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JBO004513

【NAVAJO GUILD】Vintage Bias Stamped Heavy Silver Cuff c.1945~

【NAVAJO GUILD】Vintage Bias Stamped Heavy Silver Cuff c.1945~
235,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド(地金)に、大胆にバイアスラインを刻み、そのラインに合わせてエッジ部分にスタンプワークが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統を重視しながらもクリーンで無駄のないデザインに仕上げられた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、とても硬く重厚でなめらかな肌に仕上げられています。そこに『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術と『ファイルワーク』という鑢で削り出す原始的な技術/技法を駆使しすることで、立体的で美しい凹凸のバイアスラインが形成されています。さらに、厚み/エッジ部分にスタンプワークが施されることで構成されたシンプルで洗練された印象の作品。バイアスのライン模様は、彫りが深く強い陰影を生み出しており、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。
これらのシルバーワークはプリミティブで簡素なように感じられますが、実際には非常に正確で緻密な技術を必要とし、その造形センスを含め作者の卓越した技術力や熱量、信念さえも宿しているように感じられます。

また本作のような伝統的な製法を重視し、古典期の作品を踏襲した造形スタイル、そしてその制作理念はとても【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしいものであり、そのような考え方を守りながらも洗練されたシルバーワークとシンプルでクリーンなデザイン構成により、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。
現在では、ナバホのシルバースミスの中でも最高の技術を持つ作家の一人である【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが、本作をリバイバルした作品を制作しています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品にも前述のホールマーク 【Horned Moon】が刻印されており、シンプルでクリーンな構成ながら、ビンテージインディアンジュエリー独特の質感を持ち、『ナバホギルド』で作られたことが明確になっているハイエンドなピースです。

さらに、ナバホギルドにおいてAmbrose Roanhorseが推し進めた理念である「古典作品(技術)をベースにモダンで完成されたジュエリー」と云う特徴をしっかりと備え、ミニマムながら大胆な造形はさり気なくも特別な存在感と、普遍的で完成された造形美が感じられるバングルに仕上がっています。
またそれは、現在でも新鮮な印象を失っておらず非常にクリーンで、どんな装いにもフィットする汎用性とエレガントな表情も感じさせる上質感を持っています。また、こちらのようなインゴットシルバーから成形された作品は日常的な着用により細かな傷と共に艶が増し、その奥行きと完成度を高めていきます。

『ナバホギルド』で作られたことが明確になっているハイエンドなピースであり、歴史的な資料価値も高く大変コレクタブルで貴重な作品の一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、僅かなキズや摩耗等が見られますが、特にダメージはなく良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド(地金)に、大胆にバイアスラインを刻み、そのラインに合わせてエッジ部分にスタンプワークが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統を重視しながらもクリーンで無駄のないデザインに仕上げられた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、とても硬く重厚でなめらかな肌に仕上げられています。そこに『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術と『ファイルワーク』という鑢で削り出す原始的な技術/技法を駆使しすることで、立体的で美しい凹凸のバイアスラインが形成されています。さらに、厚み/エッジ部分にスタンプワークが施されることで構成されたシンプルで洗練された印象の作品。バイアスのライン模様は、彫りが深く強い陰影を生み出しており、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。
これらのシルバーワークはプリミティブで簡素なように感じられますが、実際には非常に正確で緻密な技術を必要とし、その造形センスを含め作者の卓越した技術力や熱量、信念さえも宿しているように感じられます。

また本作のような伝統的な製法を重視し、古典期の作品を踏襲した造形スタイル、そしてその制作理念はとても【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしいものであり、そのような考え方を守りながらも洗練されたシルバーワークとシンプルでクリーンなデザイン構成により、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。
現在では、ナバホのシルバースミスの中でも最高の技術を持つ作家の一人である【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが、本作をリバイバルした作品を制作しています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品にも前述のホールマーク 【Horned Moon】が刻印されており、シンプルでクリーンな構成ながら、ビンテージインディアンジュエリー独特の質感を持ち、『ナバホギルド』で作られたことが明確になっているハイエンドなピースです。

さらに、ナバホギルドにおいてAmbrose Roanhorseが推し進めた理念である「古典作品(技術)をベースにモダンで完成されたジュエリー」と云う特徴をしっかりと備え、ミニマムながら大胆な造形はさり気なくも特別な存在感と、普遍的で完成された造形美が感じられるバングルに仕上がっています。
またそれは、現在でも新鮮な印象を失っておらず非常にクリーンで、どんな装いにもフィットする汎用性とエレガントな表情も感じさせる上質感を持っています。また、こちらのようなインゴットシルバーから成形された作品は日常的な着用により細かな傷と共に艶が増し、その奥行きと完成度を高めていきます。

『ナバホギルド』で作られたことが明確になっているハイエンドなピースであり、歴史的な資料価値も高く大変コレクタブルで貴重な作品の一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、僅かなキズや摩耗等が見られますが、特にダメージはなく良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - M 程度。
レディースサイズ M - XL 程度

内径最大幅 約55.1㎜    正面幅(高さ) 約16.7㎜
内周 約133㎜    開口部 約20㎜
Inside Measurement 5 1/4 inch   opening 13/16 inch 

   ※バングルはサイズ調整可能です。Sサイズ以上、MLサイズ以下の男性、Mサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約43.7g