、1940年代頃に多く見られる繊細なシルバーワークで仕上げられていますが、武骨でワイルドな印象もあるオールドナバホジュエリーらしいバングルであり、大変美しいオールドナンバーエイトターコイズに負けない重厚感と迫力を持ったバングルです。

セットされたターコイズは【Old Number Eight Turquoise】オールドナンバーエイトターコイズです。澄んだ水色に細かなブラウンウェブの入る石で、発色も強く、透明感と細かなグラデーションにより複雑で悠然とした景色を形成しています。ナンバーエイトらしい質と深淵な表情を感じさせる石です。3つの石で差がありますが、センターの石はブラウンウェブNo.8としては、ハイグレードにグレーディングできる石だと思います。
また、アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重で、それなりの使用感と摩耗はありますが、長い年月を経ていまだその煌きを失っていません。 ターコイズは再研磨も検討できますが、今も宝石としてのグレードと劣化のない美しい色をたたえています。
ナンバーエイトらしい表情と、高い硬度を感じさせる透明感/艶を持つ宝石としての価値を持ったターコイズです。


【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~60年年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。採掘されるターコイズは、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。
現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品もおそらく1930年代後半~50年代に作られたピースですが、内側のホールマーク【UITA15】の末尾の数字『15』は、前述の通りトレーダー(販売したトレーディングポスト)が不明となっています。
同じUITA15の刻印を持つ作品も非常に少数が発見されているのみで、そのロケーションや背景を推測することも困難ではありますが、それぞれのナンバーは、【UITA】に加盟した順に割り振られており、『13』がShiprock Trading Companyであり、『17』がHubbell Tradong Post と非常にヒストリックで有力なトレーダーと近いナンバーであることから、ある程度の規模や歴史を持ったトレーダーであったことが推測できますし、こちら以外の作品でも美しいナンバーエイトターコイズがセットされたピースが見つかっていることから、ターコイズのトレードにも携わっていたトレーダー/トレーディングポストであると思われます。
また、その作者や販売元は不明であても『UITA』の刻印が入るということは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


クラシックでナバホらしいデザインと手の込んだシルバーワークは、古い作品ながらとても完成度の高い作品。 素晴らしい奥行きを持ち、男性的で無骨な印象の作品ながら、ドレスや少しフォーマルなスタイルにもフィットする表情を作り上げています。クラシックなイメージは、もちろんビンテージスタイルにも大変馴染の良い表情を持っています。

クラシックで迫力のあるデザインや素晴らしいターコイズなど、ミュージアムクオリティーのハイエンドなピース。 ハイグレードなナンバーエイトターコイズと丁寧なシルバーワーク、『UITA15』と共に作者不明のホールマークを含め、希少性と史料価値が共に高いアンティークジュエリーです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションもビンテージとしては良好です。シルバーにはクスミがあり、ターコイズベゼルには僅かなダメージが見られますが、石のグラつき等着用にあたって不安なダメージはありません。
また、ターコイズもサイドの石(片側)には少し変色によるものと思われるグリーンの部分があり、全体に細かなキズ等が確認できます。その為、再研磨も検討できますが、長い年月を経ていまだその煌きを失ってあらず、今も宝石としてのグレードと美しい色をたたえています。
Size

メンズサイズ SM - ML 程度。

内径最大幅 約58.5㎜    正面幅(高さ) 約34.4㎜
内周 約134㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 1/4inch   opening 1inch 

  ターコイズ(センターの石) 縦 約24.9㎜  横 約16.1㎜

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、Lサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, Gem Grade Number Eight Turquoise
        約53.4g