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JPO010923

Antique Stamped Ingot Silver Pin Brooch w/TQ c.1940

Antique Stamped Ingot Silver Pin Brooch w/TQ c.1940
45,100 円(税込)
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  • Antique Stamped Ingot Silver Pin Brooch w/TQ  c.1940
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【NAVAJO】ナバホの作品で、非常に伝統的なスタンプワークとファイルワーク/エングレイビングによって模様が刻まれたビンテージ・アンティークピンブローチです。

こちらのような造形/デザインを持つ作品は、U.S.NAVAJOの刻印が入る【Indian Arts & Crafts Board】の中でも、末尾に二桁のナンバーが入るピース、つまりインディアンスクールで作られた作品において見られるスタイルです。
こちらの作品も1930年代~40年代前半頃までに作られた作品で、おそらく上記と同様の背景を持つピースと思われ、ナバホの古い技術や美意識を踏襲し、素朴でシンプルながら手の込んだ造形を持った作品です。

インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースにスタンプとファイルワーク/エングレイビングによって立体的な表情がつけられ、エッジにはチゼルワークが施されています。 センターには美しいターコイズがセットされ、シンプルながら秀逸なデザイン。また、僅かに叩き出すことで施された曲面も美しい印象です。

【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)ナバホギルドや【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。 中でもIndian Arts & Crafts Boardは、『U.S.NAVAJO』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。
実際には、1930年代以降に隆盛した、【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産を目的としたメーカーの作品と、その製法や正当なインディアンジュエリーであること等を差別化するために発足されたようです。上記のような現在、フレッド・ハービースタイルと呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。 そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、サンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する選定が厳しく行われました。
現在、判明しているのは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = C. G. Wallace Trading Post 等がありますが、
末尾の数字が2桁のものはアメリカ中西部にいくつか点在しているインディアンスクールと、Ambrose Roanhorseが代表を務めたナバホギルドに与えられていたようです。

こちらの作品では、刻印やホールマーク等が一切施されておらず、作者や正確な背景を判断することは出来ませんが、同年代に存在したIACBの認定したインディアンスクールで制作された作品と同様の特徴を持っています。

ピンブローチは多くのスタイルに取り入れやすく、ナバホの伝統的で無骨なジュエリーながら、シンプルで普遍的な造形美を持つこちらの作品は、多くのスタイルにおいて良いアクセントになってくれると思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④



全体に多少のクスミはありますが良好なコンディションです。ターコイズもハイグロスを保っています。
【NAVAJO】ナバホの作品で、非常に伝統的なスタンプワークとファイルワーク/エングレイビングによって模様が刻まれたビンテージ・アンティークピンブローチです。

こちらのような造形/デザインを持つ作品は、U.S.NAVAJOの刻印が入る【Indian Arts & Crafts Board】の中でも、末尾に二桁のナンバーが入るピース、つまりインディアンスクールで作られた作品において見られるスタイルです。
こちらの作品も1930年代~40年代前半頃までに作られた作品で、おそらく上記と同様の背景を持つピースと思われ、ナバホの古い技術や美意識を踏襲し、素朴でシンプルながら手の込んだ造形を持った作品です。

インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースにスタンプとファイルワーク/エングレイビングによって立体的な表情がつけられ、エッジにはチゼルワークが施されています。 センターには美しいターコイズがセットされ、シンプルながら秀逸なデザイン。また、僅かに叩き出すことで施された曲面も美しい印象です。

【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)ナバホギルドや【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。 中でもIndian Arts & Crafts Boardは、『U.S.NAVAJO』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。
実際には、1930年代以降に隆盛した、【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産を目的としたメーカーの作品と、その製法や正当なインディアンジュエリーであること等を差別化するために発足されたようです。上記のような現在、フレッド・ハービースタイルと呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。 そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、サンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する選定が厳しく行われました。
現在、判明しているのは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = C. G. Wallace Trading Post 等がありますが、
末尾の数字が2桁のものはアメリカ中西部にいくつか点在しているインディアンスクールと、Ambrose Roanhorseが代表を務めたナバホギルドに与えられていたようです。

こちらの作品では、刻印やホールマーク等が一切施されておらず、作者や正確な背景を判断することは出来ませんが、同年代に存在したIACBの認定したインディアンスクールで制作された作品と同様の特徴を持っています。

ピンブローチは多くのスタイルに取り入れやすく、ナバホの伝統的で無骨なジュエリーながら、シンプルで普遍的な造形美を持つこちらの作品は、多くのスタイルにおいて良いアクセントになってくれると思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④



全体に多少のクスミはありますが良好なコンディションです。ターコイズもハイグロスを保っています。
Size

縦 約1.6㎝   横 約5.9㎝ 

Material

Ingot Silver, Turquoise