ITEM CODE:
JRZ017372

Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~

Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
31,900 円(税込)
31,900 円(税込)
Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
  • Old Zuni 『Desert Rose』 Multi-Stone Inlay Ring c.1975~
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C_QU7I8vY8d/
【ZUNI】ズ二のオールドジュエリー、『Desert Rose/砂漠のバラ』をモチーフとし、黒~チャコールグレーを基調とした花弁がとても独創的なオールド/ビンテージリングです。

可憐で愛らしいフローラルデザインですが【Fire Agate/ファイヤーアゲート】かと推測されるダークトーンの石によって、妖しくエレガントな印象を持った作品となっています。


ズニジュエリーのオーセンティックな造形スタイルの一つであり、ズニ族はファミリーで伝統技術やデザイン/造形を代々継承している為、正確な制作時期を特定するのは困難ですが、本作は細部のディテールや素材等から、おそらく1970年代後半~1990年代頃に作られた作品と推測されます。

全ての工程がハンドメイドによる細かなシルバーワークで構成されており、精巧なシルバーワークをベースとして緻密なストーンインレイで形作られたリングとなっています。


シャンクは、ハーフラウンドワイヤー(断面が半円形)をベースにしており、フェイスの両サイド部分はハンマーワークによってフラットに叩き鞣されています。
それにより、しっかりとした強度やフロントに向けて自然な流れを作り出しています。

そして、フェイスは可憐な印象を持ったデザートローズで構成されています。
そのデザートローズは、中央にターコイズがインレイされ、花弁にはマットな質感と黒に近いトーンが特徴的な石のインレイによって構成されています。

実物の花弁にも近いマットな表情と、黒っぽい色調の中に入る複雑なグラデーションや僅かなイリデッセンス効果/遊色効果(光の分散により、虹の様な多色の色彩を示す効果)により、奥ゆかしくも妖しい光が感じられます。

さらに、花の外側6か所には小さなシルバーボールが施され、インディアンジュエリーらしい表情が与えられているようです。



花弁部分にインレイされている石につきましては、その色調等から【Fire Agate/ファイヤーアゲート】が強く想起されますが、明確には不明となっております。

アンモライトやシュンガイト、オブシディアン等でも近い石が見られますが、マットな仕上げや光を吸収する暗いトーン等、インディアンジュエリーにおいて殆ど類を見ないマテリアルとなっています。



本作の様なデザートローズ/砂漠のバラをモチーフとした作品は、その発祥は不明ながらズニの名工【Anselm Wallace】アンセルム・ウォレスやそのご子息の【Sonny Wallace】ソニー・ウォレス等が古くから制作していたスタイルです。

現在は、両氏とも亡くなられている為、Wallaceファミリー特有の左右非対称で独特な表情を持ったデザートローズは作られていないと思われますが、モチーフとしは1990年代以降にも受け継がれています。

本作では、AnselmやSonny Wallaceによる作品の様な有機的な曲線を持つフォルムや、フェイス自体に与えられた僅かな曲面が特徴的です。

またフェイスの内側には作者のホールマーク(サイン)と思われる文字がスクラッチにより刻まれていますが、残念ながら作者を特定することは出来ません。



【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。

ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。

【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。


また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。





伝統的でオーセンティックな造形の作品ですが、そのマテリアルや美しいフォルムにより現在でも新鮮な印象を受ける作品となっています。

強い存在感を示すボリューム感も特徴的ですが、その落ち着いた色調やマットな表情により、ナチュラルかつ上品に手に映えるリング。またそれは、多くの季節・シーンに馴染みやすく、大人向けであり日常のコーディネイトにさり気なく取り入れて頂けるジュエリーとなっています。

サイズ・デザイン共に女性に向いた作品となっており、可憐で美しい印象と天然素材の持つ素朴でアーシーな魅力を兼ね備えています。


ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があり、遊び心を感じる動植物等の自然をメインとした色々なモチーフの図案化は、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることが出来ると思われます。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミや小キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラはありますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。

石はマットな質感となっていますがダメージは無く、元々艶を抑えた仕上げであった事が推測されます。
【ZUNI】ズ二のオールドジュエリー、『Desert Rose/砂漠のバラ』をモチーフとし、黒~チャコールグレーを基調とした花弁がとても独創的なオールド/ビンテージリングです。

可憐で愛らしいフローラルデザインですが【Fire Agate/ファイヤーアゲート】かと推測されるダークトーンの石によって、妖しくエレガントな印象を持った作品となっています。


ズニジュエリーのオーセンティックな造形スタイルの一つであり、ズニ族はファミリーで伝統技術やデザイン/造形を代々継承している為、正確な制作時期を特定するのは困難ですが、本作は細部のディテールや素材等から、おそらく1970年代後半~1990年代頃に作られた作品と推測されます。

全ての工程がハンドメイドによる細かなシルバーワークで構成されており、精巧なシルバーワークをベースとして緻密なストーンインレイで形作られたリングとなっています。


シャンクは、ハーフラウンドワイヤー(断面が半円形)をベースにしており、フェイスの両サイド部分はハンマーワークによってフラットに叩き鞣されています。
それにより、しっかりとした強度やフロントに向けて自然な流れを作り出しています。

そして、フェイスは可憐な印象を持ったデザートローズで構成されています。
そのデザートローズは、中央にターコイズがインレイされ、花弁にはマットな質感と黒に近いトーンが特徴的な石のインレイによって構成されています。

実物の花弁にも近いマットな表情と、黒っぽい色調の中に入る複雑なグラデーションや僅かなイリデッセンス効果/遊色効果(光の分散により、虹の様な多色の色彩を示す効果)により、奥ゆかしくも妖しい光が感じられます。

さらに、花の外側6か所には小さなシルバーボールが施され、インディアンジュエリーらしい表情が与えられているようです。



花弁部分にインレイされている石につきましては、その色調等から【Fire Agate/ファイヤーアゲート】が強く想起されますが、明確には不明となっております。

アンモライトやシュンガイト、オブシディアン等でも近い石が見られますが、マットな仕上げや光を吸収する暗いトーン等、インディアンジュエリーにおいて殆ど類を見ないマテリアルとなっています。



本作の様なデザートローズ/砂漠のバラをモチーフとした作品は、その発祥は不明ながらズニの名工【Anselm Wallace】アンセルム・ウォレスやそのご子息の【Sonny Wallace】ソニー・ウォレス等が古くから制作していたスタイルです。

現在は、両氏とも亡くなられている為、Wallaceファミリー特有の左右非対称で独特な表情を持ったデザートローズは作られていないと思われますが、モチーフとしは1990年代以降にも受け継がれています。

本作では、AnselmやSonny Wallaceによる作品の様な有機的な曲線を持つフォルムや、フェイス自体に与えられた僅かな曲面が特徴的です。

またフェイスの内側には作者のホールマーク(サイン)と思われる文字がスクラッチにより刻まれていますが、残念ながら作者を特定することは出来ません。



【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。

ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。

【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。


また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。





伝統的でオーセンティックな造形の作品ですが、そのマテリアルや美しいフォルムにより現在でも新鮮な印象を受ける作品となっています。

強い存在感を示すボリューム感も特徴的ですが、その落ち着いた色調やマットな表情により、ナチュラルかつ上品に手に映えるリング。またそれは、多くの季節・シーンに馴染みやすく、大人向けであり日常のコーディネイトにさり気なく取り入れて頂けるジュエリーとなっています。

サイズ・デザイン共に女性に向いた作品となっており、可憐で美しい印象と天然素材の持つ素朴でアーシーな魅力を兼ね備えています。


ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があり、遊び心を感じる動植物等の自然をメインとした色々なモチーフの図案化は、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることが出来ると思われます。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミや小キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラはありますが、目立ったダメージの無い良好な状態を保っています。

石はマットな質感となっていますがダメージは無く、元々艶を抑えた仕上げであった事が推測されます。
Size

日本規格 約 13.5~14号   円周 約 54.0㎜   us 7
正面幅 約 27.7㎜

Material

Silver, probably Fire Agate, Turquoise