ITEM CODE:
JBO008978

Vintage Navajo Casted Blank Front Heavy Silver Cuff c.1950~

Vintage Navajo Casted Blank Front Heavy Silver Cuff c.1950~
187,000HOLD 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DCZUlX4TODm/
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、トゥーファ/サンドキャスト成形されたバンドはフェイス部分がブランク(空白)となった非常にシンプルなデザイン。突出したオリジナリティと重厚な造り、美しい仕上げが素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

伝統的な造形技法で作り上げられていますが、突出した造形センスとシルバーの硬い質感により、特別な上質感と現代的でアーティーな魅力を備えた作品となっています。


ホールマーク(作者のサイン)やスタンプワーク等、制作背景を特定する判断材料が乏しく、非常に綺麗な仕上げや類似作品が発見されていない事等により、背景の推測が難しい作品です。

その制作時期も1940年代~1980年代まで広く可能性を捨てきれませんが、おそらくは1950年代~1960年代頃に作られた可能性の高いピースとなっています。

製法もトゥーファキャストとサンドキャスト、双方の可能性が考えられますが、類似作品の無い造形である事やその仕上げからトゥーファキャスト成形の方が可能性が高いであろうと思われます。


フロントをブランク(空白)に構成しており、このようなブランクフロントはとても古い作品でも発見されているディテールです。
1910年代以前の個体でも発見されており、元々はそのブランク部分に記念のイニシャルやメッセージ等を彫り込む為にブランクに造形されたツーリスト向けの作品が遺されています。

シグネットアイテムに近い意味合いを持つデザインですが、それらの造形スタイルを受け継いだ現代の作品では、文字等を刻む為ではなく、その空白を活かしたデザインが主流となっており、本作もおそらくはアンティーク作品を下敷きとしてミッドセンチュリー期にブラッシュアップされた造形かと思います。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



また前述の通り、本作にはホールマークの刻印もなく、その制作背景や作者等を特定することはできませんが、ナバホの伝説的な名工【Tom Burnside】トム・バーンサイド(1917-1957)や、ナバホギルドの代表を務めた大巨匠である【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)等の作品が想起されます。


シンプルだからこそ作者の造形センスや卓越したシルバーワークの技術力が感じられるブレスレットです。
また滑らかなシルバーの肌は、ヤスリによる丁寧な削り作業や仕上げの研磨によるものであり、エッジーな表情や独特な上質感を生み出しています。


さらに本作の、極限まで無駄を削ぎ落としたミニマルな造形は、現代に全く同じデザインが継承されていても不思議ではないキャストデザインですが、同じデザインを持つ作品は発見されておらず、類似作品に出合う事も不可能に近いと推測されるブレスレットです。

まるで時計の様にも見えるデザインですが、フェイスの無い時計というエモーショナルで現代アートの様な印象も受ける造形も唯一無二な魅力をより高めているようです。


またワイドな幅のバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は派手な存在感を与えず、シンプルながら重厚な造りは武骨な印象を作ります。
さらにプレーンなシルバーは、着用している服の色やその場の環境、そして周辺の景色を映し出し、多くのスタイリングに自然に馴染みフィットさせる事が出来る汎用性を持つバングルです。


ナバホジュエリーらしい威厳のある表情も持ち、アーカイブとしての価値も非常に高い作品。立体的で重厚な造りとクラシックな印象も大変魅力的であり、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
僅かなクスミや直線の線キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感をほとんど感じさせずダメージやリペアの跡等の無い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、トゥーファ/サンドキャスト成形されたバンドはフェイス部分がブランク(空白)となった非常にシンプルなデザイン。突出したオリジナリティと重厚な造り、美しい仕上げが素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

伝統的な造形技法で作り上げられていますが、突出した造形センスとシルバーの硬い質感により、特別な上質感と現代的でアーティーな魅力を備えた作品となっています。


ホールマーク(作者のサイン)やスタンプワーク等、制作背景を特定する判断材料が乏しく、非常に綺麗な仕上げや類似作品が発見されていない事等により、背景の推測が難しい作品です。

その制作時期も1940年代~1980年代まで広く可能性を捨てきれませんが、おそらくは1950年代~1960年代頃に作られた可能性の高いピースとなっています。

製法もトゥーファキャストとサンドキャスト、双方の可能性が考えられますが、類似作品の無い造形である事やその仕上げからトゥーファキャスト成形の方が可能性が高いであろうと思われます。


フロントをブランク(空白)に構成しており、このようなブランクフロントはとても古い作品でも発見されているディテールです。
1910年代以前の個体でも発見されており、元々はそのブランク部分に記念のイニシャルやメッセージ等を彫り込む為にブランクに造形されたツーリスト向けの作品が遺されています。

シグネットアイテムに近い意味合いを持つデザインですが、それらの造形スタイルを受け継いだ現代の作品では、文字等を刻む為ではなく、その空白を活かしたデザインが主流となっており、本作もおそらくはアンティーク作品を下敷きとしてミッドセンチュリー期にブラッシュアップされた造形かと思います。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



また前述の通り、本作にはホールマークの刻印もなく、その制作背景や作者等を特定することはできませんが、ナバホの伝説的な名工【Tom Burnside】トム・バーンサイド(1917-1957)や、ナバホギルドの代表を務めた大巨匠である【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)等の作品が想起されます。


シンプルだからこそ作者の造形センスや卓越したシルバーワークの技術力が感じられるブレスレットです。
また滑らかなシルバーの肌は、ヤスリによる丁寧な削り作業や仕上げの研磨によるものであり、エッジーな表情や独特な上質感を生み出しています。


さらに本作の、極限まで無駄を削ぎ落としたミニマルな造形は、現代に全く同じデザインが継承されていても不思議ではないキャストデザインですが、同じデザインを持つ作品は発見されておらず、類似作品に出合う事も不可能に近いと推測されるブレスレットです。

まるで時計の様にも見えるデザインですが、フェイスの無い時計というエモーショナルで現代アートの様な印象も受ける造形も唯一無二な魅力をより高めているようです。


またワイドな幅のバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は派手な存在感を与えず、シンプルながら重厚な造りは武骨な印象を作ります。
さらにプレーンなシルバーは、着用している服の色やその場の環境、そして周辺の景色を映し出し、多くのスタイリングに自然に馴染みフィットさせる事が出来る汎用性を持つバングルです。


ナバホジュエリーらしい威厳のある表情も持ち、アーカイブとしての価値も非常に高い作品。立体的で重厚な造りとクラシックな印象も大変魅力的であり、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
僅かなクスミや直線の線キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感をほとんど感じさせずダメージやリペアの跡等の無い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約61.2㎜    正面幅(高さ) 約24.6㎜
内周 約143㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、M~XLサイズ以下の男性、XL以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver    約53.1g