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JBO0010273

Atq Navajo/Pueblo? Heavy Silver Triangle Wire Cuff c.1930~?

Atq Navajo/Pueblo? Heavy Silver Triangle Wire Cuff c.1930~?
147,400 円(税込)
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Atq Navajo/Pueblo? Heavy Silver Triangle Wire Cuff  c.1930~?
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正確な正確の背景・詳細が不明な作品ながら【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーと思われる、キャストで成形された非常に重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)をベースとしたアンティーク/ビンテージバングルです。

残念ながらその制作背景を特定する事が出来ないピースとなっていますが、本作と同一の造形・デザインの作品は『U.S.NAVAJO 60』の文字が刻印された作品において発見されています。
それは、その刻印によって【サンタフェインディアンスクール】において制作され【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の認証を受けた作品である事が判断可能となっており、本作も同様の背景を持つ可能性が高いように思われますが、確証を得ることは不可能かと思われます。

また、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品においても、本作と同様のフォルムをベースとしながら、さらにスタンプワークの刻まれたブレスレットが残されています。


大変シンプルな造形の為ネイティブアメリカンジュエリーである事も明確ではありませんが、ネイティブアメリカン居留地内で発見された事や、素材・産地等を表す刻印が全く刻まれていない事、そしてその造形・デザインによりナバホジュエリーである事が推測可能であり、前述の通りインディアンスクールの彫金クラスにおいて1930年代~1960年代頃に制作された可能性の高い作品です。

キャスト(トゥーファ・サンドキャスト)によってある程度成形したと思われる重厚なトライアングルワイヤーは90g近い重量を誇り、丁寧にヤスリで削り出すことによって滑らかな肌とエッジーでソリッドな表情が与えられています。
内側もフラットに削り鞣されている事で手首に心地よいフィット感となっています。

無機質で精巧に造形されているように感じられますが、両ターミナル(両端)の幅(太さ)に僅かな『差』が確認可能であるなど、ハンドメイドの味わいも本作の魅力を引き立てています。


また、三角形の断面を持つトライアングルワイヤーの造形は、現代のナバホジュエリーにおいても受け継がれる伝統的な造形スタイルの一つですが、本作の様にフロントに大きく幅と厚みを持ち、ターミナル(両端)に向けて細くなる造形は現代においては殆ど見られないフォルムとなっています。

ミニマムなデザインにより洗練された完成度を有し、クリーンでシンプルな作品ながらナバホジュエリーらしい印象とアーシーな魅力も帯びたブレスレットとなっています。



【Indian School】インディアンスクールは、アメリカ中西部で古くから運営されるネイティブアメリカン向けの学校で、基礎教育から職業訓練まで幅広い活動を行っています。

1930年代には【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が彫金クラスで教員として技術を教えており、近代では【Perry Shorty】ペリー・ショーティーなども教員を務めています。



【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、インディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。
『U.S.NAVAJO』『U.S. ZUNI』『U.S. HOPI』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。

国としての歴史が浅く、カルチャーやアートに乏しいと考えたアメリカ政府が、インディアンアート/クラフトをアメリカの誇る独自のアート・工芸として世界的に認知させることもIACB発足の目的だったようです。

さらに、1930年代以降に隆盛した【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産化を推し進めたメーカーによるマスプロ品と、その製法や工程において正当なインディアンジュエリーであること等を差別化する事も必要とされていました。
上記のような現在『フレッド・ハービースタイル』と呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。
そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。

Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、フォートウィンゲート及びサンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、その素材から製法・仕上げに至るまで『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する厳しいガイドラインが設定されました。

前述の様に末尾のナンバーはそれぞれトレーディングポストや工房を表しています。
現在、判明しているナンバーは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = C. G. Wallace Trading Post 等があります。

また、末尾の数字が二桁(20~60、70はナバホギルド)のものはアメリカ中西部に点在している政府が運営するインディアンスクールの彫金クラスで制作されたピースになります。

それらのホールマーク刻印は、ティファニー社に制作をオーダーしたとされており、通常はジュエリー制作の初期段階で刻むのがホールマークや素材表記の刻印ですが、ジュエリーの製法や素材に対する厳正な審査を受けた事を証明する為の刻印であるU.S.NAVAJO/U.S. ZUNI/U.S. HOPIの刻印は、作品完成後に刻印され、中央ではなくサイドやターミナルに近い場所に刻印されている事が多いのも特徴です。

その認証システムは、伝統的な作品を扱うトレーダーにとって非常に重要であり高い需要があったようですが、その審査を担当した彫金の教員経験を持つシルバースミスは僅か数人であり、アメリカ中西部の広い範囲に分布したトレーディングポストを回って審査・認証していくという供給が全く追い付かず、その為にシステム自体が短命に終わってしまったようです。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、Indian Arts & Crafts Boardの責任者であもあるAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力した影響を受けているのではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた為か、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。

そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1940年代末以降には『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。


ナバホギルドの代表を務めたAmbrose Roanhorseは後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。


ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますがそれに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。
コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作もAmbrose Roanhorseが提唱し、育んだ「古典作品(技術)をベースにモダンで完成されたジュエリー」という理念が感じられ、ビンテージジュエリーの素朴で武骨な雰囲気と、伝統的な造形スタイルであるトライアングルシェイプによるエッジーな表情を併せ持ったブレスレットです。


程よい幅と馴染みの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。
また、ビンテージ作品ながらミニマムでモダンな印象のブレスレットであり、長年にわたってご愛用いただけると思われます。

その削ぎ落とされたデザインの中に、ハンドメイド特有の有機的なフォルムと構築的で無機質な印象が与えられており、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なバングル。多くのスタイルにフィットしながら、変幻自在な表情を見せる作品です。


制作背景を明言できない作品ではありますが、その推察される可能性だけでなくシルバージュエリーとして秀逸な造形美を誇るキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや細かなキズ、ヤスリ跡等のハンドメイドによる造形特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感を感じさせない状態を保っています。
正確な正確の背景・詳細が不明な作品ながら【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーと思われる、キャストで成形された非常に重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)をベースとしたアンティーク/ビンテージバングルです。

残念ながらその制作背景を特定する事が出来ないピースとなっていますが、本作と同一の造形・デザインの作品は『U.S.NAVAJO 60』の文字が刻印された作品において発見されています。
それは、その刻印によって【サンタフェインディアンスクール】において制作され【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の認証を受けた作品である事が判断可能となっており、本作も同様の背景を持つ可能性が高いように思われますが、確証を得ることは不可能かと思われます。

また、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品においても、本作と同様のフォルムをベースとしながら、さらにスタンプワークの刻まれたブレスレットが残されています。


大変シンプルな造形の為ネイティブアメリカンジュエリーである事も明確ではありませんが、ネイティブアメリカン居留地内で発見された事や、素材・産地等を表す刻印が全く刻まれていない事、そしてその造形・デザインによりナバホジュエリーである事が推測可能であり、前述の通りインディアンスクールの彫金クラスにおいて1930年代~1960年代頃に制作された可能性の高い作品です。

キャスト(トゥーファ・サンドキャスト)によってある程度成形したと思われる重厚なトライアングルワイヤーは90g近い重量を誇り、丁寧にヤスリで削り出すことによって滑らかな肌とエッジーでソリッドな表情が与えられています。
内側もフラットに削り鞣されている事で手首に心地よいフィット感となっています。

無機質で精巧に造形されているように感じられますが、両ターミナル(両端)の幅(太さ)に僅かな『差』が確認可能であるなど、ハンドメイドの味わいも本作の魅力を引き立てています。


また、三角形の断面を持つトライアングルワイヤーの造形は、現代のナバホジュエリーにおいても受け継がれる伝統的な造形スタイルの一つですが、本作の様にフロントに大きく幅と厚みを持ち、ターミナル(両端)に向けて細くなる造形は現代においては殆ど見られないフォルムとなっています。

ミニマムなデザインにより洗練された完成度を有し、クリーンでシンプルな作品ながらナバホジュエリーらしい印象とアーシーな魅力も帯びたブレスレットとなっています。



【Indian School】インディアンスクールは、アメリカ中西部で古くから運営されるネイティブアメリカン向けの学校で、基礎教育から職業訓練まで幅広い活動を行っています。

1930年代には【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が彫金クラスで教員として技術を教えており、近代では【Perry Shorty】ペリー・ショーティーなども教員を務めています。



【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、インディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。
『U.S.NAVAJO』『U.S. ZUNI』『U.S. HOPI』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。

国としての歴史が浅く、カルチャーやアートに乏しいと考えたアメリカ政府が、インディアンアート/クラフトをアメリカの誇る独自のアート・工芸として世界的に認知させることもIACB発足の目的だったようです。

さらに、1930年代以降に隆盛した【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産化を推し進めたメーカーによるマスプロ品と、その製法や工程において正当なインディアンジュエリーであること等を差別化する事も必要とされていました。
上記のような現在『フレッド・ハービースタイル』と呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。
そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。

Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、フォートウィンゲート及びサンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、その素材から製法・仕上げに至るまで『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する厳しいガイドラインが設定されました。

前述の様に末尾のナンバーはそれぞれトレーディングポストや工房を表しています。
現在、判明しているナンバーは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = C. G. Wallace Trading Post 等があります。

また、末尾の数字が二桁(20~60、70はナバホギルド)のものはアメリカ中西部に点在している政府が運営するインディアンスクールの彫金クラスで制作されたピースになります。

それらのホールマーク刻印は、ティファニー社に制作をオーダーしたとされており、通常はジュエリー制作の初期段階で刻むのがホールマークや素材表記の刻印ですが、ジュエリーの製法や素材に対する厳正な審査を受けた事を証明する為の刻印であるU.S.NAVAJO/U.S. ZUNI/U.S. HOPIの刻印は、作品完成後に刻印され、中央ではなくサイドやターミナルに近い場所に刻印されている事が多いのも特徴です。

その認証システムは、伝統的な作品を扱うトレーダーにとって非常に重要であり高い需要があったようですが、その審査を担当した彫金の教員経験を持つシルバースミスは僅か数人であり、アメリカ中西部の広い範囲に分布したトレーディングポストを回って審査・認証していくという供給が全く追い付かず、その為にシステム自体が短命に終わってしまったようです。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、Indian Arts & Crafts Boardの責任者であもあるAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力した影響を受けているのではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた為か、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。

そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1940年代末以降には『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。


ナバホギルドの代表を務めたAmbrose Roanhorseは後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。


ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますがそれに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。
コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作もAmbrose Roanhorseが提唱し、育んだ「古典作品(技術)をベースにモダンで完成されたジュエリー」という理念が感じられ、ビンテージジュエリーの素朴で武骨な雰囲気と、伝統的な造形スタイルであるトライアングルシェイプによるエッジーな表情を併せ持ったブレスレットです。


程よい幅と馴染みの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。
また、ビンテージ作品ながらミニマムでモダンな印象のブレスレットであり、長年にわたってご愛用いただけると思われます。

その削ぎ落とされたデザインの中に、ハンドメイド特有の有機的なフォルムと構築的で無機質な印象が与えられており、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なバングル。多くのスタイルにフィットしながら、変幻自在な表情を見せる作品です。


制作背景を明言できない作品ではありますが、その推察される可能性だけでなくシルバージュエリーとして秀逸な造形美を誇るキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや細かなキズ、ヤスリ跡等のハンドメイドによる造形特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感を感じさせない状態を保っています。
Size

メンズサイズ XS - M 程度
レディースサイズ ML - L 程度

内径最大幅 約57.4㎜    正面幅(高さ) 約20.6㎜
内周 約136㎜    開口部 約27.5㎜
Inside Measurement 5 1/16inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、XS~MLサイズの男性、M~XLサイズの女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver    約87.4g