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JNO008378

Attr.to【NAVAJO GUILD】"Horned Moon"Figure Top Necklace c.1950

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39,600 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C6BsS73PnYY/
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、サンドキャストにより成形された愛らしいモチーフのトップが非常に魅力的なアンティーク/ビンテージネックレスです。

『マスターオブスカイ』とも呼ばれ、空を司る精霊である【Horned Moon/ホーンドムーン】(角の生えた月)というモチーフや、仕上げのとても綺麗なシルバーワークの特徴等から、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』で制作されたものと推定可能なトップとなっています。

ホーンドムーンはナバホギルドの象徴であり、1943年に商標登録も行っており、ホールマーク(作者やショップなどのサイン)が刻印されていませんが、同組織のホールマークのモチーフそのものがジュエリーデザインとなった作品です。


1940年代~1960年代頃に作られた作品と思われ、素朴でプリミティブな技術で形作られたピースながらNAVAJO GUILD/ナバホギルドらしい美意識と裏側の仕上げ等の細部には高い完成度を感じさせます。

またその創造性豊かなデザインや、クリーンで完成された造形美が与えられており、精霊の可愛い印象だけでなく神秘的な雰囲気や根源的な美しさを持つトップ。それは、丁寧に削り出されたエッジやシンプルながら洗練された造形美が生み出しいるようで、その上質感や重厚な雰囲気も特徴的な作品です。


本作の様なサンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれています。

しかしながら、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。ナバホギルドでも同じデザインの作品はある程度作られていますが、本作を含め量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、個々に微妙に異なったサイズや造形を持ち、それぞれに作者のオリジナリティーを感じさせます。


付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚なシルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージジュエリーによく馴染む表情になっています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。
そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に本作のモチーフである【Horned Moon/ホーンドムーン】をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作ではホールマークの刻印がなく、正確な作者や制作時期のの特定が出来ませんが、ナバホギルドらしいミニマルな造形と、どこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気を帯びた作品です。

またそれは【NAVAJO GUILD】ナバホギルドが重要視した、伝統的な製法やデザインを重視しながらも高い完成度を実現するという理念・思想が具現化されたピースである事を示しているようです。


当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。

また、程よいボリューム感や石のマウントされていないソリッドな表情により、性別やスタイルを問わずフィットする高い汎用性を持つネックレスです。
多くのスタイルに馴染みやすく、日常の装いにさり気ないアクセントとして、さらに精霊を身に付けるという心地良さも体感できるかも知れません。


ホーンドムーンは無表情に描かれる事が多い精霊ですが、スマイリーで優し気な表情が大変愛らしく、キャッチーなデザインながらとてもコレクタブルなピース。トレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用感を感じさせないとても良好な状態を保っています。

シルバーチェーンは新品・未使用の新しいチェーンとなります。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、サンドキャストにより成形された愛らしいモチーフのトップが非常に魅力的なアンティーク/ビンテージネックレスです。

『マスターオブスカイ』とも呼ばれ、空を司る精霊である【Horned Moon/ホーンドムーン】(角の生えた月)というモチーフや、仕上げのとても綺麗なシルバーワークの特徴等から、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)=通称『ナバホギルド』で制作されたものと推定可能なトップとなっています。

ホーンドムーンはナバホギルドの象徴であり、1943年に商標登録も行っており、ホールマーク(作者やショップなどのサイン)が刻印されていませんが、同組織のホールマークのモチーフそのものがジュエリーデザインとなった作品です。


1940年代~1960年代頃に作られた作品と思われ、素朴でプリミティブな技術で形作られたピースながらNAVAJO GUILD/ナバホギルドらしい美意識と裏側の仕上げ等の細部には高い完成度を感じさせます。

またその創造性豊かなデザインや、クリーンで完成された造形美が与えられており、精霊の可愛い印象だけでなく神秘的な雰囲気や根源的な美しさを持つトップ。それは、丁寧に削り出されたエッジやシンプルながら洗練された造形美が生み出しいるようで、その上質感や重厚な雰囲気も特徴的な作品です。


本作の様なサンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれています。

しかしながら、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。ナバホギルドでも同じデザインの作品はある程度作られていますが、本作を含め量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、個々に微妙に異なったサイズや造形を持ち、それぞれに作者のオリジナリティーを感じさせます。


付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚なシルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージジュエリーによく馴染む表情になっています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。
そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に本作のモチーフである【Horned Moon/ホーンドムーン】をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作ではホールマークの刻印がなく、正確な作者や制作時期のの特定が出来ませんが、ナバホギルドらしいミニマルな造形と、どこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気を帯びた作品です。

またそれは【NAVAJO GUILD】ナバホギルドが重要視した、伝統的な製法やデザインを重視しながらも高い完成度を実現するという理念・思想が具現化されたピースである事を示しているようです。


当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。

また、程よいボリューム感や石のマウントされていないソリッドな表情により、性別やスタイルを問わずフィットする高い汎用性を持つネックレスです。
多くのスタイルに馴染みやすく、日常の装いにさり気ないアクセントとして、さらに精霊を身に付けるという心地良さも体感できるかも知れません。


ホーンドムーンは無表情に描かれる事が多い精霊ですが、スマイリーで優し気な表情が大変愛らしく、キャッチーなデザインながらとてもコレクタブルなピース。トレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用感を感じさせないとても良好な状態を保っています。

シルバーチェーンは新品・未使用の新しいチェーンとなります。
Size

トップ 縦 約5.0㎝(バチカン含む)   横 約3.3㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程

Material

Silver