【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、伝統的なスタイルの重厚な造形に、3つの美しいネバダブルーターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージバングルです。
1950年代後半~1970年代初頭頃に作られた作品と思われ、重厚なシルバーワークの作品。上下2本のトライアングルワイヤーに挟まれるようにターコイズが3つセットされ、さらに2本のラウンドワイヤーがバンド/地金になっています。
ターコイズのベゼルにはツイステッドワイヤーが施され、それぞれ石の間と両サイドにはシルバーボールが配されたディテール等を含め、ナバホの伝統的でオーセンティックなスタイルとディテールで構成されたバングルです。
特筆すべきはセットされたターコイズで、ペールトーンながら鮮やかな水色にブラウン~ブラック、ゴールドのスパイダーウェブを持ち、部分的にグリーンのマトリックス等が入ることで複雑な景色を形成しており、ネバダブルーらしい特徴を備えたターコイズです。ジェムグレード以上にグレーディングできる石だと思います。
カットも美しく、フラットながら高さを持たせたカットであり、奥行きと透明感を感じさせます。現在もハイグロスを保ち、とても高い硬度を感じさせる艶やかな石です。
【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。
素晴らしいターコイズで大きさもあるため、それらを生かしたシンプルでトラディショナルな造形に仕上げられており、オーセンティックなデザインと渋いシルバーの質感などは、ボリューム感がありながら男性的なスタイルに自然にフィットします。
腕に対する重量感・装着感も良く、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨でワイルドな印象とクラシックでエレガントな美しさを併せ持つ作品です。
丁寧に作りこまれたシルバーワークも秀逸な作品であり、貴重なターコイズがセットされたコレクタブルなピース。また、力強い武骨さだけでなく洗練された無駄のないデザインは長くご愛用いただける印象です。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良好です。僅かなキズやシルバーのクスミは見られますが、ターコイズもハイグロスを保ち、とても良いコンディションだと思います。