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JNC001979

【Greg Lewis】 Acoma Dragonfly Cross w/Vintage Bead Necklace

【Greg Lewis】 Acoma Dragonfly Cross w/Vintage Bead Necklace
88,000 円(税込)
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【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロと【Acoma Pueblo】アコマプエブロの血を引く名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイスの作品であるドラゴンフライクロスのトップと、ビンテージのベンチメイドシルバービーズを当店で組み合わせたリビルドネックレスです。
クロストップはコンテンポラリー(現代)作品で、シルバービーズネックレスはおそらくナバホの1960年代頃に制作された作品です。

ドラゴンフライクロスはグレッグ・ルイスを代表するモチーフであり、1880年代~1890年代頃のアンティークプエブロ作品を意識したグレッグ独特のシェイプを持ち、ファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技法やスタンプワークによって立体感と動きのあるデザインになっています。左右不対称でハンドメイドの粗暴な部分も見られますが、丁寧なシルバーワークで仕上げられ滑らかな質感を持っています。

また、ベースとなっているシルバービーズネックレスも全てベンチメイド(ハンドメイド)によるによるシルバービーズで構成されています。 このようなシルバービーズは、コンチョのような方法で半球状のパーツ二つを作り、それらを一つずつロウ付けすることで作られており、大変な手間と技術を必要とし、現在ではほとんど見ることが出来なくなりました。 全てハンドメイドのため、その形状や大きさは不均一ですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいが感じられます。



【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれのベテラン作家で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続く名門ファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。こちらの様なドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示/販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。さらに、祖父から受け継いだ技術や造形スタイルと独自に生み出したデザインを融合させ、現在も素晴らしい作品を制作し続けています。
息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに技術を伝授し、現在は二人での共作も制作しています。

【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。特に、ドラゴンフライクロスの様にプエブロ独自ともいえるモチーフについては、二人が正当な継承者と考えることができます。


【Dragonfly Cross】ドラゴンフライクロス=蜻蛉(トンボ) は、プエブロの大変古いモチーフの一つです。 水の中に住むヤゴから脱皮し、生まれ変わる様子から、『革新』・『チェンジ』や『新しく生まれ変わる』と言う意味、そして、『水』を表す象徴として用いられ、 蛇にも近い意味合いを持つモチーフです。
また、Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ、1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や、何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つであり、通常のクロスよりもインディアンの伝統的な印象を強く受ける造形です。


当店では数少ないコンテンポラリー(現代作家)のトップをメインにした作品ですが、伝統を踏襲し粗暴ながらも丁寧に全てハンドメイドで作り上げられたドラゴンフライクロスは、武骨でナチュラルな印象を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく、性別を問わずお使いいただけるネックレスです。

また、一般的なクロスモチーフに比べドラゴンフライクロス(ダブルクロス)は、インディアンジュエリー特有のアーシーで渋い印象を与え、クロストップらしいクラシックな雰囲気は持ちますが、仰々しい表情や宗教的な背景を感じさせず使いやすいと思います。

古典期のインディアンジュエリーが持つ素朴でミニマルなスタイルを踏襲しており、ビンテージのシルバービーズと名工Greg Lewisの洗練されたセンスによって大変魅力的なネックレスになっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


クロストップにつきましては、新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、多少の捻りや制作上のムラが見られます。
シルバービーズネックレスは、全体にシルバーのクスミが見られ、一部にヘコミやロウ付け部分の亀裂がありますが、着用にあたって支障のあるダメージはありません。
【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロと【Acoma Pueblo】アコマプエブロの血を引く名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイスの作品であるドラゴンフライクロスのトップと、ビンテージのベンチメイドシルバービーズを当店で組み合わせたリビルドネックレスです。
クロストップはコンテンポラリー(現代)作品で、シルバービーズネックレスはおそらくナバホの1960年代頃に制作された作品です。

ドラゴンフライクロスはグレッグ・ルイスを代表するモチーフであり、1880年代~1890年代頃のアンティークプエブロ作品を意識したグレッグ独特のシェイプを持ち、ファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技法やスタンプワークによって立体感と動きのあるデザインになっています。左右不対称でハンドメイドの粗暴な部分も見られますが、丁寧なシルバーワークで仕上げられ滑らかな質感を持っています。

また、ベースとなっているシルバービーズネックレスも全てベンチメイド(ハンドメイド)によるによるシルバービーズで構成されています。 このようなシルバービーズは、コンチョのような方法で半球状のパーツ二つを作り、それらを一つずつロウ付けすることで作られており、大変な手間と技術を必要とし、現在ではほとんど見ることが出来なくなりました。 全てハンドメイドのため、その形状や大きさは不均一ですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいが感じられます。



【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれのベテラン作家で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続く名門ファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。こちらの様なドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示/販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。さらに、祖父から受け継いだ技術や造形スタイルと独自に生み出したデザインを融合させ、現在も素晴らしい作品を制作し続けています。
息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに技術を伝授し、現在は二人での共作も制作しています。

【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。特に、ドラゴンフライクロスの様にプエブロ独自ともいえるモチーフについては、二人が正当な継承者と考えることができます。


【Dragonfly Cross】ドラゴンフライクロス=蜻蛉(トンボ) は、プエブロの大変古いモチーフの一つです。 水の中に住むヤゴから脱皮し、生まれ変わる様子から、『革新』・『チェンジ』や『新しく生まれ変わる』と言う意味、そして、『水』を表す象徴として用いられ、 蛇にも近い意味合いを持つモチーフです。
また、Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ、1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や、何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つであり、通常のクロスよりもインディアンの伝統的な印象を強く受ける造形です。


当店では数少ないコンテンポラリー(現代作家)のトップをメインにした作品ですが、伝統を踏襲し粗暴ながらも丁寧に全てハンドメイドで作り上げられたドラゴンフライクロスは、武骨でナチュラルな印象を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく、性別を問わずお使いいただけるネックレスです。

また、一般的なクロスモチーフに比べドラゴンフライクロス(ダブルクロス)は、インディアンジュエリー特有のアーシーで渋い印象を与え、クロストップらしいクラシックな雰囲気は持ちますが、仰々しい表情や宗教的な背景を感じさせず使いやすいと思います。

古典期のインディアンジュエリーが持つ素朴でミニマルなスタイルを踏襲しており、ビンテージのシルバービーズと名工Greg Lewisの洗練されたセンスによって大変魅力的なネックレスになっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


クロストップにつきましては、新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、多少の捻りや制作上のムラが見られます。
シルバービーズネックレスは、全体にシルバーのクスミが見られ、一部にヘコミやロウ付け部分の亀裂がありますが、着用にあたって支障のあるダメージはありません。
Size

ドラゴンフライクロストップ 実寸   縦(バチカン含む) 約10.2㎝  横 約4.7㎝ 
ネックレス 全長 約65.5㎝程度

Material

Silver