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JRO0310806

【Fred Thompson】Navajo Three Turquoise Row Ring c.1950~

【Fred Thompson】Navajo Three Turquoise Row Ring c.1950~
163,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、高度なシルバーワークによって形作られた立体的で流麗なフォルムをベースに3つのターコイズがセットされた作品。その際立った存在感を示すボリューム感と同作者らしい完成度が大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

内側にはFred Thompson個人のホールマーク(~)と共に『TT』の文字が刻まれており、これは同作者が長く所属した【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)を表しています。

またその刻印により、同作者がTOBE TURPEN'Sから独立する1960年代末頃以前(1940年代末~1960年代)に作られた作品である事が判断可能な作品です。


ナバホの伝統的な技術とFred Thompsonらしい流麗な造形で構成され、本作の様に大きく構成されたフェイスのリングは、ネイティブアメリカンジュエリーにおいてそれほど珍しい特徴ではありませんが、一目でその質の高さや重量感、偉大な作者による造形である事が判断できる不思議な魅力と細部の完成度が際立った作品です。

シャンクは、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたハーフラウンドワイヤーをベースとして、サイドからフロントに向かって3本に割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホの伝統的なスタイルに造形。それにより、縦に長いシェイプのフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。


そこに、3つのナチュラルなターコイズが縦方向に並べられた『ローワーク』とも呼ばれるスタイルの造形となっており、スクエアカットの石を中心として、上下にはトライアングルシェイプの石が配されることで、フェイスのフォルムと呼応した優れたバランスが実現しています。

そしてそれらの両サイドにはハンマーワークによりドーム状の曲面が形作られた三日月状のパーツが配され、石に近い部分を空洞として残す事によって『シャドーボックス』と呼ばれる造形スタイルが生み出され、石の色彩を際立たせています。


それらのパーツにはバイアス方向にライン模様が刻まれる事で、左右非対称で植物の様な有機的なフォルムが強調されています。
さらに、それらの上下にはシルバーボール/シルバードロップが連続して配されており、ナバホジュエリーらしい表情と共に柔らかでナチュラルな印象を与えます。


どのディテールも、現在では特別なデザインや技術ではありませんが、細かな部分も手抜きのない丁寧なシルバーワークで構成され、何よりそれらによって生まれる多くの作品と異なった質と美しさが巨匠と呼ばれるFred Thompsonたる所以であると感じさせます。



ターコイズは深遠で複雑な表情をもつ【Fox Turquoise】フォックスターコイズの可能性が高いように思われます。
【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等でも似た色相の石が見られる為、その鉱山を明確にする事が出来ませんが、独特の透明感やグリーンブルーのグラデーション等からは、フォックスターコイズが想起されます。

柔らかな色相を基調としていますが、その高い硬度を感じさせる透明感によって、奥行きと複雑な景色が形成されることで特別な魅力を秘めた石となっています。

マトリックスロスや変色があると思われますが、本作がエレガントで上品な印象とインディアンジュエリーらしいアーシーな魅力を兼ね備えるリングとなっているのは、この石の持つクオリティと色彩がもたらしているようです。


【Fox Turquoise】フォックスターコイズは、1900年代初頭に発見された鉱山で、ネバダ州の鉱山の中でも最大の産出量を誇ります。

産出量に比例してそのカラーバリエーションも幅広い鉱山ですが、こちらの石のようなカラーと柔らかなグラデーション、強い透明感を持った個体がフォックスターコイズらしい色相・表情として高くグレーディングされています。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。
巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。

美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。
本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。



【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。

若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。
またTOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは同氏が、所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。

1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名で、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。

アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描きインディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。

さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホの伝統を重視したオールドスタイルと、本作の様なハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いフレッド・トンプソンですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家です。

また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは同氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと思われ、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになりました。

残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。



本作もフレッド・トンプソンらしく、流麗で立体的な造形とそれを上品に仕立て上げている造形センスが大変魅力的な作品です。
ターコイズを縦方向に羅列したナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルを、有機的な曲線を重視した意匠により、とても柔らかくエレガントな印象に昇華しており、唯一無二の造形美が生み出されています。


華やかなボリューム感を持ったフェイスや、味わい深いターコイズとそれを際立たせるシルバーワークには、作者の根底にあるアニミズムの思想や自然に対する畏敬の念を感じさせるインディアンジュエリー独特の美意識が感じられます。

優美な造形美とアーシーで静かな魅力を湛えるターコイズにより、強い存在感を示すボリューム感を持ちながら多くのスタイルに馴染みやすい印象を与え、女性に向いた小さなサイズながら男性のピンキーリングとしても魅力的なリングです。


Fred Thompson独特の素晴らしいクオリティを誇る作品であり、とても丁寧で高い技術に裏付けられたシルバーワークのディテール一つ一つによって生み出された上質感が素晴らしく、ウェアラブルアート/アートピースとしても高く評価される貴重なジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーのクスミや多少のキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージは無く良い状態を保っています。

また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらは天然石に由来する『マトリックスロス』であり、少し変色もあるかと思われますが、現在も美しい色相を保ち目立ったダメージの無い状態です。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、高度なシルバーワークによって形作られた立体的で流麗なフォルムをベースに3つのターコイズがセットされた作品。その際立った存在感を示すボリューム感と同作者らしい完成度が大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

内側にはFred Thompson個人のホールマーク(~)と共に『TT』の文字が刻まれており、これは同作者が長く所属した【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)を表しています。

またその刻印により、同作者がTOBE TURPEN'Sから独立する1960年代末頃以前(1940年代末~1960年代)に作られた作品である事が判断可能な作品です。


ナバホの伝統的な技術とFred Thompsonらしい流麗な造形で構成され、本作の様に大きく構成されたフェイスのリングは、ネイティブアメリカンジュエリーにおいてそれほど珍しい特徴ではありませんが、一目でその質の高さや重量感、偉大な作者による造形である事が判断できる不思議な魅力と細部の完成度が際立った作品です。

シャンクは、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたハーフラウンドワイヤーをベースとして、サイドからフロントに向かって3本に割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホの伝統的なスタイルに造形。それにより、縦に長いシェイプのフェイスに向けて自然な流れを生み出しています。


そこに、3つのナチュラルなターコイズが縦方向に並べられた『ローワーク』とも呼ばれるスタイルの造形となっており、スクエアカットの石を中心として、上下にはトライアングルシェイプの石が配されることで、フェイスのフォルムと呼応した優れたバランスが実現しています。

そしてそれらの両サイドにはハンマーワークによりドーム状の曲面が形作られた三日月状のパーツが配され、石に近い部分を空洞として残す事によって『シャドーボックス』と呼ばれる造形スタイルが生み出され、石の色彩を際立たせています。


それらのパーツにはバイアス方向にライン模様が刻まれる事で、左右非対称で植物の様な有機的なフォルムが強調されています。
さらに、それらの上下にはシルバーボール/シルバードロップが連続して配されており、ナバホジュエリーらしい表情と共に柔らかでナチュラルな印象を与えます。


どのディテールも、現在では特別なデザインや技術ではありませんが、細かな部分も手抜きのない丁寧なシルバーワークで構成され、何よりそれらによって生まれる多くの作品と異なった質と美しさが巨匠と呼ばれるFred Thompsonたる所以であると感じさせます。



ターコイズは深遠で複雑な表情をもつ【Fox Turquoise】フォックスターコイズの可能性が高いように思われます。
【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等でも似た色相の石が見られる為、その鉱山を明確にする事が出来ませんが、独特の透明感やグリーンブルーのグラデーション等からは、フォックスターコイズが想起されます。

柔らかな色相を基調としていますが、その高い硬度を感じさせる透明感によって、奥行きと複雑な景色が形成されることで特別な魅力を秘めた石となっています。

マトリックスロスや変色があると思われますが、本作がエレガントで上品な印象とインディアンジュエリーらしいアーシーな魅力を兼ね備えるリングとなっているのは、この石の持つクオリティと色彩がもたらしているようです。


【Fox Turquoise】フォックスターコイズは、1900年代初頭に発見された鉱山で、ネバダ州の鉱山の中でも最大の産出量を誇ります。

産出量に比例してそのカラーバリエーションも幅広い鉱山ですが、こちらの石のようなカラーと柔らかなグラデーション、強い透明感を持った個体がフォックスターコイズらしい色相・表情として高くグレーディングされています。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。
巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。

美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。
本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。



【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。

若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。
またTOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは同氏が、所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。

1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名で、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。

アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描きインディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。

さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホの伝統を重視したオールドスタイルと、本作の様なハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いフレッド・トンプソンですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家です。

また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは同氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと思われ、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになりました。

残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。



本作もフレッド・トンプソンらしく、流麗で立体的な造形とそれを上品に仕立て上げている造形センスが大変魅力的な作品です。
ターコイズを縦方向に羅列したナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルを、有機的な曲線を重視した意匠により、とても柔らかくエレガントな印象に昇華しており、唯一無二の造形美が生み出されています。


華やかなボリューム感を持ったフェイスや、味わい深いターコイズとそれを際立たせるシルバーワークには、作者の根底にあるアニミズムの思想や自然に対する畏敬の念を感じさせるインディアンジュエリー独特の美意識が感じられます。

優美な造形美とアーシーで静かな魅力を湛えるターコイズにより、強い存在感を示すボリューム感を持ちながら多くのスタイルに馴染みやすい印象を与え、女性に向いた小さなサイズながら男性のピンキーリングとしても魅力的なリングです。


Fred Thompson独特の素晴らしいクオリティを誇る作品であり、とても丁寧で高い技術に裏付けられたシルバーワークのディテール一つ一つによって生み出された上質感が素晴らしく、ウェアラブルアート/アートピースとしても高く評価される貴重なジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーのクスミや多少のキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージは無く良い状態を保っています。

また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらは天然石に由来する『マトリックスロス』であり、少し変色もあるかと思われますが、現在も美しい色相を保ち目立ったダメージの無い状態です。
Size

日本規格 約 11号  円周 約 51.5㎜    us 6
正面幅 約 42.9㎜

Material

Silver, Turquoise