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JRO0010408

【Carmelo Patania】Organic Silver Nugget Brutalism Ring c.1950

【Carmelo Patania】Organic Silver Nugget Brutalism Ring c.1950
64,900 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DUNVH0eAarv/
イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の実弟【Carmelo "Pat" Patania】カルメロ・パット・パタニア(1902-1999)による作品。自然なシルバーナゲット(自然銀)をイメージした装飾により独特なデザイン・造形が生み出されたアンティーク/ビンテージリングです。

建築を発祥とする美学的概念『ブルータリズム』の影響を感じさせる、自然界から産出した自然銀(シルバーナゲット)の無作為で粗野な魅力をジュエリーに落とし込んだ独特な趣を持った作品となっています。


1950年代~1970年代前後のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaと共にサンダーバードショップを運営したCarmelo Pataniaらしく、当時のサウスウエストジュエリーやネイティブアメリカンジュエリーとは異なる独自性と価値観を備えた作品です。

シルバーのみで構成されたフルエタニティ(リングの全周に装飾が施された)デザインですが、シルバーナゲットの荒々しく複雑な質感により、シンプルなデザインながら見る角度と位置によって大きく異なる表情を見せます。


シャンクの上下にはハーフラウンドに近いワイヤーが配され、それらによって作られた狭間にシルバーナゲットが連続して施されています。
※シルバーナゲットは、実際に鉱山から発見されたネイティブシルバー(自然銀)を使用しているのではなく、それらをイメージして無作為なシルバーナゲットを制作していると思われます。


厚い地金とハーフラウンドワイヤーにより、ぽってりとした丸みのある美しいフォルムが現れ、その丸く立体的なシェイプはシンプルながらしっかりとした存在感を示します。

またロウ付けの跡や使用感等、全体に粗暴な印象となっていますが、それらの摩耗やキズ等も含め、デザイン・造形の特徴に内包されているように感じられるリングとなっています。


内側には、Carmelo Pataniaのパーソナルなホールマーク『CP』とSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプが刻印されており、Carmelo Patania本人によって制作されたものと判断可能です。



【Carmelo Patania】カルメロ・パタニアは【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の弟として、1902年2月3日にイタリア・シチリア島にあるメッシーナという町に誕生しました。

1908年末に起きた大地震で故郷であるメッシーナが壊滅的な被害を受けたため、家族とともにニューヨーク市に移住することとなりました。そして、1930年にニューヨークで大工として働いていた時、兄であるFrank Pataniaからサンタフェで銀細工を学びに来ないかと誘われます。

そしてCarmelo PataniaはFrank Pataniaと彼の妻オーロラと一緒に暮らし、兄の下でシルバーワークを学びながらサンダーバードショップの店長として働き始めました。

Frank Pataniaがアリゾナ州ツーソンにて2号店を開いた1937年頃には、Carmelo Pataniaは現地に移り、兄が不在の夏の間その店の経営を任されました。
2号店を経営する傍らCarmelo Pataniaは工房を監修し、職人としてサンダーバードスタイルのジュエリーを製作し続けました。

1943年に結婚しアリゾナ州ツーソンに居を構えます。
そして、28年間兄の下で働いた後の1958年、サンダーバードショップが転居した跡地に「カチナショップ」をオープンしました。

そこはFrank Pataniaのサンダーバードショップを彷彿とさせ、Carmelo Patania自身が制作したジュエリーや工芸品を取り揃えていました。
1980年に閉店するまで、多くの顧客のオーダーに応えながら制作を続けました。

引退後は趣味のガーデニングに時間を費やし、1999年3月24日に97歳で亡くなっておられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。
その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。

転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。
当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。

彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



『STERLING』の刻印は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作もThunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。
特に無作為でアーシーなイメージを生み出している自然銀/ネイティブシルバーを模したシルバーナゲットを軸としたデザインには、ブルータリズム等の美学的概念が垣間見え、それは当時のサウスウエスタンジュエリーには存在しなかった価値観や美意識であり、Carmelo Pataniaが好んだ造形スタイルの一つでもあります。


ナバホジュエリーの伝統的な技術や価値観を踏襲しながらも、新しい試みやアーティで現代的なセンスを感じさせる作品です。

シルバーナゲットのアーシーな印象と共に柔らかなボリューム感を際立たせるフォルムが美しいリングとなっており、独特の強さと存在感と持つピースですが、多くのスタイルに違和感なくフィットし、性別やスタイルを問わず馴染みやすいリングです。


武骨で素朴なシルバーワークにCarmelo "Pat" Pataniaの個性や美意識が宿った作品であり、コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



全体にシルバーのクスミやキズ、多少の摩耗が見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラも確認できますが、それらのダメージがあまり目立たないリングであり、着用に不安のないコンディションを保っています。
イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の実弟【Carmelo "Pat" Patania】カルメロ・パット・パタニア(1902-1999)による作品。自然なシルバーナゲット(自然銀)をイメージした装飾により独特なデザイン・造形が生み出されたアンティーク/ビンテージリングです。

建築を発祥とする美学的概念『ブルータリズム』の影響を感じさせる、自然界から産出した自然銀(シルバーナゲット)の無作為で粗野な魅力をジュエリーに落とし込んだ独特な趣を持った作品となっています。


1950年代~1970年代前後のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaと共にサンダーバードショップを運営したCarmelo Pataniaらしく、当時のサウスウエストジュエリーやネイティブアメリカンジュエリーとは異なる独自性と価値観を備えた作品です。

シルバーのみで構成されたフルエタニティ(リングの全周に装飾が施された)デザインですが、シルバーナゲットの荒々しく複雑な質感により、シンプルなデザインながら見る角度と位置によって大きく異なる表情を見せます。


シャンクの上下にはハーフラウンドに近いワイヤーが配され、それらによって作られた狭間にシルバーナゲットが連続して施されています。
※シルバーナゲットは、実際に鉱山から発見されたネイティブシルバー(自然銀)を使用しているのではなく、それらをイメージして無作為なシルバーナゲットを制作していると思われます。


厚い地金とハーフラウンドワイヤーにより、ぽってりとした丸みのある美しいフォルムが現れ、その丸く立体的なシェイプはシンプルながらしっかりとした存在感を示します。

またロウ付けの跡や使用感等、全体に粗暴な印象となっていますが、それらの摩耗やキズ等も含め、デザイン・造形の特徴に内包されているように感じられるリングとなっています。


内側には、Carmelo Pataniaのパーソナルなホールマーク『CP』とSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプが刻印されており、Carmelo Patania本人によって制作されたものと判断可能です。



【Carmelo Patania】カルメロ・パタニアは【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の弟として、1902年2月3日にイタリア・シチリア島にあるメッシーナという町に誕生しました。

1908年末に起きた大地震で故郷であるメッシーナが壊滅的な被害を受けたため、家族とともにニューヨーク市に移住することとなりました。そして、1930年にニューヨークで大工として働いていた時、兄であるFrank Pataniaからサンタフェで銀細工を学びに来ないかと誘われます。

そしてCarmelo PataniaはFrank Pataniaと彼の妻オーロラと一緒に暮らし、兄の下でシルバーワークを学びながらサンダーバードショップの店長として働き始めました。

Frank Pataniaがアリゾナ州ツーソンにて2号店を開いた1937年頃には、Carmelo Pataniaは現地に移り、兄が不在の夏の間その店の経営を任されました。
2号店を経営する傍らCarmelo Pataniaは工房を監修し、職人としてサンダーバードスタイルのジュエリーを製作し続けました。

1943年に結婚しアリゾナ州ツーソンに居を構えます。
そして、28年間兄の下で働いた後の1958年、サンダーバードショップが転居した跡地に「カチナショップ」をオープンしました。

そこはFrank Pataniaのサンダーバードショップを彷彿とさせ、Carmelo Patania自身が制作したジュエリーや工芸品を取り揃えていました。
1980年に閉店するまで、多くの顧客のオーダーに応えながら制作を続けました。

引退後は趣味のガーデニングに時間を費やし、1999年3月24日に97歳で亡くなっておられます。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。

6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。
その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。

転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。
当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。

彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



『STERLING』の刻印は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作もThunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。
特に無作為でアーシーなイメージを生み出している自然銀/ネイティブシルバーを模したシルバーナゲットを軸としたデザインには、ブルータリズム等の美学的概念が垣間見え、それは当時のサウスウエスタンジュエリーには存在しなかった価値観や美意識であり、Carmelo Pataniaが好んだ造形スタイルの一つでもあります。


ナバホジュエリーの伝統的な技術や価値観を踏襲しながらも、新しい試みやアーティで現代的なセンスを感じさせる作品です。

シルバーナゲットのアーシーな印象と共に柔らかなボリューム感を際立たせるフォルムが美しいリングとなっており、独特の強さと存在感と持つピースですが、多くのスタイルに違和感なくフィットし、性別やスタイルを問わず馴染みやすいリングです。


武骨で素朴なシルバーワークにCarmelo "Pat" Pataniaの個性や美意識が宿った作品であり、コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



全体にシルバーのクスミやキズ、多少の摩耗が見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラも確認できますが、それらのダメージがあまり目立たないリングであり、着用に不安のないコンディションを保っています。
Size

日本規格 約 18号   円周 約 58.8㎜   us 9
正面幅 約 11.4㎜

Material

Sterling Silver