【ZUNI】ズニのビンテージジュエリー、両腕を広げた愛らしいミッキーマウス?をモチーフとした独特の雰囲気を持ったビンテージ/オールドリングです。
キャッチーなアイテムながら全て手作業による細かなインレイ技法で構成され、ズニのキャラクターモチーフ作品(ズニトゥーンズ)の中でもとてもキュートなピースとなっています。
また本作は、多くの類似作品で用いられているマザーオブパール/白蝶貝ではなくアバロンシェル/孔雀貝を使用し、白い部分をグレートーンに置き換えている事によりキッチュなデザインながら落ち着いた雰囲気を帯びた作品に知上げられています。
1970年代後半~1980年代頃に作られた作品と思われ、ヒッピーやフラワームーブメントの時代背景を色濃く反映したリラックス感があり、独特な解釈でミッキーが表現されています。
全てハンドメイドによって作られたシルバーのベースにアバロンシェル、スパイニ―オイスターやターコイズが丁寧なカットによって嵌め込まれています。
耳や鼻の丸いパーツをはじめ、全てがドーム型にカットされているのもポイント。少し荒い部分もありますが、それらも含め当時らしい味わいが感じられます。
こちらの様なアイコニックなキャラクターモチーフのインレイジュエリーは、ズニトゥーンズとも呼ばれそれらのビンテージピースは、日本ではあまり紹介されていないアイテムですが、アメリカではコレクターが多く、大変人気の高い作品群となっています。
ズニの巨匠【Veronica Poblano】ベロニカ・ポブラノ(1952-)が創始者として知られており、ナバホ出身ながらインレイ技法を好んだ作家【Carol Kee】キャロル・キー等が有名です。
ズニの作家によって多くの作品が制作されましたが、ディズニーの指摘などであまり制作されなくなりました。
アバロンシェル/孔雀貝は、海のオパールとも呼ばれる美しい色彩と光を持つ貝殻です。アワビの貝殻における真珠層を示し、とても複雑でエレガントな表情が特徴的です。
また、ナチュラルでアーシーなカラーや柔らかな輝きは肌への馴染みが素晴らしく、上品な印象を与えるマテリアルとなっています。
【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。
ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、本作はシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。
本作もマルチストーンのインレイで構成されており、そのカラーリングも美しいピースです。
遊び心あふれるキャッチーなリングですが、落ち着いた印象の色彩やビンテージピース独特の味わいは大人向けのアイテムとなっており、日常のコーディネートに遊び心と可愛いアクセントを与えてくれます。
またアイコニックなモチーフのリングですが、意外に多くのスタイルに馴染みが良く、性別や季節を問わずお使い頂ける作品となっています。
現在では発見する事が困難であり、なかなか出会えない貴重なビンテージズニジュエリーの一つとなっています。
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コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミや多少のキズ等が見られ、ハンドメイド特有の制作上のムラがありますが、ダメージは無くとても良い状態を保っています。